有価証券報告書-第93期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、技術に立脚し社会が求める優れた商品及びサービスを提供することにより、全てのステークホルダーの繁栄並びに経済・社会の発展に貢献すること、及び常に技術の研究開発に努め、グローバル化の時代に即した国際競争力のある企業体質を涵養し、世界の企業として発展することを経営の基本方針としております。
また、東京証券取引所が定めるコーポレートガバナンス・コードへの対応に伴い、更なる持続的な成長と企業価値の向上を目指して全ステークホルダーとの協働を可能とするための行動基準を策定し実践しており、内部統制の強化、内部監査機能の充実により法令遵守の徹底に努めております。
(2)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題等
1.2030年に向けた長期経営計画「KAJI 2030VISION」
当社は、当社の強みと、社会、事業環境の変化を照らし合わせて2030年に向けた長期経営計画として「KAJI 2030VISION」を策定し、以下の<2030年のありたい姿><基本方針>を定めております。
<2030年のありたい姿>超高圧技術でカーボンニュートラル社会の実現に貢献する
「モノづくり」&「ソリューションサービス」企業
<基本方針>① 当社の強みである超高圧技術を使ってカーボンニュートラル社会の実現に要求される製品を開発し、新しい市場において先行して商品化を進め超高圧圧縮技術で常に市場をリードしていく。
② 既存事業のQCD強化により製品競争力を高め事業を拡大する。
③ Lifecycle Solution Service型ビジネスを志向したアフターサービスの拡大により収益力を向上する。
④ 超高圧圧縮技術で、海外市場においても存在感を示す企業となる。
2.前中期経営計画(2023年度~2025年度)の振り返り
当社は、中長期的・持続的成長を実現するため、2023年4月より3ヵ年の中期経営計画(以下「23中計」)を遂行しており、企業理念に則り、前述した「KAJI 2030VISION」の4つの<基本方針>のもと様々な施策を実施してまいりました。
FCV(燃料電池自動車)用水素ステーション向け超高圧圧縮機については、2014年に市場投入後、順調に販売台数を伸ばし水素ステーション用圧縮機メーカーとして国内トップを走っており、水素をはじめとするカーボンニュートラル市場における超高圧圧縮機メーカーとして「加地テック」のブランド力を高めることができました。また、アフターサービスは、積極的な営業活動推進により順調に業績拡大を進め計画を上回る受注・売上を達成することができました。
23中計策定時には想定していなかった水素ステーションの普及の遅れ等の一方でアフターサービスが近年伸長していることなどにより、最終年度である2025年度計画は売上高目標、利益目標ともに達成することができました。
3.新中期経営計画(2026年度~2028年度)の策定
当社は、厳しさを増す現在の経済環境に柔軟に対応し、中長期的・持続的成長を実現するため、2026年度から2028年度までの3ヵ年の中期経営計画(「2026 中期経営計画」、以下「26中計」)を策定しました。26中計は、2022年6月に定めた「KAJI 2030VISION」実現に向けた第二ステップとして、「KAJI 2030VISION」で定めた<基本方針>に沿って策定された以下に掲げる戦略を着実に実行し、経営目標を達成してまいります。
(1) 26中計の位置付け
次期3ヵ年は、製造業としての強固な事業基盤づくりに集中し、「KAJI 2030VISION」達成へ向けた基礎体力をつける期間として位置付けます。
(2) 26中計戦略(三本の矢)
次期3ヵ年は、3つの「化」(=トランスフォーメーション)を目指し、9つの主要課題を着実に実行してまいります。
(3) 経営数値計画
「26中計」の最終年度である2028年度の数値計画として、次の目標を設定します。
水素社会を目指す動きに遅れが見られることから、26中計期間中の本体売上の伸長は望めないと想定されるため、アフターサービスを伸ばし利益の積み上げを行い、「KAJI 2030VISION」における営業利益目標11億円の2年前倒しでの達成を目指します。
なお、上記の計数目標は、現時点で入手可能な情報に基づき算出しており、実際の業績は今後様々な要因により異なる可能性があります。
(4) 配当方針
「26中計」の最終年度である2028年度の配当性向を20%とする目標を設定します。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、技術に立脚し社会が求める優れた商品及びサービスを提供することにより、全てのステークホルダーの繁栄並びに経済・社会の発展に貢献すること、及び常に技術の研究開発に努め、グローバル化の時代に即した国際競争力のある企業体質を涵養し、世界の企業として発展することを経営の基本方針としております。
また、東京証券取引所が定めるコーポレートガバナンス・コードへの対応に伴い、更なる持続的な成長と企業価値の向上を目指して全ステークホルダーとの協働を可能とするための行動基準を策定し実践しており、内部統制の強化、内部監査機能の充実により法令遵守の徹底に努めております。
(2)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題等
1.2030年に向けた長期経営計画「KAJI 2030VISION」
当社は、当社の強みと、社会、事業環境の変化を照らし合わせて2030年に向けた長期経営計画として「KAJI 2030VISION」を策定し、以下の<2030年のありたい姿><基本方針>を定めております。
<2030年のありたい姿>超高圧技術でカーボンニュートラル社会の実現に貢献する
「モノづくり」&「ソリューションサービス」企業
<基本方針>① 当社の強みである超高圧技術を使ってカーボンニュートラル社会の実現に要求される製品を開発し、新しい市場において先行して商品化を進め超高圧圧縮技術で常に市場をリードしていく。
② 既存事業のQCD強化により製品競争力を高め事業を拡大する。
③ Lifecycle Solution Service型ビジネスを志向したアフターサービスの拡大により収益力を向上する。
④ 超高圧圧縮技術で、海外市場においても存在感を示す企業となる。
2.前中期経営計画(2023年度~2025年度)の振り返り
当社は、中長期的・持続的成長を実現するため、2023年4月より3ヵ年の中期経営計画(以下「23中計」)を遂行しており、企業理念に則り、前述した「KAJI 2030VISION」の4つの<基本方針>のもと様々な施策を実施してまいりました。
FCV(燃料電池自動車)用水素ステーション向け超高圧圧縮機については、2014年に市場投入後、順調に販売台数を伸ばし水素ステーション用圧縮機メーカーとして国内トップを走っており、水素をはじめとするカーボンニュートラル市場における超高圧圧縮機メーカーとして「加地テック」のブランド力を高めることができました。また、アフターサービスは、積極的な営業活動推進により順調に業績拡大を進め計画を上回る受注・売上を達成することができました。
23中計策定時には想定していなかった水素ステーションの普及の遅れ等の一方でアフターサービスが近年伸長していることなどにより、最終年度である2025年度計画は売上高目標、利益目標ともに達成することができました。
| 23中計数値計画 (2025年度) ※2023年4月開示 | 25短計数値計画 (2025年度) ※2025年4月開示 | 2025年度実績 | |
| 売上高 | 75億円 | 71億円 | 77億円 |
| 営業利益 | 6.5億円 | 6.8億円 | 9.2億円 |
| 純利益 | 4.5億円 | 5.1億円 | 7.2億円 |
3.新中期経営計画(2026年度~2028年度)の策定
当社は、厳しさを増す現在の経済環境に柔軟に対応し、中長期的・持続的成長を実現するため、2026年度から2028年度までの3ヵ年の中期経営計画(「2026 中期経営計画」、以下「26中計」)を策定しました。26中計は、2022年6月に定めた「KAJI 2030VISION」実現に向けた第二ステップとして、「KAJI 2030VISION」で定めた<基本方針>に沿って策定された以下に掲げる戦略を着実に実行し、経営目標を達成してまいります。
(1) 26中計の位置付け
次期3ヵ年は、製造業としての強固な事業基盤づくりに集中し、「KAJI 2030VISION」達成へ向けた基礎体力をつける期間として位置付けます。
(2) 26中計戦略(三本の矢)
次期3ヵ年は、3つの「化」(=トランスフォーメーション)を目指し、9つの主要課題を着実に実行してまいります。
| <第一の矢 稼ぐ力の“最大化”>※最も注力する領域 |
| 戦略① 収益源であるAS(アフターサービス)への重点強化 ・顧客対応力強化によるAS拡大とASを起点とした循環型ビジネスの確立 |
| 戦略② 品質プロセス改革 ・顧客視点、責任体制、仕組み、スキルの観点から品質問題をミニマム化 |
| 戦略③ コスト力強化 ・設計段階からコストを創り込み、生産でミニマムコストなサプライチェーンを構築 |
| <第二の矢 圧縮機事業の“次世代化”> |
| 戦略① 水素領域のブランド化 ・製品ラインナップ拡充によりブランドを強化し、長期的には圧縮機全体でのブランド化につなげる |
| 戦略② 高効率化開発の推進 ・顧客の価値基準に応じた最適な組合せ提案を可能にするモジュール体系を構築 |
| 戦略③ 新市場開発 ・カーボンニュートラル関連市場の拡大をメインに、プラントとインフラ用途に重点を置いた 海外市場開拓 |
| <第三の矢 経営基盤の“進化”> |
| 戦略① DXによる生産性革新 ・全社視点のDX戦略策定と「稼ぐ力の最大化」の生産性向上にフォーカスした展開 |
| 戦略② 組織風土改革 ・組織に“ゆらぎ”を与え、人的資本投資を強化することで、企業風土を改革 |
| 戦略③ 資本効率経営の推進 ・資本コストや株価を意識した経営を推進し、社会から継続的に評価される企業へ |
(3) 経営数値計画
「26中計」の最終年度である2028年度の数値計画として、次の目標を設定します。
水素社会を目指す動きに遅れが見られることから、26中計期間中の本体売上の伸長は望めないと想定されるため、アフターサービスを伸ばし利益の積み上げを行い、「KAJI 2030VISION」における営業利益目標11億円の2年前倒しでの達成を目指します。
| 経営指標 | 2028年度 |
| 売上高 | 78億円 |
| 営業利益 | 11億円 |
| (営業利益率 14%) | |
| 純利益 | 7.8億円 |
| ROE | 8.0% |
なお、上記の計数目標は、現時点で入手可能な情報に基づき算出しており、実際の業績は今後様々な要因により異なる可能性があります。
(4) 配当方針
「26中計」の最終年度である2028年度の配当性向を20%とする目標を設定します。