有価証券報告書-第159期(2023/01/01-2023/12/31)

【提出】
2024/03/28 17:12
【資料】
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【項目】
151項目
5.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。なお、事業セグメントの集約は行っていません。
当社グループは、対面市場を軸に「建築・産業」、「エネルギー」、「インフラ」、「環境」、「精密・電子」の5カンパニー制により事業を展開しています。
従って、当社グループは、上記の対面市場別の製品・サービスから構成される「建築・産業」、「エネルギー」、「インフラ」、「環境」及び「精密・電子」の5つを報告セグメントとしています。
なお、第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの区分を変更しています。当社グループは、2020年2月に発表した長期ビジョン「E-Vision2030」において、マーケットインの視点で社会課題を的確に捉え、その課題解決に貢献することで成長していくことを基本方針の一つとして掲げています。2023年12月期よりスタートした3年間の中期経営計画「E-Plan2025」において、対面市場別5カンパニー制へと組織改変を行うにあたり、従来の製品軸のセグメントから対面市場軸のセグメントへと事業セグメントを変更することとしました。これに伴い、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて表示しています。
各報告セグメントに属する主要な対面市場及び製品・サービスは次のとおりです。
報告セグメント主な対面市場主な製品・サービス
建築・産業建築設備、産業設備標準ポンプ(陸上ポンプ、水中ポンプ、給水ポンプ)、冷熱機械、送風機
エネルギー石油・ガス、電力、新エネルギーカスタムポンプ(ボイラ給水ポンプ)、コンプレッサ、タービン
インフラ水インフラカスタムポンプ(農業用ポンプ、排水ポンプ、上下水道ポンプ)、トンネル用送風機
環境固形廃棄物処理都市ごみ焼却プラント、産業廃棄物焼却プラント
精密・電子半導体製造真空ポンプ、CMP装置、めっき装置、排ガス処理装置


(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要性がある会計方針」における記載と同一です。また、報告セグメントの利益は、当社グループの会計方針と同様の方針によるものであり、営業利益ベースの数値です。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
(単位:百万円)
セグメントその他
(注)1
合計調整額
(注)2,3
連結財務諸表計上額
(注)4
建築・
産業
エネルギーインフラ環境精密・
電子
合計
売上収益
外部顧客への
売上収益
193,529143,60546,25873,738222,259679,3911,478680,870-680,870
セグメント間の
内部売上収益
又は振替高
554763410277752,2873,062△3,062-
194,083143,68146,29373,841222,267680,1673,765683,933△3,062680,870
セグメント利益
又は損失
11,40116,9363,9243,66936,18372,114△1,21670,898△32570,572
金融収益957
金融費用2,762
持分法による
投資損益
714
税引前利益69,481
その他の項目
減価償却費
及び償却費
6,1124,4701,3808437,38520,1933,92024,113△4524,067
減損損失1,5060503061,819291,848△01,848
資本的支出6,5532,6661,8472,0136,32819,4108,29027,700△10327,597
持分法適用会社
への投資額
---7,153-7,153-7,153-7,153

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ビジネスサポートサービス等を含んでいます。
2.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去です。
3.その他の項目の調整額は、セグメント間取引消去です。
4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
(単位:百万円)
セグメントその他
(注)1
合計調整額
(注)2,3
連結財務諸表計上額
(注)4
建築・
産業
エネルギーインフラ環境精密・
電子
合計
売上収益
外部顧客への
売上収益
222,181167,22950,17871,540246,998758,1281,199759,328-759,328
セグメント間の
内部売上収益
又は振替高
1,235424409721,7998262,625△2,625-
223,417167,65350,21871,638247,000759,9272,026761,954△2,625759,328
セグメント利益
又は損失
15,73722,3474,6046,93338,28587,907△93386,974△94986,025
金融収益1,643
金融費用4,361
持分法による
投資損益
1,425
税引前利益84,733
その他の項目
減価償却費
及び償却費
6,7314,9809447707,65621,0835,56326,646△5626,590
減損損失1,4403240121,4986452,144△02,143
資本的支出9,5126,5135642,74812,23331,5729,34440,916△21640,699
持分法適用会社
への投資額
---7,192-7,192-7,192-7,192

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ビジネスサポートサービス等を含んでいます。
2.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去です。
3.その他の項目の調整額は、セグメント間取引消去です。
4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
(3) 製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しています。
(4) 地域別情報
外部顧客への売上収益の地域別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2022年1月1日
至 2022年12月31日)
当連結会計年度
(自 2023年1月1日
至 2023年12月31日)
日本253,821271,301
中国110,301131,892
アジアその他137,170139,700
北米57,68880,922
その他121,888135,512
合計680,870759,328

(注)1.売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1) アジアその他 台湾、韓国
(2) 北米 米国、カナダ
(3) その他の地域 サウジアラビア、ブラジル
非流動資産(金融商品、繰延税金資産、退職給付に係る資産等を除く)の地域別内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
(2022年12月31日)
当連結会計年度末
(2023年12月31日)
日本125,127132,010
中国11,50513,790
アジアその他8,43512,267
米国26,54227,456
その他37,43840,738
合計209,049226,264

(注)1.非流動資産は所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1) アジアその他 韓国、台湾
(2) その他の地域 カナダ、トルコ
(5) 主要な顧客に関する情報
売上収益の10%以上を占める単一の外部顧客との取引はありません。