わが国経済は、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで個人消費や設備投資を中心に持ち直しの動きが続きましたが、原材料やエネルギー価格の高騰、急激な為替の変動、世界経済の減速などから回復のペースは緩やかなものにとどまり、依然として予断を許さない状況が続きました。
このような中で、当第3四半期連結累計期間における受注額は、大型案件の受注が少なかった国内民需部門が減少しましたが、官需部門が昨年度に引き続き堅調な受注を維持し、海外部門も前年同期から増加したことから16,113百万円(前年同期比102.1%)となりました。売上高については、官需部門を中心に前年度からの受注残があり、工程を計画的に進めることができたことで、13,654百万円(前年同期比112.3%)と前年同期に比べて増加しました。利益については、営業利益616百万円(前年同期比216.9%)、経常利益727百万円(前年同期比177.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益513百万円(前年同期比163.1%)となりました。
当社グループの売上高は、公共事業物件の割合が高いため連結会計年度末に集中する傾向があり、四半期別の業績には季節的変動があります。
2023/02/14 15:06