有価証券報告書-第165期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/22 15:33
【資料】
PDFをみる
【項目】
164項目
18.退職後給付
(1) 確定給付制度
① 日本
当社及び一部の国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の退職給付制度及び確定拠出制度を採用しています。また、役員・幹部社員等に株式報酬制度を設けているほか、退職給付信託を設定しています。なお、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付制度債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。
また、将来の退職給付に備えることを目的として退職給付信託を設定していますが、近年、退職給付信託を含む制度資産が退職給付債務に対して大幅な積立超過の状況にあり、今後もその状況が継続することが見込まれたため、前連結会計年度において退職給付信託の一部返還を受けました。
② 英国
英国の連結子会社では、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型及び確定拠出型の退職給付制度を採用しています。なお、2003年以降に入社した社員は確定拠出制度に加入しており、確定給付型への新規加入を停止しました。さらに、確定給付型については、将来積立てを要するさらなる給付の発生が生じないよう2016年12月末に制度の凍結を実施し、当該制度加入者に対して確定拠出型への移行スキームを提供しました。
2024年3月に退職給付制度バイイン(Buy-in)を実施しました。取引の実施に際して、保有していた制度資産を保険会社に対して拠出し、保険会社との間で、将来にわたって当該制度加入者への給付に相当する金額の受領を保証する保険契約を締結しました。前連結会計年度及び当連結会計年度における退職給付制度バイインに係る制度資産の残高は、それぞれ46,261百万円及び49,707百万円です。
また、2025年12月に、退職給付制度バイアウト(Buy-out)及び残余資産の分配(Wind-up)を実施することを決議しました。退職給付制度バイアウトの実施は2027年3月期を予定しています。
③ その他
主として米国及びその他アジアを含む一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の退職給付制度及び退職後医療給付制度を採用しています。米国における退職後医療給付制度は、退職給付と類似の性格であることから、退職給付に係る負債に含めて表示しています。
連結財務諸表上で認識した金額は次のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
日本英国その他合計
確定給付制度債務の現在価値97,89547,65111,263156,810
制度資産の公正価値△148,800△46,895△6,306△202,002
合計△50,9057554,957△45,192
連結財政状態計算書に計上された負債と資産の純額△50,9057554,957△45,192

当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
日本英国その他合計
確定給付制度債務の現在価値94,32750,00912,320156,657
制度資産の公正価値△162,411△49,949△7,079△219,439
アセット・シーリングによる調整額50,572--50,572
合計△17,511605,241△12,209
連結財政状態計算書に計上された負債と資産の純額△17,511605,241△12,209


確定給付制度債務の現在価値の変動は次のとおりです。
(単位:百万円)
日本英国その他合計
2024年4月1日
確定給付制度債務の現在価値
109,31753,78310,753173,854
当期勤務費用4,255-7174,972
利息費用1,6772,5485344,760
確定給付負債(資産)の純額の再測定
人口統計上の仮定の変化による数理計算上の差異-4△112△108
財務上の仮定の変化による数理計算上の差異△8,272△6,099669△13,702
退職給付の支払額△5,904△3,456△565△9,925
過去勤務費用--△64△64
連結範囲の異動による変動△256-△6△263
転籍による減少△2,939--△2,939
外貨換算差額等18871△662228
2025年3月31日
確定給付制度債務の現在価値
97,89547,65111,263156,810
当期勤務費用3,963-8364,799
利息費用2,2892,7835655,638
確定給付負債(資産)の純額の再測定
人口統計上の仮定の変化による数理計算上の差異308705△63950
財務上の仮定の変化による数理計算上の差異△11,917△1,980△421△14,318
退職給付の支払額△8,094△3,316△830△12,241
清算に伴う変動--△1△1
連結範囲の異動による変動9,479-3769,856
外貨換算差額等4024,1665945,162
2026年3月31日
確定給付制度債務の現在価値
94,32750,00912,320156,657

(注) 当連結会計年度の「連結範囲の異動による変動」は、第165期(2026年3月期)中間連結会計期間よりNS&C及びその子会社が当社の連結子会社となったことによるものです。
当連結会計年度末の確定給付制度債務の加重平均デュレーションは次のとおりです。
日本英国その他
加重平均デュレーション11117-9年


制度資産の公正価値の変動は次のとおりです。
(単位:百万円)
日本英国その他合計
2024年4月1日
制度資産の公正価値
221,89253,4606,508281,861
利息収益1,5982,5323254,457
制度資産に係る収益△1,456△6,574△75△8,106
事業主からの拠出額2,4833835413,409
退職給付の支払額△3,595△3,456△347△7,400
連結範囲の異動による変動△127△312-△439
転籍による減少△1,996--△1,996
事業主への返還額△70,000--△70,000
外貨換算差額等-861△644216
2025年3月31日
制度資産の公正価値
148,80046,8956,306202,002
利息収益3,6022,7382826,624
制度資産に係る収益2,385△624△311,730
事業主からの拠出額2,6134019273,942
退職給付の支払額△4,663△3,316△580△8,560
連結範囲の異動による変動9,672--9,672
外貨換算差額等-3,8541744,028
2026年3月31日
制度資産の公正価値
162,41149,9497,079219,439

(注) 当連結会計年度の「連結範囲の異動による変動」は、第165期(2026年3月期)中間連結会計期間よりNS&C及びその子会社が当社の連結子会社となったことによるものです。
アセット・シーリングによる調整額の変動は次のとおりです。
(単位:百万円)
日本英国その他合計
2025年4月1日残高----
再測定:
制度資産の純額を
資産上限額に制限していることの影響
50,572--50,572
2026年3月31日残高50,572--50,572

(注) 将来掛金が減額されないまたは将来掛金が返還されないために経済的便益が利用できないことから、当社の年金制度の一部に未認識の積立超過額が発生しています。
当社グループは、2027年3月期に、3,289百万円の掛け金を拠出する予定です。
制度資産は、将来にわたり年金給付等の支払を確実に行うため、許容されるリスクのもとで必要とされる収益を長期的に確保することを目的として運用しています。運用にあたっては、投資対象資産のリスク及びリターンを考慮した上で資産構成の基本方針を策定し、これに沿った投資を実行しており、運用状況を定期的にモニタリングすることにより適切に管理しています。また資産構成の基本方針は、市場環境の変化や積立状況の変化に対応するため、定期的に見直しを行っています。
制度資産の構成項目は次のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
日本英国その他
活発な市場における
公表価格が
あるもの
活発な市場における
公表価格が
ないもの
活発な市場における
公表価格が
あるもの
活発な市場における
公表価格が
ないもの
活発な市場における
公表価格が
あるもの
活発な市場における
公表価格が
ないもの
株式20,474---179-
債券51,094---4,555-
その他49,70127,52963446,2611,572-
合計121,27027,52963446,2616,306-

当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
日本英国その他
活発な市場における
公表価格が
あるもの
活発な市場における
公表価格が
ないもの
活発な市場における
公表価格が
あるもの
活発な市場における
公表価格が
ないもの
活発な市場における
公表価格が
あるもの
活発な市場における
公表価格が
ないもの
株式27,725---1,063-
債券100,352---4,166-
その他2,55331,77924249,7071,848-
合計130,63131,77924249,7077,079-


重要な数理計算上の仮定は次のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
日本英国その他
割引率主として2.4%5.8%主として4.3-5.3%

当連結会計年度(2026年3月31日)
日本英国その他
割引率主として3.5%6.2%主として5.1-5.4%

報告期間の末日時点で、以下に示された割合で重要な数理計算上の仮定が変動した場合、確定給付制度債務の増減額は次のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
日本英国その他
割引率0.5%上昇△5,028△2,594△362
0.5%低下5,4472,853422

(注) 本分析は、他のすべての変数が一定であると仮定しています。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
日本英国その他
割引率0.5%上昇△4,248△2,615△358
0.5%低下4,5472,868413

(注) 本分析は、他のすべての変数が一定であると仮定しています。
(2) 確定拠出制度
確定拠出制度に関して前連結会計年度、及び当連結会計年度において費用として認識した金額は、それぞれ次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月 1日
至 2026年3月31日)
2,4632,897

(3) 従業員給付費用
前連結会計年度及び当連結会計年度における連結損益計算書(継続事業)の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に計上している従業員給付費用の合計金額は、それぞれ187,704百万円及び207,250百万円です。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。