有価証券報告書-第157期(2025/04/01-2026/03/31)

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2026/06/22 15:56
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188項目
注25.金融商品及び関連する開示
(1) 資本管理
当社は、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の資産、負債及び資本を維持することに加えて、事業活動における資本効率の最適化を図ることを重要な方針として資本を管理しています。
当社は資本管理において、親会社株主持分比率を重要な指標として用いており、継続的にモニタリングしています。前連結会計年度末及び当連結会計年度末における親会社株主持分比率は、それぞれ44.0%及び43.7%です。
なお、会社法等の一般的な規制を除き、当社が適用を受ける資本規制はありません。
(2) 財務上のリスク
当社は、国際的に事業活動を行っており、その過程において、常に市場リスク(主に為替リスク及び金利リスク)、信用リスク、流動性リスク等の様々なリスクに晒されています。当社ではこれらの財務上のリスクを回避もしくは低減するためにリスク管理を行っています。
① 為替リスク
当社及び子会社は、外国為替相場の変動リスクに晒されている金融資産及び金融負債を保有しており、外国為替相場の変動リスクをヘッジするために、先物為替予約契約あるいは通貨スワップ契約を利用しています。
売上及び仕入に係る為替変動リスクについては、毎月通貨毎に将来キャッシュ・フローを決済期日毎に測定し、この一定割合に対して主に先物為替予約契約を締結することにより、外貨建債権債務及び外貨建予定取引から発生する将来キャッシュ・フローを固定化しています。先物為替予約の期間は、概ね1年以内です。なお、当社及び子会社は、事業特性、収支構造、契約内容等を確認し、必要に応じて個別案件に適応した為替リスク管理方針を作成し、案件毎のリスク管理体制を整備した上でヘッジ取引を行っています。
また、外貨建の長期債務から生じる将来キャッシュ・フローを固定化するために負債元本の償還期限と同じ期限の通貨スワップ契約を締結しています。先物為替予約契約及び通貨スワップ契約とヘッジ対象とのヘッジ関係は高度に有効であり、ヘッジ対象外貨建資産・負債の為替相場の変動の影響を相殺しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において当社及び子会社が保有する外貨建金融商品につき、その他全ての変数を一定とすることを前提に、当社の機能通貨である日本円が1%円安となった場合の連結損益計算書上の税引前当期利益への影響額は、下記のとおりです。
(単位:百万円)
通貨前連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月 1日
至 2026年3月31日)
税引前当期利益への影響米ドル293167
ユーロ△34△10

② 金利リスク
当社及び一部の子会社は、主に長期債務に関連する金利変動リスクに晒されており、この変動の影響を最小化するため、主に金利スワップ契約を締結してキャッシュ・フローの変動リスクを管理しています。金利スワップ契約は主に受取変動・支払固定の契約であり、長期債務の変動金利支払分を受取り、固定金利を支払うことによって、変動金利の長期債務を固定金利の長期債務としています。
また、一部の金融子会社は、主に固定金利で資金調達を行い、変動金利での貸付等を行っているため金利変動リスクに晒されており、この変動の影響を最小化するため、主に金利スワップ契約を締結して公正価値の変動を管理しています。
金利スワップ契約とヘッジ対象とのヘッジ関係は高度に有効であり、金利変動リスクから生じるキャッシュ・フロー及び公正価値の変動の影響を相殺しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において当社及び子会社が保有する金融商品(償却原価で測定する金融資産及び金融負債、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債、並びにデリバティブ資産及び負債)につき、その他全ての変数を一定とすることを前提に、金利が1%上昇した場合の連結損益計算書上の税引前当期利益に与える影響額は、下記のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月 1日
至 2026年3月31日)
税引前当期利益への影響△1,61125

③ 信用リスク
当社及び子会社の営業活動から生じる売上債権及び契約資産並びにその他の債権は顧客の信用リスクに晒されています。また、余剰資金の運用のために保有している債券等及び政策的な目的のために保有している株式等は、発行体の信用リスクに晒されています。さらに市場リスクを軽減する目的で行うデリバティブ取引については、取引相手先である金融機関の信用リスクに晒されています。
顧客の信用リスクに対しては、取引対象商品及び取引先の財務状態や信用格付等により定期的に信用調査を行い、信用リスクに応じた取引限度額を設定しています。余剰資金については、安全性の高い債券等での資金運用に限定し、デリバティブ取引先については、格付の高い金融機関に限定して取引を行っています。
当社及び子会社は、世界各地で多業種にわたり事業を行っており、特定の地域や取引先に対する信用リスクの集中は発生していません。
前連結会計年度及び当連結会計年度の売上債権及び契約資産並びにその他の債権に係る貸倒引当金の増減内容と、貸倒引当金に対応する売上債権及び契約資産並びにその他の債権の総額での帳簿価額の増減内容は、下記のとおりです。なお、その他の債権には、主に未収入金並びにリース債権、短期貸付金、長期貸付金等の償却原価で測定される金融資産及び償却原価で測定する負債性証券が含まれます。
(単位:百万円)
売上債権及び契約資産貸倒引当金総額での帳簿価額
集合的評価個別的評価合計集合的評価個別的評価合計
2024年3月31日23,89291,462115,3543,014,456135,9423,150,398
期中増減(純額)12,359△2,04610,313340,380△2,637337,743
信用減損(a)△372372-△676676-
直接償却(b)△3,545△1,616△5,161△12,344△2,379△14,723
その他(c)4,66015,30919,969195,99120,609216,600
2025年3月31日36,994103,481140,4753,537,807152,2113,690,018
期中増減(純額)△6,318△1,326△7,644270,317△9,054261,263
信用減損(a)△2,8122,812-△3,2623,262-
直接償却(b)△1,070△11,659△12,729△11,659△12,074△23,733
その他(c)△6,33725,62019,283256,36442,772299,136
2026年3月31日20,457118,928139,3854,049,567177,1174,226,684

(単位:百万円)
その他の債権貸倒引当金総額での帳簿価額
集合的評価個別的評価合計集合的評価個別的評価合計
2024年3月31日3731,3361,709366,2352,405368,640
期中増減(純額)9904241,41425,52294326,465
信用減損(a)---△11-
直接償却(b)△101△416△517△928△423△1,351
その他(c)△4△11△15△6,036△31△6,067
2025年3月31日1,2581,3332,591384,7922,895387,687
期中増減(純額)△380△88△46882,81723983,056
信用減損(a)△4848-△118118-
直接償却(b)△25△274△299△241△281△522
その他(c)2511113614,37030614,676
2026年3月31日8301,1301,960481,6203,277484,897

(a)信用減損が生じた金融資産に関する貸倒引当金については、個別的評価により貸倒引当金を測定するため、集合的評価から振替えています。
(b)金融資産の全体又は一部分を回収するという合理的な予想を有していないと判断された場合、直接償却として認識を中止しています。
(c)主に連結範囲の異動、為替換算影響等が含まれています。
保有する担保を考慮に入れない場合の当社及び子会社の金融資産の信用リスクに係る最大エクスポージャーは、連結財政状態計算書に表示されている貸倒引当金控除後の帳簿価額です。また、貸出コミットメントの信用リスクに係る最大エクスポージャーは、注29.コミットメント及び偶発事象に記載している貸出コミットメントの総額であり、債務保証契約の信用リスクに係る最大エクスポージャーは、注29.コミットメント及び偶発事象に記載している債務保証残高です。
④ 流動性リスク
当社及び子会社の買入債務、長期債務等の金融負債は流動性リスクに晒されています。当該リスクに関し、当社及び子会社は運転資金の効率的な管理による資本効率の最適化、当社及び金融子会社による資金の集中管理等により資金管理の維持に努めています。また需要に応じ、資本市場における債券発行、株式発行及びコミットメントラインを含む金融機関からの借入による資金調達が可能です。当連結会計年度末における当社のコミットメントライン契約に係る借入未実行残高は、注29.コミットメント及び偶発事象に記載しています。
デリバティブ負債を除く金融負債の期日別残高は、下記のとおりです。なお、買入債務の簿価と契約上のキャッシュ・フローは一致しており、支払期日は全て1年以内であるため下表に含めていません。
前連結会計年度 (2025年3月31日)(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッ
シュ・フロー
1年以内1年超5年以内5年超
短期借入金73,14673,21073,210--
長期債務
リース負債259,173283,48879,116160,98043,392
社債220,000229,5931,479145,48682,628
長期借入金653,797664,476301,049338,67624,751

当連結会計年度 (2026年3月31日)(単位:百万円)
帳簿価額契約上のキャッ
シュ・フロー
1年以内1年超5年以内5年超
短期借入金43,40745,11145,111--
長期債務
リース負債301,934331,57590,279175,27266,024
社債220,000228,11421,479154,85951,776
長期借入金443,696455,456326,44148,06180,954

短期借入金の加重平均利率は3.9%であり、長期借入金の加重平均利率は2.7%、返済期限は2026年から2039年までです。
社債の銘柄別明細は、下記のとおりです。
(単位:百万円)
発行
会社
銘柄発行年前連結
会計年度
(2025年
3月31日)
当連結
会計年度
(2026年
3月31日)
担保利率(%)償還期限
当社国内公募第17回普通社債2013年20,00020,000無担保1.42028年
当社国内公募第19回普通社債2020年20,00020,000無担保0.22027年
当社国内公募第20回普通社債2020年90,00090,000無担保0.32030年
当社国内公募第21回普通社債2023年10,00010,000無担保0.62028年
当社国内公募第22回普通社債2023年30,00030,000無担保0.92030年
当社国内公募第23回普通社債2023年50,00050,000無担保1.22033年
合計220,000220,000

主なデリバティブの流動性分析は、下記のとおりです。なお、他の契約と純額決済するデリバティブについても総額で表示しています。
前連結会計年度 (2025年3月31日)(単位:百万円)
1年以内1年超5年以内5年超合計
為替予約収入38,08029,8453,10571,030
支出30,15719,91513850,210
通貨スワップ収入33,5896,222-39,811
支出27,1651,178-28,343
金利スワップ収入-12,616-12,616
支出-366-366
オプション収入-1,856-1,856
支出----

当連結会計年度 (2026年3月31日)(単位:百万円)
1年以内1年超5年以内5年超合計
為替予約収入44,36742,7222,39789,486
支出29,00324,876953,888
通貨スワップ収入19,2364,690-23,926
支出26,3231,068-27,391
金利スワップ収入4,864-2595,123
支出16199-215
オプション収入-225-225
支出----

(3) 金融商品の公正価値
① 公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり決定しています。
現金及び現金同等物、売上債権、短期貸付金、未収入金、短期借入金、未払金、買入債務
満期までの期間が短いため、公正価値は帳簿価額とほぼ同額です。
有価証券及びその他の金融資産
リース債権の公正価値は、一定の期間毎に区分した債権毎に、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定しています。
市場性のある有価証券の公正価値は、市場価格を用いて見積っています。市場性のない有価証券の公正価値は、類似の有価証券の市場価格及び同一又は類似の有価証券に対する投げ売りでない市場価格、観察可能な金利及び利回り曲線、クレジット・スプレッド又はデフォルト率を含むその他関連情報によって見積っています。重要な指標が観察不能である場合、金融機関により提供された価格情報を用いて評価しています。提供された価格情報は、独自の評価モデルを用いたインカム・アプローチあるいは類似金融商品の価格との比較といったマーケット・アプローチにより検証しています。
長期貸付金の公正価値は、同様の貸付形態での追加貸付に係る利率を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っています。
デリバティブ資産の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定しています。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証しています。
長期債務
長期債務の公正価値は、当該負債の市場価格、又は同様の契約条項での市場金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っています。
その他の金融負債
デリバティブ負債の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定しています。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証しています。
② 償却原価で測定する金融商品
前連結会計年度及び当連結会計年度において、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額及び公正価値は下記のとおりです。なお、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の見積公正価値は、主に下記③に示されるレベル2に分類しています。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
区分帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
資産
有価証券及びその他の金融資産
リース債権21,51221,92222,59524,937
負債性証券46,89246,29546,30845,203
長期貸付金9,51510,42810,91411,675
負債
長期債務(a)
社債220,000211,220220,000206,938
長期借入金653,797650,127443,696437,837

(a)長期債務は、連結財政状態計算書上の償還期長期債務及び長期債務に含まれます。
③ 公正価値で測定する金融商品
経常的に公正価値で測定する金融商品は、当該商品の測定に際し使用した指標により以下の3つのレベル(公正価値ヒエラルキー)に分類しています。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定した公正価値
レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定した公正価値
なお、公正価値の測定に複数の指標を使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルの指標に基づいてレベルを決定しています。
レベル間の振替は各四半期の期首時点で発生したものとして認識しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は下記のとおりです。
前連結会計年度 (2025年3月31日)(単位:百万円)
区分レベル1レベル2レベル3合計
純損益を通じて公正価値で測定する
金融資産
有価証券及びその他の金融資産
資本性証券373-47,11847,491
負債性証券9,8815,9412,97918,801
デリバティブ資産-124,6151,856126,471
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する金融資産
有価証券及びその他の金融資産
資本性証券47,382-103,593150,975
合計57,636130,556155,546343,738
純損益を通じて公正価値で測定する金融負債
その他の金融負債
デリバティブ負債-79,614-79,614
合計-79,614-79,614

当連結会計年度 (2026年3月31日)(単位:百万円)
区分レベル1レベル2レベル3合計
純損益を通じて公正価値で測定する
金融資産
有価証券及びその他の金融資産
資本性証券559-67,52768,086
負債性証券11,2857,1833,48421,952
デリバティブ資産-125,317225125,542
その他の包括利益を通じて公正価値
で測定する金融資産
有価証券及びその他の金融資産
資本性証券264,3311,208110,035375,574
合計276,175133,708181,271591,154
純損益を通じて公正価値で測定する
金融負債
その他の金融負債
デリバティブ負債-83,272-83,272
合計-83,272-83,272

前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の増減は下記のとおりです。
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円)
レベル3金融資産資本性証券負債性証券デリバティブ資産合計
期首残高141,3142,9012,171146,386
当期利益に認識した
利得及び損失(a)
1,929△48△2931,588
その他の包括利益に認識した
利得及び損失(b)
△3,385--△3,385
購入及び取得10,94027-10,967
売却及び償還△1,099△205-△1,304
連結範囲の異動による影響8317-100
その他929287△221,194
期末残高150,7112,9791,856155,546
期末に保有する金融商品に係る
未実現の利得及び損失(c)
1,929△33△2931,603

当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:百万円)
レベル3金融資産資本性証券負債性証券デリバティブ資産合計
期首残高150,7112,9791,856155,546
当期利益に認識した
利得及び損失(a)
94△6△1,795△1,707
その他の包括利益に認識した
利得及び損失(b)
4,967--4,967
購入及び取得19,4702322119,714
売却及び償還△1,973△125-△2,098
連結範囲の異動による影響-13-13
その他4,293600△574,836
期末残高177,5623,484225181,271
期末に保有する金融商品に係る
未実現の利得及び損失(c)
108△13-95

(a)当期利益に認識した利得及び損失は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれます。
(b)その他の包括利益に認識した利得及び損失は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、連結包括利益計算書上のその他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動額に含まれます。
(c)各期末に保有する金融商品に係る未実現の利得及び損失は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれます。
公正価値の測定は、当社の評価方針及び手続に従って、財務部門により行われており、金融商品の個々の性質、特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しています。また、財務部門は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移を継続的に検証しています。検証の結果、金融商品の公正価値の毀損が著しい際は、部門管理者のレビューと承認を行っています。
④ その他
公正価値で測定する金融商品のうち、取引関係の維持、強化を目的として保有する資本性証券については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として分類しています。主な資本性証券の株式銘柄及び公正価値は下記のとおりです。
前連結会計年度 (2025年3月31日)(単位:百万円)
銘柄金額
JECC23,063
東海旅客鉄道12,843
日鉄興和不動産12,141
ロジスティードホールディングス8,177
Invivoscribe4,785
西武ホールディングス4,249
日本原燃3,667
Metro C3,365
第一三共3,159
千葉銀行2,798

当連結会計年度 (2026年3月31日)(単位:百万円)
銘柄金額
日立建機(a)205,897
JECC23,674
東海旅客鉄道18,378
日鉄興和不動産11,681
ロジスティードホールディングス9,606
西武ホールディングス5,625
Invivoscribe5,116
Metro C3,852
日本原燃3,667
第一三共2,489

(a)当社が保有する日立建機の普通株式の一部について、2026年5月13日にBofA証券㈱、大和証券㈱及びJPモルガン証券㈱との間で株式譲渡に関する契約を締結し、当該譲渡契約に基づく株式譲渡を2026年5月15日に完了しました。当連結会計年度における保有株式数は39,062,310株、本株式譲渡後の保有株式数は21,462,310株です。本株式譲渡の、翌連結会計年度の親会社株主に帰属する当期利益に与える影響額は重要ではありません。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類される有価証券に係る受取配当金は、注22.金融収益及び費用に記載しています。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類される有価証券に係る評価損益の累計額は、連結会計期間に認識の中止を行ったものに係る部分を利益剰余金に振り替えています。前連結会計年度及び当連結会計年度における税引後の振替額は純額でそれぞれ、1,906百万円(利益)及び5,489百万円(利益)です。
これらは主として、取引関係の見直しにより売却したもの、連結範囲の異動によるものです。
前連結会計年度及び当連結会計年度において認識を中止したその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類している有価証券の公正価値及び累計利得・損失は下記のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月 1日
至 2026年3月31日)
認識中止時点の公正価値7,5987,557
認識中止時点の累計利得・損失3,6235,921

(4) デリバティブとヘッジ活動
① 公正価値ヘッジ
既に認識している資産又は負債とそれに対する公正価値ヘッジに指定したデリバティブの公正価値の変動は、発生した連結会計年度の純損益に計上しています。公正価値ヘッジとして指定したデリバティブには、営業活動に関連する先物為替予約契約と、資金調達活動に関連する通貨スワップ契約等があります。
② キャッシュ・フロー・ヘッジ
為替変動リスク
将来の外貨建取引の有効なキャッシュ・フロー・ヘッジとして指定した先物為替予約契約の公正価値の変動のうち有効なヘッジと判断される部分は、その他の包括利益に計上しています。ヘッジ対象である取引が純損益に影響を与える時点で、その他の包括利益累計額に認識した金額を純損益に組み替えています。なお、ヘッジ対象に指定された予定取引により、非金融資産もしくは非金融負債が認識される場合、その他の包括利益として認識したデリバティブの公正価値の変動は、当該資産又は負債が認識された時点で、当該資産又は負債の取得原価その他の帳簿価額に直接含めています。
金利変動リスク
長期性負債に関連したキャッシュ・フローの変動に対し指定した金利スワップ契約の公正価値の変動のうち有効なヘッジと判断される部分は、その他の包括利益に計上しています。その他の包括利益累計額は、その後、負債の利息が純損益に影響を与える期間にわたって支払利息に組み替えています。
当社は、ヘッジ会計を適用する際は、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に経済的関係があることを確認するために、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているか又は密接に合致しており、ヘッジ対象の公正価値又はキャッシュ・フローの変動と、ヘッジ手段の公正価値又はキャッシュ・フローの変動とが相殺し合うかどうかの定性的な評価を通じてヘッジの有効性を評価しています。また、ヘッジ対象とヘッジ手段の経済的関係及びリスク管理方針に基づき適切なヘッジ比率を設定しています。なお、当連結会計年度において、純損益に認識したヘッジ非有効部分は重要ではありません。
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるヘッジ手段の想定元本及び帳簿価額は下記のとおりです。なお、ヘッジ手段の帳簿価額は、連結財政状態計算書において「有価証券及びその他の金融資産」及び「その他の金融負債」又は「その他の非流動負債」に含まれています。
前連結会計年度 (2025年3月31日)(単位:百万円)
ヘッジ手段想定元本帳簿価額
内、1年超資産負債
公正価値ヘッジ
為替リスク829,6641432,29515,131
キャッシュ・フロー・ヘッジ
為替リスク713,534173,0496,02211,663
金利リスク194,376194,37610,157-
合計1,737,574367,56818,47426,794

当連結会計年度 (2026年3月31日)(単位:百万円)
ヘッジ手段想定元本帳簿価額
内、1年超資産負債
公正価値ヘッジ
為替リスク699,58085,6269,0794,311
キャッシュ・フロー・ヘッジ
為替リスク390,976104,6358,8069,873
金利リスク207,844-3,985-
合計1,298,400190,26121,87014,184

前連結会計年度及び当連結会計年度において公正価値ヘッジを適用しているヘッジ対象の帳簿価額は下記のとおりです。
前連結会計年度 (2025年3月31日)(単位:百万円)
公正価値ヘッジの
ヘッジ対象
連結財政状態計算書
表示科目
帳簿価額
資産負債
為替リスク売上債権及び契約資産、有価証券及びその他の金融資産、短期借入金、償還期長期債務、買入債務217,248612,416
合計217,248612,416

当連結会計年度 (2026年3月31日)(単位:百万円)
公正価値ヘッジの
ヘッジ対象
連結財政状態計算書
表示科目
帳簿価額
資産負債
為替リスク売上債権及び契約資産、有価証券及びその他の金融資産、短期借入金、償還期長期債務、その他の金融負債、買入債務66,388633,192
合計66,388633,192

前連結会計年度及び当連結会計年度において公正価値ヘッジを適用しているヘッジ手段及びヘッジ対象の公正価値の変動並びにヘッジ対象の帳簿価額に含められたヘッジ対象に係る公正価値ヘッジ調整の累計額は重要ではありません。
前連結会計年度及び当連結会計年度においてその他の包括利益累計額に計上されたキャッシュ・フロー・ヘッジを適用しているヘッジ手段の公正価値の増減内容は下記のとおりです。
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円)
期首残高その他の包括利益に認識したヘッジ手段の公正価値の変動ヘッジ対象資産及び負債の帳簿価額へ直接含めた金額純損益への
振替額(a)
期末残高
為替リスク14,8414,859△36,252△812△17,364
金利リスク18,910561-△9,31410,157
合計33,7515,420△36,252△10,126△7,207

当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:百万円)
期首残高その他の包括利益に認識したヘッジ手段の公正価値の変動ヘッジ対象資産及び負債の帳簿価額へ直接含めた金額純損益への
振替額(a)
期末残高
為替リスク△17,36414,807256△2,649△4,950
金利リスク10,1571,079-△7,2513,985
合計△7,20715,886256△9,900△965

(a)純損益への振替額は、連結損益計算書において、為替リスクについては主に「売上原価」「金融費用」に、金利リスクについては主に「支払利息」に含まれています。
(5) 金融資産の証券化
当社及び一部の子会社は、資金調達の多様化を図り、安定的に資金を調達することを目的として、金融資産の証券化を実施しており、売上債権、リース債権等の金融資産を第三者である金融機関又は当該金融機関によって組成された事業体に譲渡しています。当社はこれらの証券化目的で組成された事業体に対する支配を有していないと判断し、連結していません。
これらの非連結の証券化目的で組成された事業体は、第三者である金融機関が事業の一環として運営しており、コマーシャル・ペーパーや借入といった手段で資金調達を行っています。当該事業体の投資家は、原則として、債務者の不履行に際して、当該事業体の保有する資産に対してのみ遡求でき、当社及び一部の子会社の他の資産に対しては遡求できません。当該事業体は当社及び子会社以外の顧客からも多額の資産を買い取るため、当該事業体の総資産に占める当社及び一部の子会社が譲渡した金融資産の割合は小さく、当該事業体が抱えるリスクへのエクスポージャーの評価に対する当社及び子会社の関連性は低くなっています。証券化を実施している当社及び一部の子会社による当該事業体に対する関与の内容は、主に債権の回収代行であり、契約外の支援の提供及び潜在的な支援の合意は行っていません。
当社及び一部の子会社による金融資産の証券化で、金融資産全体の認識が中止された譲渡に関して重要な継続的関与はありません。また、当社及び一部の子会社による証券化のうち、劣後の権益の保有等を通じ、金融資産に関連する信用リスクと経済価値の実質的に全てを保持している金融資産の譲渡については、金融資産全体の認識を中止していませんが、その残高は重要ではありません。

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