四半期報告書-第157期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/05 9:21
【資料】
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【項目】
38項目
当第3四半期連結累計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営環境としては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、国内外におけるお客様投資計画の見直しや需要の落ち込み、工事の進捗遅れなどの影響が、一部の事業分野において引き続き見られました。一方で、年度の前半に大きく落ち込んだ自動車産業向けの各事業については、改善の兆しも見えつつありました。
2020年5月13日に発表いたしました当社の2021年3月期の業績予想においては、「2020年7月以降、事業活動が段階的に正常化する」という前提条件のもと、想定しうるリスクを織込んで策定しており、現時点ではその見通しに大きな差異は出ておりません。但し、先行きにつきましては、世界的に新型コロナウイルスの感染者数が再拡大しつつあることや、車載向け半導体の供給不足を原因とする自動車会社の減産見通しなどを含めて、不透明感が拭えない状況が続いております。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、以下のとおりであります。
なお、当社グループでは、電力会社や官公庁向けの各種電気設備や、自治体向け浄水場・下水処理場向け電気設備等において、年度末に売上高が集中する傾向があります。そのため、例年、第3四半期の売上高については、年間の実績値に対して相対的に低い水準にとどまっております。
(単位:百万円)
2020年3月期
第3四半期累計期間
2021年3月期
第3四半期累計期間
増減額増減率(%)
売 上 高143,727137,213△6,514△4.5
営 業 損 失△4,887△3,4761,411-
経 常 損 失△5,559△3,7711,788-
親会社株主に帰属する
四半期純損失
△3,921△3,402519-

セグメント別の状況は次のとおりであります。売上高につきましては、セグメント間の取引を含んでおります。
なお、当社は2020年4月1日付で明電ナノプロセス・イノベーション株式会社を設立したことに伴い、当該事業のセグメント区分の変更を行っております。以下、前年同期比較については、当該変更を反映した前年同期の数値を用いております。
① 社会インフラ事業セグメント
海外事業において、新型コロナウイルスの影響に伴う案件の減少や工事の進捗遅れによる売上案件への影響があったものの、国内インフラ事業が堅調に推移していることにより、前年同期比では増収増益となりました。その結果、売上高は前年同期比5.0%増の78,400百万円、営業損失は3,493百万円改善の3,056百万円となりました。
② 産業システム事業セグメント
電子機器分野において、半導体製造装置市場が堅調に推移していることを受けて販売が拡大したものの、EV事業における前年度比での大幅な落ち込みなどを受けて、前年同期比で大幅な減収減益となりました。その結果、売上高は前年同期比24.6%減の33,853百万円、営業損失は1,877百万円悪化の807百万円となりました。
③ 保守・サービス事業セグメント
BCPや省エネ対応、設備延命化などの需要が引き続き高い水準で推移し、その結果、売上高は前年同期比2.4%増の20,416百万円、営業利益は123百万円改善の855百万円となりました。
④ 不動産事業セグメント
売上高は前年同期並みの2,591百万円、営業利益は6百万円悪化の1,042百万円となりました。
⑤ その他
報告セグメントに含まれない事業において、新型コロナウイルスの影響に伴い事業環境が悪化したこと等から、売上高は前年同期比17.2%減の11,690百万円、営業損失は539百万円悪化の76百万円となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」)比1,246百万円減少し、269,164百万円となりました。
流動資産は、前期末に計上した売上債権の回収が進み、前期末比8,248百万円減少の148,309百万円となりました。
固定資産は、設備投資による機械装置の増加、保有する上場株式の市場価値上昇に伴う投資有価証券の増加により、前期末比7,002百万円増加の120,854百万円となりました。
負債は、コマーシャル・ペーパーの増加や支払手形及び買掛金の減少等により、前期末比2,143百万円増加の182,436百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上及び剰余金の配当に伴い、前期末比3,389百万円減少の86,728百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前期末の32.2%から31.1%となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前第3四半期連結累計期間に比べ2,889百万円増加し、14,061百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は2,697百万円(前年同期は1,523百万円の獲得)となりました。
収入の主な内訳は、売上債権の減少額37,703百万円、減価償却費7,000百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額16,272百万円、仕入債務の減少額13,664百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は12,398百万円(前年同期は10,111百万円の使用)となりました。
これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出12,094百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果得られた資金は11,069百万円(前年同期は7,386百万円の獲得)となりました。
収入の主な内訳は、コマーシャル・ペーパーの発行による収入12,000百万円であり、支出の主な内訳は、配当金の支払額1,934百万円であります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動の状況
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6,874百万円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備の状況
明電舎(杭州)駆動技術有限公司において、国外では初となる電気自動車用部品の生産拠点とすべく、3,492百万円の設備投資を予定しております。当第3四半期連結累計期間において、2,234百万円の投資を実施いたしました。

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