有価証券報告書-第97期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/25 14:02
【資料】
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【項目】
74項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形、電子記録債権及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが3ヶ月以内の支払期日であります。
借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後3年であります。このうち一部は、金利の変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信管理規定に従い、営業債権について、審査部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングすることに加え販売部門が取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(平成29年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 現金及び預金7,323,0787,323,078-
(2) 受取手形1,329,0441,329,044-
(3) 電子記録債権285,412285,412-
(4) 売掛金3,052,2963,052,296-
(5) 投資有価証券299,772299,772-
資産計12,289,60412,289,604-
(1) 買掛金1,869,8831,869,883-
(2) 短期借入金366,664366,664-
(3) 未払金781,288781,288-
(4) 未払法人税等404,321404,321-
(5) 長期借入金512,812511,5901,222
負債計3,934,9703,933,7481,222

当事業年度(平成30年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 現金及び預金7,873,0287,873,028-
(2) 受取手形1,331,4041,331,404-
(3) 電子記録債権418,818418,818-
(4) 売掛金2,855,8422,855,842-
(5) 投資有価証券332,579332,579-
資産計12,811,67412,811,674-
(1) 買掛金1,747,3661,747,366-
(2) 短期借入金533,328533,328-
(3) 未払金492,922492,922-
(4) 長期借入金420,862420,340521
負債計3,194,4793,193,958521

長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含めて表示しています。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形、(3)電子記録債権、(4)売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(5)投資有価証券
株式は取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
負 債
(1)買掛金、(2)短期借入金、(3)未払金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)長期借入金
元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分前事業年度
(平成29年3月31日)
当事業年度
(平成30年3月31日)
非上場株式8,7708,770

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(5)投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成29年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金7,319,825---
受取手形1,329,044---
電子記録債権285,412---
売掛金3,052,296---
合計11,986,577---

当事業年度(平成30年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金7,868,225---
受取手形1,331,404---
電子記録債権418,818---
売掛金2,855,842---
合計12,474,291---

4.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(平成29年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
短期借入金366,664--
長期借入金241,950195,86274,999
合計608,614195,86274,999

当事業年度(平成30年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
短期借入金533,328--
長期借入金258,197124,86737,797
合計791,525124,86737,797