当第1四半期連結累計期間では、車載用角形電池事業において、トヨタ自動車㈱との合弁会社であるプライム プラネット エナジー&ソリューションズ㈱が2020年4月1日より事業を開始しました。優れた品質・性能とコスト等を実現する高い競争力のある電池の開発、また安定的な電池の供給に取り組んでいきます。また、同年5月にはサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業であるBlue Yonder, Inc.グループに対し、議決権比率20%の戦略的株式投資を行うことを決定し、同年7月に実施しました。同社がグローバルに提供する先進的なソリューションとビジネスモデルを習得することで、当社のソリューション能力強化を図り、ビジネスモデルトランスフォーメーションを加速させてまいります。
当第1四半期連結累計期間の連結売上高は、1兆3,919億円(前年同期比26%減)となりました。国内売上は、空気清浄機などの増収はあったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に加え、住宅関連事業の非連結化影響もあり、減収となりました。海外売上は、プロセスオートメーションの実装機や、電子材料などが増収となったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、減収となりました。
営業利益は、38億円(前年同期比93%減)となりました。経営体質強化に向けた固定費削減や車載事業の収益改善の取り組みの効果はありましたが、減販損の影響が大きく、減益となりました。また、税引前利益は、31億円(前年同期比95%減)、親会社の所有者に帰属する四半期純利益については、98億円の損失(前年同期は498億円の利益)となりました。
2020/08/05 10:18