こうした中、当社グループでは、液晶テレビ「AQUOS 4K NEXT※1」やヘルシオお茶プレッソ、IGZO 液晶ディスプレイ※2、照明用電力の削減が可能となる採光フィルム※3など、独自商品・特長デバイスの創出と販売強化に努めた。また、インセル型液晶タッチディスプレイ※4の量産も開始した。さらに、安定した経営基盤の早期確立に向け、「2015~2017年度 中期経営計画」の3つの重点戦略である①事業ポートフォリオの再構築、②固定費削減の断行、③組織・ガバナンスの再編・強化に取り組んだ。
当第1四半期連結累計期間の業績は、液晶テレビや太陽電池の販売が減少したことなどにより、売上高が618,301百万円(前年同四半期比99.8%)、営業損益が28,760百万円の損失(前年同四半期は4,668百万円の営業利益)、経常損失が33,360百万円(前年同四半期は5,466百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が33,982百万円(前年同四半期は1,788百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となった。
資金面では、総額225,000百万円の優先株を発行し、中期経営計画の遂行を支える資本の増強と成長分野への投資資金の調達を行った。
2015/08/07 13:42