有価証券報告書-第75期(2024/04/01-2025/03/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2024年4月~2025年3月)の世界経済は、米国では個人消費を中心に堅調に推移し、欧州ではインフレ率の低下による個人消費の回復を背景に緩やかな成長となりました。一方、中国では不動産不況により個人消費の伸びが鈍化しました。我が国の経済は、一時停滞感を強めたものの個人消費の持ち直しなどにより回復基調を維持しております。一方、ロシアウクライナ問題や中東情勢の緊迫が世界経済に不透明要素を与えていることに加え、期後半には米国の大規模な関税の引き上げ方針により、米国を含む世界経済の悪化懸念が高まりました。
当社グループの属する電子部品業界におきまして、自動車関連市場につきましては、多くの自動車メーカーは、販売計画を達成していないものの微増で推移しております。また、移動体通信関連市場につきましては、完全には回復していないものの、販売は回復基調にあります。
このような状況の下で、当社グループでは、アミューズメント関連向け、移動体通信関連向け、自動車関連向けが増加し、全体での売上は増加となりました。
利益面におきましては、前年同期程の円安による利益の押上げ効果がなかったものの、売上増加及び移動体通信向け事業の収益率の改善等により営業利益は増加いたしました。一方、為替差益は45百万円と前年同期の4,214百万円ほど大きくなく、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は減少いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の連結売上高は、247,571百万円(前連結会計年度比13.1%増)となりました。利益面では、営業利益は、13,573百万円(前連結会計年度比5.0%増)、経常利益は、為替相場変動に伴う為替差益45百万円を計上し、14,776百万円(前連結会計年度比18.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、10,037百万円(前連結会計年度比13.7%減)となりました。
報告セグメントの売上高及びセグメント利益又は損失の状況は、次のとおりであります。
機構部品につきましては、アミューズメント関連向け及び移動体通信関連向けが増加したことにより、売上高は214,651百万円(前連結会計年度比16.1%増)、セグメント利益は10,781百万円(前年同期比15.8%増)となりました。
音響部品につきましては、自動車関連向けが増加したことにより、売上高は20,997百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益は1,851百万円(前年同期比20.8%増)となりました。
表示部品につきましては、自動車関連向けが減少したことにより、売上高は2,201百万円(前年同期比11.3%減)、セグメント損失は270百万円(前年同期は431百万円のセグメント損失)となりました。
複合部品その他につきましては、健康機器関連向けが減少したことにより、売上高9,721百万円(前年同期比14.5%減)、セグメント利益は1,210百万円(前年同期比51.8%減)となりました。
当連結会計年度末の総資産は、現金及び預金、有価証券が減少したものの、売上債権、棚卸資産の増加等により前連結会計年度末比25,271百万円増の200,279百万円となりました。また、負債につきましては、未払法人税等が減少したものの、仕入債務の増加等により前連結会計年度末比19,825百万円増の59,962百万円となりました。
なお、純資産は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末比5,446百万円増の140,317百万円となり、自己資本比率は70.1%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ29,892百万円減少(前連結会計年度末は10,644百万円の増加)し、当連結会計年度末には46,769百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、18,228百万円の減少(前連結会計年度は26,931百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益14,229百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益17,210百万円)、減価償却費3,540百万円(前連結会計年度は3,150百万円)、売上債権の増加10,032百万円(前連結会計年度は12,963百万円の減少)、棚卸資産の増加40,172百万円(前連結会計年度は10,073百万円の減少)、仕入債務の20,912百万円の増加(前連結会計年度は11,796百万円の減少)、法人税等の支払5,617百万円(前連結会計年度は6,354百万円)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、5,931百万円の減少(前連結会計年度は8,345百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出15,048百万円(前連結会計年度は12,372百万円)、定期預金の払戻による収入12,629百万円(前連結会計年度は10,247百万円)、長期性預金の払戻による収入3,000百万円(前連結会計年度は発生しておりません)、有形固定資産の取得による支出6,262百万円(前連結会計年度は2,742百万円)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、5,312百万円の減少(前連結会計年度は7,940百万円の減少)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出3,000百万円(前連結会計年度は2,817百万円)、配当金の支払3,264百万円(前連結会計年度は3,798百万円)によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格により表示しております。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格により表示しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2 金額は販売価格により表示しております。
3 当該割合が100分の10未満の金額及び割合については、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当社を取り巻く事業環境は非常に競争が激しく、アミューズメント関連部品や移動体通信関連部品等の当社グループ主力製品の需要は、これらが搭載される最終商品の需要の変動に大きく影響を受けます。またエレクトロニクス業界における頻繁な新技術の導入は、当社グループの需要動向の予測や研究開発活動の動向と密接に関わっており、経営成績に重大な影響を与える要因となっております。
当社は、売上高及び営業利益を経営上の目標としており、当連結会計年度の目標値は、売上高は227,000百万円、営業利益は9,200百万円としておりました。実績値は、売上高は247,571百万円、営業利益は13,573百万円となりました。
売上高につきましては、主力顧客向けの販売が計画より好調であったことにより、目標を達成しました。
営業利益につきましては、売上が目標を上回り、さらに為替も想定より円安で推移したことにより、目標を達成いたしました。
②キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は、自己資金及び銀行等金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金、銀行等金融機関からの借入及び新株予約権付社債の発行などによる調達を基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社は、連結財務諸表の作成に際し、貸倒債権、棚卸資産、投資、法人税等、退職金や偶発事象等に関し、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられるさまざまな要因に基づき、見積り及び判断を行っております。見積りには、特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合もあります。
(貸倒引当金)
貸倒引当金につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
(棚卸資産の評価)
棚卸資産の評価につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
(退職給付費用及び退職給付に係る負債)
従業員の退職給付に備えるため、各連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき引
当計上しております。これらは割引率、昇給率、死亡率、年金資産の長期期待運用収益率等の重要な見積りを加
味して計上しております。
(繰延税金資産)
繰延税金資産については、将来の利益計画に基づいて課税所得を見積り、回収可能性があると判断した将来減
算一時差異について計上しております。なお、当該課税所得を見積るに当たって、前提とした条件や仮定に変更
が生じ、これが減少した場合、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2024年4月~2025年3月)の世界経済は、米国では個人消費を中心に堅調に推移し、欧州ではインフレ率の低下による個人消費の回復を背景に緩やかな成長となりました。一方、中国では不動産不況により個人消費の伸びが鈍化しました。我が国の経済は、一時停滞感を強めたものの個人消費の持ち直しなどにより回復基調を維持しております。一方、ロシアウクライナ問題や中東情勢の緊迫が世界経済に不透明要素を与えていることに加え、期後半には米国の大規模な関税の引き上げ方針により、米国を含む世界経済の悪化懸念が高まりました。
当社グループの属する電子部品業界におきまして、自動車関連市場につきましては、多くの自動車メーカーは、販売計画を達成していないものの微増で推移しております。また、移動体通信関連市場につきましては、完全には回復していないものの、販売は回復基調にあります。
このような状況の下で、当社グループでは、アミューズメント関連向け、移動体通信関連向け、自動車関連向けが増加し、全体での売上は増加となりました。
利益面におきましては、前年同期程の円安による利益の押上げ効果がなかったものの、売上増加及び移動体通信向け事業の収益率の改善等により営業利益は増加いたしました。一方、為替差益は45百万円と前年同期の4,214百万円ほど大きくなく、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は減少いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の連結売上高は、247,571百万円(前連結会計年度比13.1%増)となりました。利益面では、営業利益は、13,573百万円(前連結会計年度比5.0%増)、経常利益は、為替相場変動に伴う為替差益45百万円を計上し、14,776百万円(前連結会計年度比18.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、10,037百万円(前連結会計年度比13.7%減)となりました。
報告セグメントの売上高及びセグメント利益又は損失の状況は、次のとおりであります。
機構部品につきましては、アミューズメント関連向け及び移動体通信関連向けが増加したことにより、売上高は214,651百万円(前連結会計年度比16.1%増)、セグメント利益は10,781百万円(前年同期比15.8%増)となりました。
音響部品につきましては、自動車関連向けが増加したことにより、売上高は20,997百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益は1,851百万円(前年同期比20.8%増)となりました。
表示部品につきましては、自動車関連向けが減少したことにより、売上高は2,201百万円(前年同期比11.3%減)、セグメント損失は270百万円(前年同期は431百万円のセグメント損失)となりました。
複合部品その他につきましては、健康機器関連向けが減少したことにより、売上高9,721百万円(前年同期比14.5%減)、セグメント利益は1,210百万円(前年同期比51.8%減)となりました。
当連結会計年度末の総資産は、現金及び預金、有価証券が減少したものの、売上債権、棚卸資産の増加等により前連結会計年度末比25,271百万円増の200,279百万円となりました。また、負債につきましては、未払法人税等が減少したものの、仕入債務の増加等により前連結会計年度末比19,825百万円増の59,962百万円となりました。
なお、純資産は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末比5,446百万円増の140,317百万円となり、自己資本比率は70.1%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ29,892百万円減少(前連結会計年度末は10,644百万円の増加)し、当連結会計年度末には46,769百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、18,228百万円の減少(前連結会計年度は26,931百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益14,229百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益17,210百万円)、減価償却費3,540百万円(前連結会計年度は3,150百万円)、売上債権の増加10,032百万円(前連結会計年度は12,963百万円の減少)、棚卸資産の増加40,172百万円(前連結会計年度は10,073百万円の減少)、仕入債務の20,912百万円の増加(前連結会計年度は11,796百万円の減少)、法人税等の支払5,617百万円(前連結会計年度は6,354百万円)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、5,931百万円の減少(前連結会計年度は8,345百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出15,048百万円(前連結会計年度は12,372百万円)、定期預金の払戻による収入12,629百万円(前連結会計年度は10,247百万円)、長期性預金の払戻による収入3,000百万円(前連結会計年度は発生しておりません)、有形固定資産の取得による支出6,262百万円(前連結会計年度は2,742百万円)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、5,312百万円の減少(前連結会計年度は7,940百万円の減少)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出3,000百万円(前連結会計年度は2,817百万円)、配当金の支払3,264百万円(前連結会計年度は3,798百万円)によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
| 機構部品 | 214,225 | 15.9 |
| 音響部品 | 20,375 | 2.8 |
| 表示部品 | 2,033 | △12.2 |
| 複合部品その他 | 9,570 | △17.1 |
| 合計 | 246,204 | 12.7 |
(注) 金額は販売価格により表示しております。
b.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(百万円) | 前期比(%) | 受注残高(百万円) | 前期比(%) |
| 機構部品 | 271,389 | 45.9 | 82,301 | 222.0 |
| 音響部品 | 21,154 | 5.8 | 4,876 | 3.3 |
| 表示部品 | 1,495 | △23.8 | 698 | △50.3 |
| 複合部品その他 | 8,909 | △28.8 | 3,349 | △19.5 |
| 合計 | 302,950 | 37.4 | 91,225 | 154.5 |
(注) 金額は販売価格により表示しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
| 機構部品 | 214,651 | 16.1 |
| 音響部品 | 20,997 | 4.0 |
| 表示部品 | 2,201 | △11.3 |
| 複合部品その他 | 9,721 | △14.5 |
| 合計 | 247,571 | 13.1 |
(注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 任天堂㈱ | 121,483 | 55.5 | 142,221 | 57.4 |
| Samsung Electronic Vietnam Thai Nguyen | 26,804 | 12.2 | - | - |
2 金額は販売価格により表示しております。
3 当該割合が100分の10未満の金額及び割合については、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
当社を取り巻く事業環境は非常に競争が激しく、アミューズメント関連部品や移動体通信関連部品等の当社グループ主力製品の需要は、これらが搭載される最終商品の需要の変動に大きく影響を受けます。またエレクトロニクス業界における頻繁な新技術の導入は、当社グループの需要動向の予測や研究開発活動の動向と密接に関わっており、経営成績に重大な影響を与える要因となっております。
当社は、売上高及び営業利益を経営上の目標としており、当連結会計年度の目標値は、売上高は227,000百万円、営業利益は9,200百万円としておりました。実績値は、売上高は247,571百万円、営業利益は13,573百万円となりました。
売上高につきましては、主力顧客向けの販売が計画より好調であったことにより、目標を達成しました。
営業利益につきましては、売上が目標を上回り、さらに為替も想定より円安で推移したことにより、目標を達成いたしました。
②キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は、自己資金及び銀行等金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金、銀行等金融機関からの借入及び新株予約権付社債の発行などによる調達を基本としております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社は、連結財務諸表の作成に際し、貸倒債権、棚卸資産、投資、法人税等、退職金や偶発事象等に関し、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられるさまざまな要因に基づき、見積り及び判断を行っております。見積りには、特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合もあります。
(貸倒引当金)
貸倒引当金につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
(棚卸資産の評価)
棚卸資産の評価につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
(退職給付費用及び退職給付に係る負債)
従業員の退職給付に備えるため、各連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき引
当計上しております。これらは割引率、昇給率、死亡率、年金資産の長期期待運用収益率等の重要な見積りを加
味して計上しております。
(繰延税金資産)
繰延税金資産については、将来の利益計画に基づいて課税所得を見積り、回収可能性があると判断した将来減
算一時差異について計上しております。なお、当該課税所得を見積るに当たって、前提とした条件や仮定に変更
が生じ、これが減少した場合、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。