有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)
14.無形資産
(1) 「無形資産」の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減及び帳簿価額は、以下のとおりです。
(注)「無形資産」の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において純損益に認識した研究開発支出は、それぞれ587,243百万円及び 662,135百万円です。これらは、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。なお、これらの金額には開発費に係る償却費は含まれていません。
(2) 減損損失
連結会社は以下の資産について減損損失を計上しました。
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
当連結会計年度において、一部の地域の事業環境は依然厳しく、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、アジア子会社についてのれん、顧客関連資産及び技術関連資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として6,412百万円計上しました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、見積将来キャッシュ・フローの算出に使用した割引率は11.76%です。
減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれています。
(3) 重要な無形資産
連結財政状態計算書に計上されている重要な無形資産は以下のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
当連結会計年度において計上されている重要な無形資産は以下のとおりです。
・トヨタ自動車株式会社からの主要な電子部品事業の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額21,358百万円、残存償却年数20.0年)及び技術関連資産(帳簿価額2,842百万円、残存償却年数5.0年)
・Belua Beheer B.V.の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額84百万円、残存償却年数1.5年)及び技術関連資産(帳簿価額9,601百万円、残存償却年数17.5年)
当連結会計年度(2026年3月31日)
当連結会計年度において計上されている重要な無形資産は以下のとおりです。
・トヨタ自動車株式会社からの主要な電子部品事業の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額20,290百万円、残存償却年数19.0年)及び技術関連資産(帳簿価額2,273百万円、残存償却年数4.0年)
・Belua Beheer B.V.の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額32百万円、残存償却年数0.5年)及び技術関連資産(帳簿価額10,205百万円、残存償却年数16.5年)
・Axia Group B.V.の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額150百万円、残存償却年数10.5年)及び技術関連資産(帳簿価額29,985百万円、残存償却年数19.5年)
(4) のれんの減損テスト
のれんが配分されている資金生成単位(又はそのグループ)については、毎報告期間末、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを行っています。
企業結合により生じたのれんは、企業結合のシナジーから将来の超過収益力が生じると期待される資金生成単位(又はそのグループ)に配分しています。のれんの資金生成単位(又はそのグループ)への配分額は以下のとおりです。
(注1)当社に配分したのれんは、関連事業分野に配分しています。
(注2)デンソーテングループに配分したのれんは、デンソーテンを含む主要な子会社に配分しています。
のれんが配分された資金生成単位(又はそのグループ)の回収可能価額は、過去の経験と外部からの情報を反映して作成され、経営陣によって承認された、最長で5年間の予測を基礎とする使用価値に基づき算定しています。当該5年間を超えるキャッシュ・フローの予測は、一定又は逓減する成長率を適用し、以降の年度分を推測して延長することにより見積もっています。また、割引率は、当該資金生成単位(又はそのグループ)の加重平均資本コスト11.76%~15.29%を使用しています。なお、減損テストに用いた主要な仮定である将来キャッシュ・フローの減少、又は割引率が上昇した場合には、追加の減損損失が生じる可能性があります。
(1) 「無形資産」の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減及び帳簿価額は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |||||||
| 取得原価 | ソフト ウエア | 開発費 | のれん | 顧客関連 資産 | 技術関連 資産 | その他 | 合計 |
| 2024年4月1日残高 | 201,605 | 64,496 | 28,786 | 37,818 | 25,011 | 39,586 | 397,302 |
| 個別取得 | 16,769 | - | - | - | - | 14,651 | 31,420 |
| 自己創設 | 570 | 32,161 | - | - | - | 151 | 32,882 |
| 企業結合 | - | - | - | - | - | - | - |
| 処分 | △30,865 | △812 | - | - | - | △3,384 | △35,061 |
| 外貨換算差額 | △332 | △69 | 775 | 319 | 623 | 93 | 1,409 |
| その他の増減 | 11,629 | 879 | - | - | - | △17,458 | △4,950 |
| 2025年3月31日残高 | 199,376 | 96,655 | 29,561 | 38,137 | 25,634 | 33,639 | 423,002 |
| 個別取得 | 17,417 | - | - | - | - | 17,831 | 35,248 |
| 自己創設 | 510 | 27,938 | - | - | - | 189 | 28,637 |
| 企業結合(注) | - | - | 38,134 | 144 | 28,284 | - | 66,562 |
| 処分 | △11,028 | △271 | - | - | - | △602 | △11,901 |
| 外貨換算差額 | 4,364 | 62 | 4,785 | 180 | 3,910 | 430 | 13,731 |
| その他の増減 | 13,764 | △247 | - | - | - | △13,978 | △461 |
| 2026年3月31日残高 | 224,403 | 124,137 | 72,480 | 38,461 | 57,828 | 37,509 | 554,818 |
| (注)企業結合による増加は、Axia Group B.V.の取得によるものです(注記6「企業結合」参照)。 (単位:百万円) | |||||||
| 償却累計額及び 減損損失累計額 | ソフト ウエア | 開発費 | のれん | 顧客関連 資産 | 技術関連 資産 | その他 | 合計 |
| 2024年4月1日残高 | 140,254 | 21,443 | - | 11,154 | 7,432 | 17,258 | 197,541 |
| 償却費 (注) | 24,672 | 548 | - | 2,417 | 2,069 | 2,331 | 32,037 |
| 減損損失 | - | - | - | - | - | - | - |
| 処分 | △29,965 | - | - | - | - | △1,167 | △31,132 |
| 外貨換算差額 | △303 | △68 | - | 90 | 77 | 38 | △166 |
| その他の増減 | △328 | △4 | - | - | - | △4,283 | △4,615 |
| 2025年3月31日残高 | 134,330 | 21,919 | - | 13,661 | 9,578 | 14,177 | 193,665 |
| 償却費 (注) | 27,218 | 11,473 | - | 2,039 | 2,810 | 2,122 | 45,662 |
| 減損損失 | - | - | 4,176 | 2,131 | 105 | - | 6,412 |
| 処分 | △10,536 | △38 | - | - | - | △519 | △11,093 |
| 外貨換算差額 | 3,175 | 62 | - | 158 | 259 | △284 | 3,370 |
| その他の増減 | △26 | 49 | - | - | - | △135 | △112 |
| 2026年3月31日残高 | 154,161 | 33,465 | 4,176 | 17,989 | 12,752 | 15,361 | 237,904 |
(注)「無形資産」の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。
| (単位:百万円) | |||||||
| 帳簿価額 | ソフト ウエア | 開発費 | のれん | 顧客関連 資産 | 技術関連 資産 | その他 | 合計 |
| 2024年4月1日残高 | 61,351 | 43,053 | 28,786 | 26,664 | 17,579 | 22,328 | 199,761 |
| 2025年3月31日残高 | 65,046 | 74,736 | 29,561 | 24,476 | 16,056 | 19,462 | 229,337 |
| 2026年3月31日残高 | 70,242 | 90,672 | 68,304 | 20,472 | 45,076 | 22,148 | 316,914 |
前連結会計年度及び当連結会計年度において純損益に認識した研究開発支出は、それぞれ587,243百万円及び 662,135百万円です。これらは、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。なお、これらの金額には開発費に係る償却費は含まれていません。
(2) 減損損失
連結会社は以下の資産について減損損失を計上しました。
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
| セグメント | 種類 | 減損金額 | |
| 重慶超力電器有限責任公司 | アジア | のれん、顧客関連資産及び技術関連資産 | 6,412 |
当連結会計年度において、一部の地域の事業環境は依然厳しく、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、アジア子会社についてのれん、顧客関連資産及び技術関連資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として6,412百万円計上しました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、見積将来キャッシュ・フローの算出に使用した割引率は11.76%です。
減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれています。
(3) 重要な無形資産
連結財政状態計算書に計上されている重要な無形資産は以下のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)
| 帳簿価額(百万円) | 平均残存償却年数(年) | |
| 顧客関連資産 | 24,476 | 18.1 |
| 技術関連資産 | 16,056 | 12.4 |
当連結会計年度において計上されている重要な無形資産は以下のとおりです。
・トヨタ自動車株式会社からの主要な電子部品事業の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額21,358百万円、残存償却年数20.0年)及び技術関連資産(帳簿価額2,842百万円、残存償却年数5.0年)
・Belua Beheer B.V.の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額84百万円、残存償却年数1.5年)及び技術関連資産(帳簿価額9,601百万円、残存償却年数17.5年)
当連結会計年度(2026年3月31日)
| 帳簿価額(百万円) | 平均残存償却年数(年) | |
| 顧客関連資産 | 20,472 | 18.9 |
| 技術関連資産 | 45,076 | 17.1 |
当連結会計年度において計上されている重要な無形資産は以下のとおりです。
・トヨタ自動車株式会社からの主要な電子部品事業の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額20,290百万円、残存償却年数19.0年)及び技術関連資産(帳簿価額2,273百万円、残存償却年数4.0年)
・Belua Beheer B.V.の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額32百万円、残存償却年数0.5年)及び技術関連資産(帳簿価額10,205百万円、残存償却年数16.5年)
・Axia Group B.V.の取得により認識された顧客関連資産(帳簿価額150百万円、残存償却年数10.5年)及び技術関連資産(帳簿価額29,985百万円、残存償却年数19.5年)
(4) のれんの減損テスト
のれんが配分されている資金生成単位(又はそのグループ)については、毎報告期間末、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを行っています。
企業結合により生じたのれんは、企業結合のシナジーから将来の超過収益力が生じると期待される資金生成単位(又はそのグループ)に配分しています。のれんの資金生成単位(又はそのグループ)への配分額は以下のとおりです。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2025年3月31日) | 当連結会計年度 (2026年3月31日) | |
| 当社(注1) | 7,265 | 7,265 |
| デンソーテングループ(注2) | 1,938 | 1,938 |
| デンソーFA山形 | 3,464 | 3,464 |
| 重慶超力電器有限責任公司 | 4,144 | - |
| Belua Beheer B.V. | 10,275 | 11,582 |
| Axia Group B.V. | - | 41,465 |
| その他 | 2,475 | 2,590 |
| 合計 | 29,561 | 68,304 |
(注1)当社に配分したのれんは、関連事業分野に配分しています。
(注2)デンソーテングループに配分したのれんは、デンソーテンを含む主要な子会社に配分しています。
のれんが配分された資金生成単位(又はそのグループ)の回収可能価額は、過去の経験と外部からの情報を反映して作成され、経営陣によって承認された、最長で5年間の予測を基礎とする使用価値に基づき算定しています。当該5年間を超えるキャッシュ・フローの予測は、一定又は逓減する成長率を適用し、以降の年度分を推測して延長することにより見積もっています。また、割引率は、当該資金生成単位(又はそのグループ)の加重平均資本コスト11.76%~15.29%を使用しています。なお、減損テストに用いた主要な仮定である将来キャッシュ・フローの減少、又は割引率が上昇した場合には、追加の減損損失が生じる可能性があります。