四半期報告書-第82期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/08 10:41
【資料】
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【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、金融緩和や経済対策等の効果により緩やかな回復基調が続いており、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動も和らぎつつありますが、海外景気の下振れリスクや原料・燃料価格の上昇が懸念されております。
当社の売上高に大きな影響を与える乗用車の国内生産台数は、前年同月比4月が3.3%増、5月が6.1%増、6月が7.0%増と増産が続いております。
このような経済環境の中で当第1四半期累計期間の売上高は1,297百万円(前年同期比18.7%増)となりました。自動車用部品部門の受注増が主な要因です。
損益面につきましては、補修バンパーの受注に伴い、前期取得した固定資産の減価償却費が56百万円増加したものの、原価低減活動の推進及び人件費を中心とした費用の圧縮によるコスト削減に努めた結果、営業利益は10百万円(前年同期は営業損失131百万円)となりました。
営業外収益は受取利息・受取配当金9百万円、受取賃貸料11百万円等により25百万円、営業外費用は支払利息17百万円等により20百万円を計上し、経常利益は14百万円(前年同期は経常損失120百万円)となりました。また、固定資産除却損27百万円等による特別損失36百万円を計上しました。その結果、四半期純損失は21百万円(前年同期は四半期純損失124百万円)となりました。
セグメント別の業績については、次のとおりであります。
①自動車用部品
当セグメントの売上高は、1,196百万円(前年同期比20.7%増)となりました。補修バンパーの受注増が主な要因です。セグメント利益(経常利益)は27百万円(前年同期はセグメント損失97百万円)となりました。
②自社製品
当セグメントの売上高は、83百万円(前年同期比0.4%減)となりました。照明機器製品が8百万円増加し、電子機器製品が8百万円減少しました。セグメント損失(経常損失)は20百万円(前年同期はセグメント損失31百万円)となりました。
③賃貸不動産
賃貸不動産のセグメント利益(経常利益)は7百万円(前年同期比1.0%増)となりました。なお、収益及び費用は営業外に計上しております。
④その他
駐輪設備の売上高は17百万円(前年同期比1.0%減)となりました。売上が減少した要因は案件数が減ったことです。セグメント損失(経常損失)は0百万円(前年同期はセグメント利益1百万円)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は10百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。