有価証券報告書-第60期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/30 9:22
【資料】
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【項目】
152項目
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。
なお、当社では2016年9月より確定給付企業年金制度に退職給付信託を設定しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
退職給付債務の期首残高4,730,295千円4,772,892千円
勤務費用184,614192,414
利息費用67,71482,935
数理計算上の差異の発生額4,03618,595
退職給付の支払額△331,888△224,365
過去勤務費用の当期発生額-△164,985
外貨換算の影響による増減額118,11955,801
その他-△12,495
退職給付債務の期末残高4,772,8924,720,794

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
年金資産の期首残高4,234,005千円4,400,008千円
期待運用収益65,05248,266
数理計算上の差異の発生額93,494△112,030
事業主からの拠出額241,264189,920
退職給付の支払額△244,785△180,056
外貨換算の影響による増減額10,9765,258
年金資産の期末残高4,400,0084,351,367

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
積立型制度の退職給付債務3,799,738千円3,733,868千円
年金資産△4,400,008△4,351,367
△600,269△617,498
非積立型制度の退職給付債務973,153986,925
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額372,884369,426
退職給付に係る負債1,092,9861,048,161
退職給付に係る資産△720,102△678,734
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額372,884369,426

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
勤務費用184,614千円192,414千円
利息費用67,71482,935
期待運用収益△65,052△48,266
数理計算上の差異の費用処理額△318,743△60,535
過去勤務費用の費用処理額-△30,569
確定給付制度に係る退職給付費用△131,466135,978

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年4月1日
至 2023年3月31日)
過去勤務費用-千円△132,461千円
数理計算上の差異62,477218,449
合計62,47785,988

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
未認識過去勤務費用-千円△132,461千円
未認識数理計算上の差異△502,361△283,904
合計△502,361△416,365

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
債券37%38%
株式4443
一般勘定1313
その他66
合 計100100

(注)年金資産の合計には、確定給付企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度は9%、当連結会計年度は8%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
割引率主として0.3%主として0.3%
長期期待運用収益率1.5%1.5%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度70,932千円、当連結会計年度74,725千円であります。