有価証券報告書-第46期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 14:11
【資料】
PDFをみる
【項目】
137項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を設けております。
退職一時金制度(非積立型)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。
また、一部の海外連結子会社が採用している確定給付企業年金制度(積立型)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高8,074,871千円9,601,529千円
勤務費用239,989千円235,653千円
利息費用185,625千円233,684千円
数理計算上の差異の発生額753,679千円145,573千円
退職給付の支払額△446,831千円△314,388千円
過去勤務費用の発生額24,962千円-千円
換算差異769,233千円350,333千円
退職給付債務の期末残高9,601,529千円10,252,385千円

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高3,882,811千円5,143,851千円
期待運用収益97,076千円111,484千円
数理計算上の差異の発生額806,146千円153,252千円
事業主からの拠出額-千円905,696千円
退職給付の支払額△256,141千円△181,661千円
換算差異613,959千円315,996千円
年金資産の期末残高5,143,851千円6,448,621千円

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務6,224,684千円6,641,689千円
年金資産△5,143,851千円△6,448,621千円
1,080,833千円193,068千円
非積立型制度の退職給付債務3,376,844千円3,610,696千円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額4,457,677千円3,803,764千円
退職給付に係る負債4,457,677千円3,803,764千円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額4,457,677千円3,803,764千円

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用239,989千円235,653千円
利息費用185,625千円233,684千円
期待運用収益△97,076千円△111,484千円
数理計算上の差異の費用処理額159,071千円175,229千円
年金バイアウトに伴い発生した費用-千円3,509,057千円
過去勤務費用の費用処理額24,962千円-千円
確定給付制度に係る退職給付費用512,572千円4,042,140千円

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
数理計算上の差異84,379千円424,715千円
合 計84,379千円424,715千円

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識数理計算上の差異413,168千円△11,547千円
合 計413,168千円△11,547千円

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
保険-%100%
投資信託50%-%
株式29%-%
債券16%-%
その他5%-%
合 計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
割引率1.0%~2.1%1.0%~2.9%
長期期待運用収益率2.4%2.2%
予想昇給率2.0%~2.5%2.0%~2.5%


3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度 181,096千円、当連結会計年度 197,859千円であります。