四半期報告書-第63期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/14 9:02
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動や社会生活全般への影響と半導体をはじめとする部材の供給不足により、先行きが見通しにくい状況が続いております。
当社に関連深い半導体製造装置市場は、世界的な半導体需要の高まりを背景に大手半導体メーカーの設備投資が継続し、順調に推移しております。
このような経営環境のもと、当社は、新型コロナウイルス感染防止対策と部材の調達に万全を期し、顧客満足度の更なる向上のために、市場ニーズを先取りした新製品の投入と安定生産に向けた取り組みを強化することにより、お客様の装置の競争力向上に取り組みました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は7,408百万円(前年同四半期比19.3%増)、営業利益は1,543百万円(前年同四半期比21.5%増)、経常利益は1,614百万円(前年同四半期比21.0%増)、四半期純利益は1,174百万円(前年同四半期比21.4%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、当第3四半期累計期間の売上高は92百万円減少し、営業利益及び経常利益はそれぞれ7百万円減少しております。
当社は、事業内容を2つの報告セグメントに分けております。当第3四半期累計期間におけるセグメント別の状況は次のとおりであります。
① 受託製品
当該セグメントは、半導体製造装置関連、産業用制御機器および計測機器の開発・製造・販売を行っております。新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であり、半導体製造装置関連におきましては、大手半導体メーカーの設備投資が順調に推移しており、産業用制御機器および計測機器にも回復傾向が見られ、受託製品全般において順調に推移いたしました。
この結果、売上高は4,682百万円(前年同四半期比34.6%増)、セグメント営業利益は867百万円(前年同四半期比42.6%増)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用により、当第3四半期累計期間の売上高は35百万円減少し、セグメント営業利益は8百万円減少しております。
当該セグメントの品目別売上の状況は次のとおりであります。
イ)半導体製造装置関連
当該品目は、半導体製造装置の制御部を提供しております。ロジック・ファウンドリ向け半導体への設備投資およびメモリー需要などが堅調だったことにより、売上高は順調に推移しております。
この結果、売上高は3,964百万円(前年同四半期比44.9%増)となりました。
ロ)産業用制御機器
当該品目は、各種の産業用装置、社会インフラ関連の制御部の開発・製造を行いカスタマイズ製品として提供しております。社会インフラ関連は堅調に推移しておりますが、各種産業用装置の一部顧客に落ち込みが見られました。
この結果、売上高は492百万円(前年同四半期比2.0%減)となりました。
ハ)計測機器
当該品目は、各種計測機器のコントローラ、通信機器の制御部の開発・製造を行いカスタマイズ製品として提供しており、従来顧客の受注が一巡しております。
この結果、売上高は225百万円(前年同四半期比5.9%減)となりました。
② 自社製品
当該セグメントは、組込みモジュール、画像処理モジュールおよび計測通信機器の開発・製造・販売と、自社製品関連商品の販売を行っております。一部顧客に落ち込みが見られましたが、全般的な産業用装置における設備投資は、堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は2,725百万円(前年同四半期比0.1%減)、セグメント営業利益は1,063百万円(前年同四半期比1.3%増)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用により、当第3四半期累計期間の売上高は56百万円減少し、セグメント営業利益は1百万円増加しております。
当該セグメントの品目別売上の状況は次のとおりであります。
イ)組込みモジュール
当該品目は、半導体製造装置、医療機器関連、FA全般、電力・通信関連向けに提供しております。医療機器関連および電力・通信機器関連向けの受注が堅調に推移しておりますが、一部顧客の需要が落ち込んでおります。
この結果、売上高は252百万円(前年同四半期比10.0%減)となりました。
ロ)画像処理モジュール
当該品目は、FA全般、各種検査装置、液晶関連機器に提供しております。各種検査装置においては積極的な新製品開発の推進に加え、検査工程の自動化ニーズの高まりから高水準で推移しており、顧客需要も改善しております。
この結果、売上高は1,326百万円(前年同四半期比26.8%増)となりました。
ハ)計測通信機器
当該品目は、超高速シリアル通信モジュール「GiGA CHANNEL」シリーズを提供しております。「GiGA CHANNEL」シリーズ関連の検査装置向けの受注は、堅調に推移しておりますが一部顧客に落ち込みが見られました。
この結果、売上高は1,081百万円(前年同四半期比16.7%減)となりました。
ニ)自社製品関連商品
当該品目は、自社製品の販売促進とシステム販売による高付加価値化を図るため、ソフトウェアおよび付属の周辺機器を提供しております。自社製品関連商品は、自社製品全般同様堅調に推移しております。
この結果、売上高は65百万円(前年同四半期比37.5%減)となりました。
なお、前年同四半期比の減少は、他の品目と比べ、収益認識会計基準等の適用による影響を比較的多く受けたことによる減少となります。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産は29,732百万円(前事業年度末比9,505百万円の増加)となりました。
主に、半導体需要の高まりから、顧客の供給責任を果たすため、原材料を購入しており、この結果、原材料及び貯蔵品が1,361百万円増加しております。その他、投資その他の資産が投資有価証券の時価変動の影響により7,966百万円増加しております。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は7,577百万円(前事業年度末比3,286百万円の増加)となりました。
主に、原材料の購入により、支払手形及び買掛金が1,137百万円増加し、繰延税金負債が2,509百万円増加しております。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は22,155百万円(前事業年度末比6,219百万円の増加)となりました。
主に、利益剰余金が653百万円増加となり、その他有価証券評価差額金が保有しております投資有価証券の時価変動の影響により5,532百万円増加となりました。
なお、自己株式が21百万円減少しておりますが、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン」による減少が18百万円、2019年6月21日開催の第60期定時株主総会において、譲渡制限付株式報酬制度を決議しており、2021年8月11日に、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込による減少が2百万円となります。
(自己資本比率)
当第3四半期会計期間末における自己資本比率は前事業年度末と比べ4.3%減少し、74.5%となりました。
なお、自己資本比率は、当社の経営指標の一つとしており、自己資本比率80%以上を目標としております。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は542百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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