有価証券報告書-第56期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/23 14:43
【資料】
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【項目】
131項目
(重要な会計上の見積り)
関係会社株式及び関係会社出資金の評価
1.当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前事業年度当事業年度
関係会社株式50,55549,936
うち株式会社メディカロイド7,95512,955
うちオックスフォード ジーン テクノロジー8,5698,569
関係会社出資金15,42515,425
うちシスメックス パルテック8,4508,450

2.識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
関係会社株式及び関係会社出資金は、移動平均法による原価法を適用しており、株式等の実質価額と取得価額を比較して減損の要否を検討しております。実質価額が取得原価に比べて著しく低下した場合には、事業計画を入手し回復可能性の判定を行い、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、相当の減額を行い、評価差額を当期の損失として認識しております。
(1) オックスフォード ジーン テクノロジーへの投資
当社は当該会社の株式の評価に当たり、連結財務諸表ののれんの減損テストで利用した将来の財務予算に基づく使用価値から、実質価額を算定しております。のれんの減損テストにおける使用価値の見積には「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 11.非金融資産の減損」に記載のとおり、主に新たに進出する国や市場での需要見通し、取り組み中の事業関連施策による効果、製品別、地域別の販売予測や関連費用、成長率及び割引率等の仮定が含まれています。
これらの仮定は見積りの不確実性を伴うため、重要な変化が生じ、実質価額が著しく低下した場合には、翌事業年度において、関係会社株式評価損を認識する可能性があります。
(2) シスメックス パルテックへの投資
当社は当該会社の出資金の評価に当たり、連結財務諸表ののれんの減損テストで利用した将来の財務予算に基づく使用価値から、実質価額を算定しております。のれんの減損テストにおける使用価値の見積には「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 11.非金融資産の減損」に記載のとおり、製品の市場導入時期、新たに進出する国や市場での需要見通し、取り組み中の事業関連施策による効果、製品別、地域別の販売予測や関連費用の見積り、成長率及び割引率等の仮定が含まれています。
これらの仮定は見積りの不確実性を伴うため、重要な変化が生じ、実質価額が著しく低下した場合には、翌事業年度において、関係会社出資金評価損を認識する可能性があります。
(3) 株式会社メディカロイドへの投資
当社は当該株式の評価に当たり、当該会社が作成した将来の事業計画を基に回復可能性の検討を行っております。当該事業計画は、国内市場での販売に加え、海外市場への販売も前提に策定しており、販売地域毎の市場導入時期、販売数量、販売価格及び関連費用等の仮定が含まれています。
これらの仮定は見積りの不確実性を伴うため、重要な変化が生じ、事業計画の達成が困難になった場合には、翌事業年度において、関係会社株式評価損を認識する可能性があります。