有価証券報告書-第79期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/25 10:00
【資料】
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【項目】
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(1) 経営成績の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国、欧州さらには新興国においても個人消費の増加などにより、回復基調で推移しました。
わが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に、設備投資が増加し、個人消費にも持ち直しの動きが見られました。
当社グループの業績に大きな影響を与える住宅投資につきましては、新設住宅着工戸数が2017年7月以降9ヶ月連続で前年同月の実績を下回り、2017年度の新設住宅着工戸数は前期比2.8%減の946千戸となりました。
このような状況の中、当社グループにおいては、店舗・施設用LED照明器具カタログ「OS(オーエス)06」、住宅・店舗・施設用の総合カタログ「ハビテーション+ストラクチュラル ライティング 2017-2018」を発刊、その後も「ベースライトシリーズカタログ」「間接照明カタログ」を相次いで発刊するなど、住宅・店舗・施設・オフィス・工場・屋外に至る様々な分野に向けた各種LED照明新製品をタイムリーに発売して、増販に向けた営業活動を積極的に進めました。高天井用器具や投光器など、施設や屋外向けのハイパワー照明の販売を伸ばした一方、新設住宅着工戸数の減少の影響により住宅向け照明の販売は前年同期に比べ減少しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は37,358百万円(前年同期比1.6%減)となりました。利益につきましては、経費削減やコストダウンへの取り組み等により、営業利益4,861百万円(前年同期比0.5%増)、経常利益4,952百万円(前年同期比1.1%増)と前年同期の実績を上回りましたが、前年同期において評価性引当額を繰延税金資産に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は3,279百万円(前年同期比5.9%減)と減益になりました。
なお、当社グループは照明器具の製造・販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略しております。
当連結会計年度末における資産合計は、39,393百万円となり前年同期と比べ2,154百万円(5.8%増)の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金の増加2,087百万円、たな卸資産の減少884百万円等によるものであります。負債合計は、9,065百万円となり前年同期に比べ485百万円(5.1%減)の減少となりました。この主な要因は、仕入債務の減少等によるものであります。純資産合計は、30,327百万円となり前年同期に比べ2,639百万円(9.5%増)の増加となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の増加3,279百万円、剰余金の配当による減少 843百万円によるものであります。その結果、当連結会計年度末の自己資本比率は76.8%となり前連結会計年度末と比べ2.6ポイント増加しております。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,087百万円増加し、12,374百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、4,256百万円(前年同期は4,237百万円の増加)となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益4,877百万円、減価償却費751百万円及びたな卸資産の減少884百万円等による資金の増加に対して、仕入債務の減少302百万円等による資金の減少であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、1,318百万円(前年同期は1,870百万円の減少)となりました。この主な要因は、定期預金の預入による支出1,500百万円、定期預金の払戻による収入1,000百万円及び有形固定資産の取得による支出803百万円等による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、850百万円(前年同期は854百万円の減少)となりました。この主な要因は、配当金の支払額845百万円等による資金の減少であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社グループは、照明器具の製造・販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績は次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)
照明器具21,741,205△5.5

(注) 1. 金額は製造原価で表示しております。
2. 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当社グループ製品は見込み生産を主体としており、総販売高に占める受注生産の割合は僅少のため受注実績の記載を省略しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)
照明器具37,358,851△1.6

(注) 1. 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2. 主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。
(2)経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、経営者は見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や現状等を考慮して合理的と考えられる要因等に基づいて行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.売上高
当連結会計年度における売上高は、前年同期に比べ1.6%減の37,358百万円となりました。これは、当社グループの業績に大きな影響を与える新設住宅着工において、2017年度の新設住宅着工戸数が前期比2.8%減少し住宅向け販売が減少したこと、中小店舗物件の受注が増加したものの、ホテル等大型施設の受注が減少したことによるものであります。
b.営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における営業利益は、前年同期に比べ0.5%増の4,861百万円に、経常利益は同1.1%増の4,952百万円となりました。これは減収に伴う利益減に対して、コストダウンにより原価が低減したこと、人員減等により販売費及び一般管理費が減少したことによるものであります。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期において評価性引当額を繰延税金資産に計上したことより、前年同期に比べ5.9%減の3,279百万円となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
a.キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
b.資金需要及び財務政策
当社グループの運転資金需要の主なものは、原材料の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループでは、事業活動に必要な現金を安定的に確保することを基本としております。
資金調達につきましては自己資金を基本としております。

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