有価証券報告書-第47期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/24 10:39
【資料】
PDFをみる
【項目】
122項目

研究開発活動

当社グループは、開発志向の企業として常に新たな製品を世に送り出すことを旨とし、日々研究開発活動を推し進めております。
研究開発体制は、基礎技術、将来的な技術の研究による新規事業の創出を、当社の開発センターが担当しており、既存製品のシリーズ化・改良、各事業領域における新製品の企画開発等につきましては、当社の各事業部が担当しております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は14億3千5百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツ(E&MC)
E&MC事業部においては、更なるシェア拡大を狙い操作用スイッチ、電動工具用スイッチを中心とした新製品開発の加速を図っております。また、成長市場向けに事業領域の拡大を行っており、開発アライアンス等も含めたさまざまな手法により、製品の市場投入を開始しました。
また、開発センターにおいては、要素技術の構築に努め、差別化・優位性のある新規デバイスの開発に尽力しております。
(2) センサ
センサ事業部においては、半導体製造装置市場、環境・エネルギー等の産業機器市場、医療分析機器市場などの幅広い分野で更なるシェア拡大をにらみ、当該領域の新製品の開発などに力を入れております。
また、開発センターにおいては、事業領域拡大のために要素技術の構築に努め、差別化・優位性のある次世代センサの開発に尽力しております。
(3) アクチュエータ
アクチュエータ事業部においては、製品単体ビジネスからシステム制御を取り入れたユニット製品を産業機器や医療機器、エネルギー(燃料電池)等の用途向けの新製品開発に尽力するとともに中長期的な成長を目指すため、独創的なアイデアと先端技術を取り入れた製品を市場に提供することにより付加価値増大を図っております。
また、開発センターにおいては、メカトロニクス分野の要素技術の構築に努めるとともに、それら差別化技術に基づいた革新的な新製品の開発・事業領域の拡大に尽力しております。
  • 有価証券報告書-第47期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)