その他の金融資産
- 【期間】
- 通期
- 全期間
連結
- 2019年3月31日
- 7兆7697億
- 2020年3月31日 +1.7%
- 7兆9015億
- 2021年3月31日 +14.96%
- 9兆839億
- 2022年3月31日 +4.77%
- 9兆5172億
- 2023年3月31日 +10.92%
- 10兆5564億
有報情報
- #1 注記事項-その他の金融資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 9.その他の金融資産2023/06/30 11:30
その他の金融資産の内訳は次のとおりです。
トヨタは通常の事業において生じる金融資産および負債を含む金融商品を保有しています。これらの金融商品は信用度の高い金融機関と取引を行っており、事実上ほとんどの外国通貨による契約は、米ドル、ユーロおよびその他の主要先進国通貨で構成されています。金融商品は、程度の違いはありますが、金融商品の市場価格変動によるマーケット・リスク、および取引の相手側の契約不履行による信用リスクを含んでいます。取引相手が為替関連または金利関連商品の契約上の諸条件を満たすことができないという予期せぬ事象が生じた場合においても、トヨタのリスクはこれら商品の公正価値に限定されます。トヨタは取引相手の契約不履行により損失を被ることになる可能性がありますが、取引相手の性質により重要な損失は見込んでいません。トヨタの金融商品取引の相手側は、一般的に国際的な金融機関であるうえに、トヨタは特定の取引先に対して重要なエクスポージャーはありません。トヨタはこれらの金融商品に対する全体的な信用リスクに関して、重要性は低いと考えています。金額:百万円 3月31日 2022年 2023年 - #2 注記事項-グループ企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- ② 連結していないストラクチャード・エンティティ2023/06/30 11:30
その他の投資信託およびその他の特別目的事業体はその活動が契約上の取り決めによって指図され、支配の決定に際して議決権が決定的な要因とならないよう設計されています。したがって、ストラクチャード・エンティティに該当しますが、トヨタは、当該ストラクチャード・エンティティの活動を指図する権限を有していないため、連結していません。当該投資信託およびその他の特別目的事業体への投資は、公正価値で測定され、連結財政状態計算書上の「その他の金融資産」に含まれています。想定最大損失額は、当該投資信託およびその他の特別目的事業体の帳簿価額に限定され、2022年3月31日において当該投資信託で18,829百万円および当該その他の特別目的事業体で1,073,137百万円、2023年3月31日において当該投資信託で17,217百万円および当該その他の特別目的事業体で784,826百万円です。トヨタは当該投資信託およびその他の特別目的事業体に対し、契約外の支援は行っていません。 - #3 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- ①自動車等セグメントと金融セグメントを区分した連結財政状態計算書2023/06/30 11:30
(注)自動車等セグメントは全社資産を含んでいます。(単位:百万円) 営業債権及びその他の債権 3,184,782 3,594,057 その他の金融資産 2,028,649 849,779 棚卸資産 3,821,356 4,255,614 金融事業に係る債権 7,181,327 8,279,806 その他の金融資産 1,058,620 1,680,242 その他の流動資産 221,738 362,660
- #4 注記事項-デリバティブおよびヘッジ会計、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 2022年3月31日および2023年3月31日現在におけるデリバティブの公正価値は次のとおりです。2023/06/30 11:30
金額:百万円 3月31日 2022年 2023年 金利通貨スワップ 流動資産-その他の金融資産 69,625 163,777 非流動資産-その他の金融資産 333,683 404,593 合計 403,309 568,371 先物為替予約・オプション 流動資産-その他の金融資産 15,865 41,969 非流動資産-その他の金融資産 - - 合計 15,865 41,969
2022年3月31日および2023年3月31日現在におけるデリバティブの想定元本は次のとおりです。金額:百万円 3月31日 2022年 2023年
- #5 注記事項-公正価値測定、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- その他の金融資産
(公社債)
公社債には国債等が含まれ、2022年3月31日および2023年3月31日現在、その構成割合は、それぞれ国内債券26%、米国・欧州などの海外債券74%、および国内債券30%、米国・欧州などの海外債券70%となっています。これらは主に、それぞれ同一資産の市場価格により測定しています。
(株式)
株式は2022年3月31日および2023年3月31日現在、それぞれ85%および86%が日本市場の上場株式です。これらは主に、それぞれ同一資産の市場価格により測定しています。したがって、活発な市場のある株式はレベル1に分類しています。
活発な市場のない株式の公正価値は、マーケットアプローチ等に基づく評価等を用いて測定しています。したがって、活発な市場のない株式はレベル3に分類しています。
レベル3に区分された株式の公正価値の測定に関する重要な観察不能なインプットは、類似企業の株価純資産倍率および割引キャッシュ・フロー法に用いられる割引率等です。公正価値は類似企業の株価純資産倍率の上昇(低下)、割引率の低下(上昇)により増加(減少)します。なお、観察不能なインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に見込まれる公正価値の増減は重要ではありません。
これらの見積りに当たっては、それぞれの場合に照らして妥当と思われる評価方法に基づいていますが、発行企業の財務状況および将来の展望、取引の成否等の重要な仮定に対する不確実性や、異なる仮定および見積方法を用いることにより、公正価値が大きく変化することがあります。
レベル3に区分された株式は、トヨタの連結決算会計方針に従い、トヨタの担当部門が四半期ごとに入手可能な情報を用いて測定し、公正価値の変動の根拠と併せて上位者に報告がなされています。2023/06/30 11:30 - #6 注記事項-営業債権及びその他の債権、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 2023/06/30 11:30
「その他」には、外貨換算調整額等が含まれています。金額:百万円 3月31日に終了した1年間 2022年 2023年
貸倒引当金残高の一部は長期の債権にかかるものであり、非流動資産の「その他の金融資産」に計上されています。 - #7 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 当連結会計年度における金融事業に係る債権合計は、3兆63億円(13.8%)増加し、24兆7,708億円となりました。これは主に、為替変動の影響によるものです。2023年3月31日現在における金融債権の地域別内訳は、北米56.9%、アジア12.0%、欧州14.0%、日本6.3%、その他の地域10.8%でした。2023/06/30 11:30
当連結会計年度におけるその他の金融資産合計は、2,475億円(2.1%)増加しました。
当連結会計年度における有形固定資産は、3,073億円(2.5%)増加しました。これは主に、設備投資によるものです。 - #8 連結財政状態計算書(IFRS)(連結)
- ① 【連結財政状態計算書】2023/06/30 11:30
(単位:百万円) 金融事業に係る債権 8 7,181,327 8,279,806 その他の金融資産 9 2,507,248 1,715,675 棚卸資産 10 3,821,356 4,255,614 金融事業に係る債権 8 14,583,130 16,491,045 その他の金融資産 9 9,517,267 10,556,431 有形固定資産