有価証券報告書-第160期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/23 9:09
【資料】
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【項目】
174項目
(3) 戦略及びリスク管理
当社グループは、国連が定めるSDGsや、グローバルなESG評価機関の調査項目などを参考としたステークホルダーにおける影響度、2030経営方針の実現に向けた事業取り組みなどの当社グループにとっての影響度(リスクと機会)の2つの視点を考慮し、2022年に重点課題を見直し・特定しました。特定したマテリアリティと取り組み計画をステークホルダーへ開示するとともに、定期的に評価し、見直すことで、計画・実行・評価・改善というPDCAプロセスを構築していきます。
マテリアリティの見直し・特定
STEP1 | 社会課題の抽出
ステークホルダー視点からの課題抽出にあたっては、グローバルなESG評価機関の調査項目から投資家の期待や、グローバル社会からの期待を分析し、整理しました。マツダグループにとっての重要性の視点は、2030経営方針や「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」、その他マツダグループ特有の課題を整理し、抽出しました。
STEP2 | 課題の影響度の評価と優先順位づけ
STEP1で抽出した課題に対し、ステークホルダーにおける影響度(*1)と、マツダグループにおける影響度(*2) の 2軸で評価し、優先的に取り組むべき項目を特定しました。また、SDGsの169のターゲットと照合することで長期的視点で取り組むべき事項を明確化しました。
(*1)当社グループや自動車業界に求めている項目。
(*2)当社グループにおけるリスクと機会。
STEP3 | 妥当性の確認
STEP2で特定した項目の優先度に関し妥当性を確認するため、マネジメントと協議し、合意を得ました。
STEP4 | マテリアリティの開示
STEP1~STEP3で特定したマテリアリティの項目に対し、着実な実行とフォローアップを行うための具体的な取り組み計画を策定中です。特定したマテリアリティと今後策定する取り組み計画をステークホルダーへ開示するとともに、定期的に評価し、見直すことで、計画・実行・評価・改善というPDCAプロセスを構築していきます。
[マテリアリティの8つの項目及び関連取り組み]
マテリアリティの
8つの項目
社会課題取り組み/目標
「地球」2050年カーボンニュートラルへの挑戦気候変動問題
(カーボンニュートラル)
・Well-to-Wheel、ライフサイクルアセスメント(LCA)視点での、クルマのライフサイクル全体のCO2排出量削減
・ビルディングブロック構想による技術資産の積み上げと、それを活用した高効率なものづくり
・2035年グローバル自社工場でのカーボンニュートラル(以下、CN)実現に向けて「省エネルギーの取り組み」、「再生可能エネルギーの導入」、「CN燃料の導入等」で取り組みを推進
[ 目標 ]
・2050年にサプライチェーン全体でのCN実現
・2035年グローバル自社工場でのCN実現
・2030年度に当社国内自社工場・事業所におけるCO2排出量の削減目標を再評価し2013年度比で日本の目標と同等の46%以上
資源循環資源需要、廃棄物量の増加
水資源問題
サーキュラー・エコノミー
・新車のリサイクル性の向上
・工場での3R(リデュース、リユース、リサイクル)およびグローバルでのゼロエミッションと資源再生化の拡大
[ 目標 ]
・資源循環(資材):2030年にグローバルで生産・物流工程についてゼロエミッションを達成
・資源循環(水):2030年に水資源の再生・循環の取り組みを国内モデルプラント(*3)で実現

「人」心と身体の
活性化
精神的・社会的な健康への価値観の変化・「ひと中心」の価値観のもと、人々の日常に運転すること、移動することの感動体験を創造
・「魂動デザイン」のさらなる深化
・「走る歓び」の進化・深化
人的資本の
強化
労働人口の減少
市場のグローバル化、顧客ニーズの多様化
ダイバーシティ、エクイティ&
インクルージョン
・お客さま視点で行動できる組織風土の醸成
・多様性尊重と多様な人材の活躍推進
[ 目標 ]
・女性管理職数:2025年度100人、2026年度110人
・男性育児休職(産後パパ育休含む)取得率:2025年度70%、2026年度75%
「社会」安全・安心なクルマ社会の実現交通死亡事故・独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY」に基づく技術開発の推進
[ 目標 ]
・2040年を目途に自動車技術で対策が可能なものについては、自社の新車が原因となる死亡事故ゼロを目指す
心豊かに
生活できる
仕組みの創造
人口減少、少子高齢化、都市部への人口集中
都市部での渋滞や混雑、地方での交通空白地帯の拡大(MaaS)
・安全・安心で自由に移動することが可能な、心豊かな暮らしにつながる社会貢献モデルの構築
・モビリティ関連技術を活用した乗り合いサービスの実証実験
「地球」
「人」
「社会」
共通
品質向上品質問題・企画から製造まで一気通貫した品質のつくり込み
・市場問題の早期把握・早期解決
・お客さまに寄り添うカスタマーサービスの実現
「人と共に創る」仲間づくり100年に一度の大変革期
(CASE)
・企業間連携:技術力の強化や相互のシナジー効果を発揮できる連携の推進
・産学官連携:地域企業・大学・行政との連携を強化し独創的新技術の開発やイノベーションを生み出す人材育成などで地域に貢献

(*3)新しい試みなどを先行して実施する施設。

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