訂正有価証券報告書-第108期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2019/09/17 9:53
【資料】
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【項目】
121項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループは、「自動車用エンジン軸受分野」、「低速ディーゼルエンジン用(大型船用)軸受」及び「ターボチャージャー用軸受(スモールターボ)」において既に世界№1シェア(当社推定)を有しており、「すべり軸受分野(全ての用途の合算)」で世界№1シェア(当社推定)にあります。これらの拡販の成果により、近い将来を見据えた生産能力の拡充が急がれており、地域別、業種別の優先度を見極めつつ設備増強を進めてまいりました。
その結果、年間の設備投資総額は14,802百万円となりました。
セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。
(1)自動車用エンジン軸受・自動車用エンジン以外軸受
当連結会計年度の主な設備投資は、当社及び国内連結子会社(大同プレーンベアリング㈱とエヌデーシー㈱)においては生産能力増強を目的として実施し、海外連結子会社においても、アジア拠点、欧州拠点、及び北米拠点での生産能力増強を目的として実施いたしました。
当該分野における加工専用設備等の投資額は7,598百万円であります。
なお、重要な設備の除却または売却はありません。
(2)非自動車用軸受
当連結会計年度の主な設備投資は、当社及び海外連結子会社において設備増強、生産性向上等を目的として実施いたしました。当該分野における加工専用設備等の投資額は814百万円であります。
なお、重要な設備の除却または売却はありません。
(3)その他
当連結会計年度の設備投資額は107百万円であります。重要な設備の除却または売却はありません。
また、国内及び海外の生産拠点で使用する大半のバイメタル(軸受製品の材料)を当社から供給しておりますが、当社及び国内連結子会社(大同メタル佐賀㈱)において生産能力増強、生産性向上を目的として実施いたしました。
なお、(1)自動車用エンジン軸受・自動車用エンジン以外軸受、(2)非自動車用軸受及び(3)その他に関するバイメタル製造設備の投資額は5,084百万円であります。
(4)全社共通
当連結会計年度の設備投資は、情報システム関連投資等を中心に実施いたしました。上記に関するその他設備の投資額は1,197百万円であります。