有価証券報告書-第110期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 15:39
【資料】
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【項目】
117項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループは、「自動車用エンジン軸受」、「低速ディーゼルエンジン用(大型船用)軸受」及び「ターボチャージャー用軸受(自動車用スモールターボチャージャー)」において既に世界№1シェア(当社推定)を有しており、他のすべり軸受分野でも高いシェアを有しております。これらの拡販の成果により、近い将来を見据えた生産能力の拡充が急がれており、地域別、業種別の優先度を見極めつつ設備増強を進めてまいりました。
その結果、年間の設備投資総額は8,694百万円となりました。
セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。
(1)自動車用エンジン軸受・自動車用エンジン以外軸受
当連結会計年度の主な設備投資は、当社及び国内連結子会社(大同プレーンベアリング㈱とエヌデーシー㈱)においては生産能力増強を目的として実施し、海外連結子会社においてもアジア拠点、欧州拠点及び北米拠点での生産能力増強を目的として実施いたしました。
当該分野における加工専用設備等の投資額は4,420百万円であります。
なお、重要な設備の除却または売却はありません。
(2)非自動車用軸受
当連結会計年度の主な設備投資は、当社及び国内外の連結子会社において設備増強、生産性向上等を目的として実施いたしました。当該分野における加工専用設備等の投資額は559百万円であります。
なお、重要な設備の除却または売却はありません。
(3)自動車用軸受以外部品
当連結会計年度の主な設備投資は、国内外の連結子会社において設備増強、生産性向上等を目的として実施いたしました。当該分野における加工専用設備等の投資額は1,900百万円であります。
なお、重要な設備の除却または売却はありません。
(4)その他
当連結会計年度の設備投資額は29百万円であります。重要な設備の除却または売却はありません。
また、国内及び海外の生産拠点で使用する大半のバイメタル(軸受材料)を当社から供給しておりますが、当社及び国内連結子会社(大同メタル佐賀㈱)において生産能力増強、生産性向上を目的として実施いたしました。
なお、(1)自動車用エンジン軸受・自動車用エンジン以外軸受、(2)非自動車用軸受及び(4)その他に係るバイメタル製造設備の投資額は1,153百万円であります。
(5)全社共通
当連結会計年度の設備投資は、情報システム関連投資等を中心に実施いたしました。上記に係るその他設備の投資額は631百万円であります。