四半期報告書-第117期第1四半期(平成29年1月1日-平成29年3月31日)
- 【提出】
- 2017/05/12 9:05
- 【資料】
- PDFをみる
四半期連結財務諸表注記事項(US GAAP)
注記事項
注1 主要な会計方針についての概要
(1)連結会計方針
当社は、1969年5月に米国市場において転換社債を発行し、米国預託証券を米国店頭市場に登録したことにより、米国1933年証券法及び米国1934年証券取引所法に基づき、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(以下「米国会計原則」という。)に基づいて作成された連結財務諸表の米国証券取引委員会への提出を開始し、それ以降、継続して年次報告書(Form 20-F)を提出しております。その後、1972年2月にナスダックに米国預託証券を登録し、2000年9月にニューヨーク証券取引所に上場いたしました。
当社の四半期連結財務諸表は、米国会計原則に基づいて作成しております。なお、米国会計原則により要請される記載及び注記の一部を省略しております。2016年12月31日及び2017年3月31日現在の連結子会社数及び持分法適用関連会社数は以下のとおりであります。
当グループ(当社及びその連結子会社。以下、当該項目では「当社」という。)が採用している会計処理の原則及び手続並びに表示方法のうち、わが国の四半期連結財務諸表規則に準拠した場合と異なるもので主要なものは次のとおりであり、金額的に重要性のある項目については、わが国の基準に基づいた場合の税引前四半期純利益に対する影響額を併せて開示しております。
(イ)退職給付及び年金制度に関しては、米国財務会計基準審議会会計基準書(以下「基準書」という。)715「給付-退職給付」を適用しており、保険数理計算に基づく年金費用を計上しております。その影響額は、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間においてそれぞれ259百万円(利益の増加)、103百万円(利益の増加)であります。
(ロ)新株発行費は税効果調整を行った後、資本剰余金より控除しております。
(ハ)金融派生商品に関しては、基準書815「金融派生商品とヘッジ取引」を適用しております。
(ニ)のれん及び耐用年数が確定できないその他の無形固定資産に関しては、基準書350「無形固定資産-のれん及びその他」を適用しており、償却を行わずに少なくとも年1回の減損の判定を行っております。
(2)連結の基本方針
当社の連結財務諸表は、当社、当社が過半数の株式を所有する子会社、及び当社及び連結子会社が主たる受益者となる変動持分事業体の勘定を含んでおります。連結会社間の重要な債権債務及び取引は全て消去しております。
(3)新会計基準
2014年5月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2014-09「顧客との契約から生じる収益」を発行しました。この基準は、顧客に財またはサービスを移転した時点で、財またはサービスと交換に企業が受け取れると期待する対価を反映した金額により、収益を認識することを要求しております。この基準は、2016年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用される予定でしたが、米国財務会計基準審議会は、2015年8月に、その適用を1年延期することを記載した基準書2015-14「顧客との契約から生じる収益‐適用日の延期」を新たに発行しました。なお、この基準を当初の適用日に早期適用することが容認されます。この基準は、開示される全ての期間に遡及的に適用する方法、またはこの基準の適用による累積的影響額を適用日において遡及的に認識する方法のいずれかにより適用されます。また、米国財務会計基準審議会は、基準書2014-09の一部の規定を明確にするため、2016年3月に、基準書2016-08「顧客との契約から生じる収益‐本人か代理人かの検討」を、2016年4月に、基準書2016-10「顧客との契約から生じる収益‐履行義務の認識及びライセンス」を、2016年5月に、基準書2016-12「限定的な範囲の改善事項と実務上の便宜措置」を、2016年12月に、基準書2016-20「技術的修正と改善」を発行しました。これらの基準書は基準書2014-09と同時に適用されます。当社は、この基準を修正遡及適用アプローチにより、2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準による、収益を認識する時点への重要な影響はないと考えておりますが、連結損益計算書において、オフィスビジネスユニット及び産業機器その他ビジネスユニットにおける製品及びサービス間での収益の按分が変更となる可能性があります。また、連結貸借対照表において、オフィスビジネスユニット及びイメージングシステムビジネスユニットにおける変動対価に係わる債権と返金負債間の組替により、資産合計及び負債合計が増加となる可能性があります。現在、当社は引き続きこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
2016年1月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2016-01「金融資産及び金融負債の認識と測定」を発行しました。この基準は、金融商品について、認識、測定、表示及び開示に関する改定を行うものです。この基準においては、持分投資は原則として公正価値で測定し、その変動を当期純損益に認識することが求められております。この基準は、2017年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用は一定の内容について容認されております。当社はこの基準を2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
2016年2月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2016-02「リース」を発行しました。この基準は、借手においては、ほとんど全てのリース資産を連結貸借対照表上に認識することを要求しております。なお、連結損益計算書における費用の認識方法は現行基準と類似しております。貸手においては、リースの分類基準並びに販売型リース及び直接金融リースの会計処理が修正されております。この基準は、2018年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用が認められております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響及び適用日について検討しております。
2016年10月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2016-16「法人税等 – たな卸資産以外の資産のグループ内の移転」を発行しました。この基準は、たな卸資産以外の資産のグループ内での移転に係る当期及び繰延法人税認識に対する例外を削除しており、その範囲には知的財産及び有形固定資産が含まれております。この基準は、2017年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用が認められております。この基準は、適用開始期間の期首の利益剰余金で累積影響額を調整する、修正遡及適用アプローチにより適用されます。当社はこの基準を2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
2017年3月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2017-07「期間年金費用及び期間退職後給付費用の表示の改善」を発行しました。この基準は、期間年金費用及び期間退職後給付費用につき、勤務費用とそれ以外の要素に区分し、勤務費用については従業員の報酬費用と同じ項目に表示することを要求しております。それ以外の要素については、勤務費用から区分して営業外収益及び費用に表示することが要求されております。また、期間年金費用及び期間退職後給付費用のうち、勤務費用のみが棚卸資産等への資産計上が認められます。この基準は、2017年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用が認められております。勤務費用とそれ以外の要素に区分表示する規定は遡及適用され、資産計上が認められる費用を勤務費用に限定する規定は将来に向かって適用されます。当社はこの基準を2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
注2 投資
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における、連結貸借対照表の投資に含めている売却可能有価証券の主な有価証券の種類毎の取得原価、総未実現利益及び損失、公正価値は以下のとおりであります。
2017年3月31日現在における連結貸借対照表の投資に含めている売却可能有価証券に分類される負債証券の満期別情報は以下のとおりであります。
有価証券の売却に伴う実現損益は、平均原価法で算定し、損益に反映しております。第116期第1四半期連結累計期間における実現利益はありません。第117期第1四半期連結累計期間における実現利益は496百万円であります。また、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における実現損失の総額は、一時的でない公正価値の下落として認識した減損による評価下げを含めそれぞれ448百万円、5百万円であります。
2017年3月31日現在における売却可能有価証券に関する未実現損失が継続的に生じている期間は概ね12ヶ月未満であります。
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における取得日から満期日までが3ヶ月超の定期預金はそれぞれ3,206百万円、5,041百万円であり、連結貸借対照表の短期投資に含めております。
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における原価法により評価される市場性のない持分証券に対する投資額はそれぞれ7,800百万円及び3,150百万円であります。2016年12月31日及び2017年3月31日現在において上記投資額のうち、減損の評価を行っている投資はありません。減損の評価を行わなかったのは、投資の公正価値を見積もることが実務上困難なことからその見積りを行っていないため、また投資の公正価値に著しく不利な影響を及ぼす事象や状況の変化が見られなかったためであります。
注3 売上債権
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における売上債権は、以下のとおりであります。
注4 たな卸資産
2016年12月31日及び2017年3月31日現在におけるたな卸資産は、以下のとおりであります。
注5 有形固定資産
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における有形固定資産は、以下のとおりであります。
四半期連結キャッシュ・フロー計算書に表示されている固定資産には、有形固定資産と無形固定資産を含めております。
注6 買収
当社は2016年12月19日に、TMSCの全普通株式を、取得対価665,498百万円で取得しました。第117期第1四半期連結累計期間において計上された調整は、限定的であり重要性はありません。2017年3月31日現在において、取得価額の配分については暫定となっておます。特に、顧客関係を含む無形固定資産の公正価値の測定に関して、それぞれの個別事業における詳細な情報ではなく、全般的な見積りに基づき分析が実施されており、追加的な情報を当社が取得した場合には、当該見積りと前提が変更される可能性があります。
第116期の期首時点でTMSCが当社の連結財務諸表に含まれていたと仮定した場合の第116期第1四半期連結累計期間におけるプロ・フォーマ売上高(非監査)は、931,299百万円であります。当社株主に帰属する利益に関するプロ・フォーマ情報は、当社の連結財務諸表に与える影響が軽微なため、開示を省略しております。
注7 短期借入金及び長期債務
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における銀行借入による短期借入金は、それぞれ601百万円、28,212百万円であります。
2016年3月15日に当社はTMSCを買収することを目的として暫定的に、2017年を返済期日とする銀行との借入契約を締結しました。2017年1月31日に当社は2021年12月を契約期限とするリボルビングクレジットファシリティ契約による無担保の借入へ借り換えを実行しております。当契約の借入枠は610,000百万円であり、2017年3月31日時点における借入残高は610,000百万円であります。利率は変動利率によるもので、2017年3月31日時点における利率は0.04%であります。
注8 買入債務
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における買入債務は、以下のとおりであります。
注9 純資産
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における、連結貸借対照表の株主資本、非支配持分及び純資産の帳簿価額の変動は、以下のとおりであります。
注10 その他の包括利益(損失)
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における、その他の包括利益(損失)累計額の変動は以下のとおりであります。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における、その他の包括利益(損失)累計額から組替えられた金額は以下のとおりであります。
(1) 金額の増加(減少)は連結損益計算書における利益の減少(増加)を示しております。
(2) 期間純年金費用に含めております。
注11 1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における基本的及び希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益の計算上の分子及び分母の調整表は以下のとおりであります。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益の計算にあたり、ストックオプションは逆希薄化効果を持つため計算から除いております。
注12 金融派生商品とヘッジ活動
リスク管理方針
当社は国際的に事業を営み、外国為替レートの変動リスクにさらされております。当社が保有しております金融派生商品は、主にこれらのリスクを軽減するための先物為替契約であります。当社は、外国為替レートリスクの変化を継続的に監視すること及びヘッジ機会を検討することによって、外国為替レートリスクを評価しております。当社はトレーディング目的のための金融派生商品を保有または発行しておりません。また、当社は金融派生商品の契約相手による契約不履行の場合に生ずる信用リスクにさらされております。契約相手は国際的に認知された金融機関がほとんどで、当社はそれらの財政状態を勘案しており、契約も多数の主要な金融機関に分散されておりますので、そのようなリスクは小さいと考えております。
外国為替レートリスク管理
当社は国際的な事業により、外国為替レート変動リスクにさらされております。米ドルやユーロといった外貨による売上により生じる外国為替レートリスクを管理するために、当社は先物為替契約を締結しております。これらの契約は主に、外貨建のグループ会社間の予定売上取引及び売上債権に関する外国為替レート変動リスクをヘッジするために利用されております。当社はリスク管理方針に基づき、グループ会社間の予定売上取引から生じる外国為替レート変動リスクの一部を、主に3ヶ月以内に満期が到来する先物為替契約を利用することによりヘッジしております。
キャッシュ・フローヘッジ
グループ会社間の予定売上取引に係る先物為替契約等、キャッシュ・フローヘッジとして指定された金融派生商品の公正価値の変動は、その他の包括利益(損失)累計額として認識されます。これらの金額は、ヘッジ対象が収益または費用として認識された期において、営業外収益及び費用として損益に振り替えられます。2017年3月31日現在のその他の包括利益(損失)累計額は、今後12ヶ月の間に収益または費用として認識されると予想しております。当社はヘッジ手段の時間的価値の要素をヘッジの有効性の評価から除いております。また、ヘッジ対象である予定売上取引が発生した時点でヘッジ会計は中止し、それ以降に生じる損益はヘッジの有効性の評価に含めておりません。
ヘッジ指定されていない金融派生商品
当社は、主に外貨建資産から生じる為替差損益を相殺するために先物為替契約を締結しております。これらの先物為替契約はヘッジ会計を適用するために必要とされているヘッジ指定をしておりませんが、経済的な観点からはヘッジとして有効と判断しております。ヘッジ指定していない先物為替契約の公正価値の変動はただちに収益または費用として認識されます。
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における先物為替契約の残高は以下のとおりであります。
連結貸借対照表に含まれる金融派生商品の公正価値
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における金融派生商品の公正価値は以下のとおりであります。
金融派生商品の連結損益計算書への影響
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における金融派生商品の連結損益計算書への影響は以下のとおりであります。
注13 契約上の債務及び偶発債務
契約債務
2017年3月31日現在における、設備投資の発注残高及び部品と原材料の発注残高はそれぞれ、25,115百万円、122,575百万円であります。
当社は、オペレーティングリースとして処理されるリース契約に基づき、営業所及びその他の施設を使用しております。リース契約に基づく差入保証金は、2016年12月31日及び2017年3月31日現在においてそれぞれ13,128百万円、13,389百万円であり、連結貸借対照表上、長期債権に含まれております。
2017年3月31日現在における解約不能オペレーティングリース契約に基づく最低年間支払賃借料の予定支払額は、1年内が24,123百万円、1年超が59,083百万円であります。
保証債務
当社は、従業員及び関係会社等の銀行借入金について、債務保証を行っております。従業員に関する債務保証は、主に住宅ローンに対するものであります。関係会社等に関する債務保証は、それらの会社における資金調達を容易にするためのものであります。
契約期間中に従業員及び関係会社等が債務不履行に陥った場合、当社は支払義務を負います。債務保証の契約期間は、従業員の住宅ローンについては1年から30年、関係会社等の銀行借入金については1年から5年であります。2017年3月31日現在において、債務不履行が生じた場合に当社が負う割引前の最高支払額は、7,819百万円であります。2017年3月31日現在において、これらの債務保証に関して認識されている負債の金額には重要性はありません。
また当社は、ある一定期間において、当社の製品及びサービスに対する保証を行っております。製品保証費は収益を認識した時点で販売費及び一般管理費として計上しており、製品保証引当金の見積りは過去の実績に基づいております。第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における製品保証引当金の変動は以下のとおりであります。
訴訟事項
当社は、通常の事業活動から生じる、種々の要求及び法的行為にさらされております。当社は、損失の発生の可能性が高く、かつ、損失額を合理的に見積もることができる場合に、引当金を計上しております。当社は、少なくとも四半期に一度当該引当金を検討し、交渉、和解、判決、弁護士の助言及び特定の案件に関連したその他の情報及び事象の影響を反映して、当該引当金を修正しております。訴訟は本来的に予測が困難でありますが、当社は、経験上、これらの案件における損害賠償請求額は当社の潜在的な負債を必ずしも示唆するものではないと考えており、これらの案件から発生する可能性のある損失は、当社の連結上の財政状態、経営成績またはキャッシュ・フローに重要な影響を与えることはないと考えております。
注14 金融商品の公正価値及び信用リスクの集中
金融商品の公正価値
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における、当社の金融商品の公正価値は以下のとおりであります(△負債)。
現金及び現金同等物、売上債権、金融債権、長期債権、短期借入金、買入債務及び未払費用は連結貸借対照表計上額が公正価値に近似しているため、下記の表には含めておりません。また投資に関しては注2に、先物為替契約に関しては注12にて記載しておりますので、下記の表には含めておりません。
上記の金融商品は、下記の前提と方法に基づいてその公正価値を算定しております。
長期債務
長期債務の公正価値は借入毎に将来のキャッシュ・フローから類似の満期日の借入金に対して適用される期末における市場での借入金利を用いて割り引いて算定した現在価値に基づいて算定しており、レベル2に分類しております。レベルの区分については、注15に記載しております。
見積公正価値の前提について
公正価値の見積りは当該金融商品に関連した市場価格情報及びその契約内容を基礎として期末の一時点で算定されたものであります。これらの見積りは実質的に当社が行っており、不確実性及び見積りに重要な影響を及ぼす当社の判断を含んでおり、精緻に計算することはできません。このため、想定している前提条件の変更により当該見積りは重要な影響を受ける可能性があります。
信用リスクの集中
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における売上債権のうち、ともに約12%が特定顧客(1社)に対するものです。当社は、当該顧客が債務履行義務を果たさないとは予期しておりませんが、契約条件に従った債務履行がなされない場合の信用リスクの集中に潜在的にさらされております。
注15 公正価値の開示
公正価値は、その資産または負債に関する主要なまたは最も有利な市場において測定日における市場参加者の間の秩序ある取引により資産を売却して受け取るであろう価格、または負債を移転するために支払うであろう価格と定義しております。公正価値の測定に使用されるインプットの優先順位を付ける公正価値の階層の3つのレベルは以下のとおりであります。
レベル1-活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2-活発な市場における類似資産・負債の市場価格、活発ではない市場における同一または類似資産・負債の市場価格、観察可能な市場価格以外のインプット及び相関関係またはその他の方法により観察可能な市場データから主として得られたまたは裏付けられたインプット
レベル3-1つまたは複数の重要なインプットが観察不能で、市場参加者が価格決定で使用する仮定に関して報告企業自身の仮定を使用する評価手法から得られるインプット
経常的に公正価値で測定される資産及び負債
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における経常的に公正価値で測定される資産及び負債は以下のとおりであります。
レベル1の投資は、主に国内株式であり、十分な取引量と頻繁な取引がある活発な市場における調整不要な市場価格で評価しております。レベル2の現金及び現金同等物は、マーケット・アプローチに基づき、活発でない市場における同一資産の市場価格により評価しております。
金融派生商品は、先物為替契約によるものです。レベル2の金融派生商品は、取引相手方または第三者から入手した相場価格に基づき評価され、マーケット・アプローチに基づく外国為替レート及び金利などの観察可能な市場インプットを使用した価格モデルに基づき定期的に検証しております。
非経常的に公正価値で測定される資産及び負債
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間において、非経常的に公正価値で測定された重要な資産及び負債はありません。
注16 損益等の補足説明
先物為替契約を含む外貨建取引、外貨建の資産及び負債の換算から生じる為替差損益は、連結損益計算書の営業外収益及び費用に含めております。第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における為替差損益は、それぞれ3,058百万円の利益、1,211百万円の損失であります。
広告宣伝費は発生時に費用として計上しており、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間においてそれぞれ11,765百万円、11,705百万円であります。
発送費及び取扱手数料は、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間においてそれぞれ11,217百万円、12,838百万円であり、これらは連結損益計算書の販売費及び一般管理費に含めております。
売却可能有価証券に分類される取得日から3ヶ月以内に満期となる一部の負債証券は、2016年12月31日及び2017年3月31日現在においてそれぞれ30,500百万円であり、連結貸借対照表の現金及び現金同等物に含めております。これらの負債証券の公正価値は取得原価と近似しております。
金融債権は、主として海外における当社製品及び関連製品の販売から生じる販売型リース及び直接金融リースから構成されるファイナンスリースに係るものであります。これらの債権の回収期間はおおむね1年から6年であります。2016年及び2017年3月31日現在における金融債権の残高はそれぞれ279,687百万円、328,831百万円であり、顧客毎に貸倒引当金を評価している金融債権には重要性がありません。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における金融債権に対する貸倒引当金の変動は以下のとおりであります。
当社は、製品の販売に際し、顧客の信用履歴が適切であることを確認し、滞留期間、マクロ経済状況、顧客に対する法的手続の開始及び破産申請など、種々の情報に基づき債権計上先の信用状況を継続的にモニタリングしております。金融債権に対する貸倒引当金は、リスクの特徴が類似する債権毎に過去の貸倒実績に基づき評価しております。当社は、破産申請など顧客の債務返済能力がなくなったと認識した時点において、顧客毎に貸倒引当金を積み増しております。2016年12月31日及び2017年3月31日現在における期日を経過した金融債権には重要性がありません。
注17 セグメント情報
当社の事業セグメントは、組織構造及び業績評価並びに資源配分を行うために当社のマネジメントが管理している情報に基づき、オフィスビジネスユニット、イメージングシステムビジネスユニット及び産業機器その他ビジネスユニットの3つのセグメントに区分しております。
事業の種類別セグメントの主要製品は以下のとおりであります。
・オフィスビジネスユニット: オフィス向け複合機、レーザー複合機、レーザープリンター、
デジタルプロダクションプリンティングシステム、業務用高速・連帳プリンター、ワイドフォーマットプリンター、ドキュメントソリューション
・イメージングシステムビジネスユニット:レンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラ、
デジタルビデオカメラ、デジタルシネマカメラ、交換レンズ、コンパクトフォトプリンター、インクジェットプリンター、大判インクジェットプリンター、業務用フォトプリンター、
イメージスキャナー、マルチメディアプロジェクター、放送機器、電卓
・産業機器その他ビジネスユニット:半導体露光装置、FPD露光装置、デジタルラジオグラフィ、X線診断装置、CT装置、MRI装置、超音波診断装置、検体検査装置、眼科機器、真空薄膜形成装置、有機ELディスプレイ製造装置、ダイボンダー、マイクロモーター、ネットワークカメラ、
ハンディターミナル、ドキュメントスキャナー
セグメントの会計方針は概ね当社の四半期連結財務諸表に用いている会計方針と同じであります。当社は、営業利益に基づいて業績の評価及び資源の配分を行っております。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における事業の種類別セグメント情報は以下のとおりであります。
(単位 百万円)
第116期第1四半期連結累計期間
(単位 百万円)
第117期第1四半期連結累計期間
セグメント間の取引は一般取引と同様の価格で行われております。特定のセグメントに直接関連しない費用は、最も適切で利用可能な指標に基づき各セグメントに配分しております。全社費用には、本社部門に属する研究開発費が含まれております。
2016年12月に取得したTMSCにかかる経営成績は、2017年第1四半期連結累計期間において、「産業機器その他」ビジネスユニットに含めており、TMSC買収に伴う取得価額配分により認識した無形固定資産の償却費等は「消去又は全社」に含めております。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における地域別セグメント情報は以下のとおりであります。
(単位 百万円)
第116期第1四半期連結累計期間
(単位 百万円)
第117期第1四半期連結累計期間
売上高は顧客の仕向地別に分類しております。
注1 主要な会計方針についての概要
(1)連結会計方針
当社は、1969年5月に米国市場において転換社債を発行し、米国預託証券を米国店頭市場に登録したことにより、米国1933年証券法及び米国1934年証券取引所法に基づき、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(以下「米国会計原則」という。)に基づいて作成された連結財務諸表の米国証券取引委員会への提出を開始し、それ以降、継続して年次報告書(Form 20-F)を提出しております。その後、1972年2月にナスダックに米国預託証券を登録し、2000年9月にニューヨーク証券取引所に上場いたしました。
当社の四半期連結財務諸表は、米国会計原則に基づいて作成しております。なお、米国会計原則により要請される記載及び注記の一部を省略しております。2016年12月31日及び2017年3月31日現在の連結子会社数及び持分法適用関連会社数は以下のとおりであります。
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||
| 連結子会社数 | 367 | 369 | |
| 持分法適用関連会社数 | 9 | 8 | |
| 合計 | 376 | 377 |
当グループ(当社及びその連結子会社。以下、当該項目では「当社」という。)が採用している会計処理の原則及び手続並びに表示方法のうち、わが国の四半期連結財務諸表規則に準拠した場合と異なるもので主要なものは次のとおりであり、金額的に重要性のある項目については、わが国の基準に基づいた場合の税引前四半期純利益に対する影響額を併せて開示しております。
(イ)退職給付及び年金制度に関しては、米国財務会計基準審議会会計基準書(以下「基準書」という。)715「給付-退職給付」を適用しており、保険数理計算に基づく年金費用を計上しております。その影響額は、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間においてそれぞれ259百万円(利益の増加)、103百万円(利益の増加)であります。
(ロ)新株発行費は税効果調整を行った後、資本剰余金より控除しております。
(ハ)金融派生商品に関しては、基準書815「金融派生商品とヘッジ取引」を適用しております。
(ニ)のれん及び耐用年数が確定できないその他の無形固定資産に関しては、基準書350「無形固定資産-のれん及びその他」を適用しており、償却を行わずに少なくとも年1回の減損の判定を行っております。
(2)連結の基本方針
当社の連結財務諸表は、当社、当社が過半数の株式を所有する子会社、及び当社及び連結子会社が主たる受益者となる変動持分事業体の勘定を含んでおります。連結会社間の重要な債権債務及び取引は全て消去しております。
(3)新会計基準
2014年5月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2014-09「顧客との契約から生じる収益」を発行しました。この基準は、顧客に財またはサービスを移転した時点で、財またはサービスと交換に企業が受け取れると期待する対価を反映した金額により、収益を認識することを要求しております。この基準は、2016年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用される予定でしたが、米国財務会計基準審議会は、2015年8月に、その適用を1年延期することを記載した基準書2015-14「顧客との契約から生じる収益‐適用日の延期」を新たに発行しました。なお、この基準を当初の適用日に早期適用することが容認されます。この基準は、開示される全ての期間に遡及的に適用する方法、またはこの基準の適用による累積的影響額を適用日において遡及的に認識する方法のいずれかにより適用されます。また、米国財務会計基準審議会は、基準書2014-09の一部の規定を明確にするため、2016年3月に、基準書2016-08「顧客との契約から生じる収益‐本人か代理人かの検討」を、2016年4月に、基準書2016-10「顧客との契約から生じる収益‐履行義務の認識及びライセンス」を、2016年5月に、基準書2016-12「限定的な範囲の改善事項と実務上の便宜措置」を、2016年12月に、基準書2016-20「技術的修正と改善」を発行しました。これらの基準書は基準書2014-09と同時に適用されます。当社は、この基準を修正遡及適用アプローチにより、2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準による、収益を認識する時点への重要な影響はないと考えておりますが、連結損益計算書において、オフィスビジネスユニット及び産業機器その他ビジネスユニットにおける製品及びサービス間での収益の按分が変更となる可能性があります。また、連結貸借対照表において、オフィスビジネスユニット及びイメージングシステムビジネスユニットにおける変動対価に係わる債権と返金負債間の組替により、資産合計及び負債合計が増加となる可能性があります。現在、当社は引き続きこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
2016年1月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2016-01「金融資産及び金融負債の認識と測定」を発行しました。この基準は、金融商品について、認識、測定、表示及び開示に関する改定を行うものです。この基準においては、持分投資は原則として公正価値で測定し、その変動を当期純損益に認識することが求められております。この基準は、2017年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用は一定の内容について容認されております。当社はこの基準を2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
2016年2月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2016-02「リース」を発行しました。この基準は、借手においては、ほとんど全てのリース資産を連結貸借対照表上に認識することを要求しております。なお、連結損益計算書における費用の認識方法は現行基準と類似しております。貸手においては、リースの分類基準並びに販売型リース及び直接金融リースの会計処理が修正されております。この基準は、2018年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用が認められております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響及び適用日について検討しております。
2016年10月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2016-16「法人税等 – たな卸資産以外の資産のグループ内の移転」を発行しました。この基準は、たな卸資産以外の資産のグループ内での移転に係る当期及び繰延法人税認識に対する例外を削除しており、その範囲には知的財産及び有形固定資産が含まれております。この基準は、2017年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用が認められております。この基準は、適用開始期間の期首の利益剰余金で累積影響額を調整する、修正遡及適用アプローチにより適用されます。当社はこの基準を2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
2017年3月に、米国財務会計基準審議会は、基準書2017-07「期間年金費用及び期間退職後給付費用の表示の改善」を発行しました。この基準は、期間年金費用及び期間退職後給付費用につき、勤務費用とそれ以外の要素に区分し、勤務費用については従業員の報酬費用と同じ項目に表示することを要求しております。それ以外の要素については、勤務費用から区分して営業外収益及び費用に表示することが要求されております。また、期間年金費用及び期間退職後給付費用のうち、勤務費用のみが棚卸資産等への資産計上が認められます。この基準は、2017年12月15日より後に開始する連結会計年度に適用され、早期適用が認められております。勤務費用とそれ以外の要素に区分表示する規定は遡及適用され、資産計上が認められる費用を勤務費用に限定する規定は将来に向かって適用されます。当社はこの基準を2018年1月1日より開始する第1四半期より適用することを予定しております。現在、当社はこの基準の適用が当社の経営成績及び財政状態に与える影響について検討しております。
注2 投資
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における、連結貸借対照表の投資に含めている売却可能有価証券の主な有価証券の種類毎の取得原価、総未実現利益及び損失、公正価値は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||||||||||||||
| 取得原価 | 総未実現利益 | 総未実現損失 | 公正価値 | 取得原価 | 総未実現利益 | 総未実現損失 | 公正価値 | ||||||||
| 投資: | |||||||||||||||
| 国債及び 外国政府債 | 277 | - | 8 | 269 | 270 | - | 8 | 262 | |||||||
| 社債 | 43 | 188 | 2 | 229 | 43 | 181 | 3 | 221 | |||||||
| 投資信託 | 85 | 1 | - | 86 | 116 | 1 | - | 117 | |||||||
| 株式 | 19,026 | 23,439 | 21 | 42,444 | 23,422 | 24,884 | 1,173 | 47,133 | |||||||
| 19,431 | 23,628 | 31 | 43,028 | 23,851 | 25,066 | 1,184 | 47,733 | ||||||||
2017年3月31日現在における連結貸借対照表の投資に含めている売却可能有価証券に分類される負債証券の満期別情報は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) | |||||
| 取得原価 | 公正価値 | ||||
| 5年超 | 313 | 483 | |||
| 313 | 483 | ||||
有価証券の売却に伴う実現損益は、平均原価法で算定し、損益に反映しております。第116期第1四半期連結累計期間における実現利益はありません。第117期第1四半期連結累計期間における実現利益は496百万円であります。また、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における実現損失の総額は、一時的でない公正価値の下落として認識した減損による評価下げを含めそれぞれ448百万円、5百万円であります。
2017年3月31日現在における売却可能有価証券に関する未実現損失が継続的に生じている期間は概ね12ヶ月未満であります。
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における取得日から満期日までが3ヶ月超の定期預金はそれぞれ3,206百万円、5,041百万円であり、連結貸借対照表の短期投資に含めております。
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における原価法により評価される市場性のない持分証券に対する投資額はそれぞれ7,800百万円及び3,150百万円であります。2016年12月31日及び2017年3月31日現在において上記投資額のうち、減損の評価を行っている投資はありません。減損の評価を行わなかったのは、投資の公正価値を見積もることが実務上困難なことからその見積りを行っていないため、また投資の公正価値に著しく不利な影響を及ぼす事象や状況の変化が見られなかったためであります。
注3 売上債権
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における売上債権は、以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||
| 受取手形 | 28,811 | 25,088 | |
| 売掛金 | 623,722 | 564,632 | |
| 貸倒引当金 | △11,075 | △11,100 | |
| 641,458 | 578,620 |
注4 たな卸資産
2016年12月31日及び2017年3月31日現在におけるたな卸資産は、以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||
| 製品 | 373,337 | 380,623 | |
| 仕掛品 | 143,298 | 145,448 | |
| 原材料 | 44,101 | 43,032 | |
| 560,736 | 569,103 |
注5 有形固定資産
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における有形固定資産は、以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||
| 土地 | 283,893 | 280,461 | |
| 建物及び構築物 | 1,656,087 | 1,652,172 | |
| 機械装置及び備品 | 1,778,552 | 1,780,454 | |
| 建設仮勘定 | 54,786 | 50,700 | |
| 取得価額計 | 3,773,318 | 3,763,787 | |
| 減価償却累計額 | △2,578,342 | △2,590,675 | |
| 1,194,976 | 1,173,112 |
四半期連結キャッシュ・フロー計算書に表示されている固定資産には、有形固定資産と無形固定資産を含めております。
注6 買収
当社は2016年12月19日に、TMSCの全普通株式を、取得対価665,498百万円で取得しました。第117期第1四半期連結累計期間において計上された調整は、限定的であり重要性はありません。2017年3月31日現在において、取得価額の配分については暫定となっておます。特に、顧客関係を含む無形固定資産の公正価値の測定に関して、それぞれの個別事業における詳細な情報ではなく、全般的な見積りに基づき分析が実施されており、追加的な情報を当社が取得した場合には、当該見積りと前提が変更される可能性があります。
第116期の期首時点でTMSCが当社の連結財務諸表に含まれていたと仮定した場合の第116期第1四半期連結累計期間におけるプロ・フォーマ売上高(非監査)は、931,299百万円であります。当社株主に帰属する利益に関するプロ・フォーマ情報は、当社の連結財務諸表に与える影響が軽微なため、開示を省略しております。
注7 短期借入金及び長期債務
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における銀行借入による短期借入金は、それぞれ601百万円、28,212百万円であります。
2016年3月15日に当社はTMSCを買収することを目的として暫定的に、2017年を返済期日とする銀行との借入契約を締結しました。2017年1月31日に当社は2021年12月を契約期限とするリボルビングクレジットファシリティ契約による無担保の借入へ借り換えを実行しております。当契約の借入枠は610,000百万円であり、2017年3月31日時点における借入残高は610,000百万円であります。利率は変動利率によるもので、2017年3月31日時点における利率は0.04%であります。
注8 買入債務
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における買入債務は、以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||
| 支払手形 | 38,073 | 47,545 | |
| 買掛金 | 334,196 | 347,221 | |
| 372,269 | 394,766 |
注9 純資産
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における、連結貸借対照表の株主資本、非支配持分及び純資産の帳簿価額の変動は、以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 株主資本 | 非支配持分 | 純資産合計 | |
| 第116期第1四半期連結累計期間 | |||
| 2015年12月31日現在残高 | 2,966,415 | 218,048 | 3,184,463 |
| 当社株主への配当金 | △81,905 | - | △81,905 |
| 非支配持分への配当金 | - | △2,368 | △2,368 |
| 非支配持分との資本取引及びその他 | 274 | △5,022 | △4,748 |
| 包括利益 | |||
| 四半期純利益 | 27,991 | 1,225 | 29,216 |
| その他の包括利益(損失) -税効果調整後 | |||
| 為替換算調整額 | △88,744 | △2,719 | △91,463 |
| 未実現有価証券評価損益 | △4,631 | △211 | △4,842 |
| 金融派生商品損益 | 1,519 | △7 | 1,512 |
| 年金債務調整額 | 1,912 | 900 | 2,812 |
| 四半期包括利益(損失) | △61,953 | △812 | △62,765 |
| 自己株式取得及び処分 | △3 | - | △3 |
| 2016年3月31日現在残高 | 2,822,828 | 209,846 | 3,032,674 |
| (単位 百万円) |
| 株主資本 | 非支配持分 | 純資産合計 | |
| 第117期第1四半期連結累計期間 | |||
| 2016年12月31日現在残高 | 2,783,129 | 211,493 | 2,994,622 |
| 当社株主への配当金 | △81,905 | - | △81,905 |
| 非支配持分への配当金 | - | △2,697 | △2,697 |
| 非支配持分との資本取引及びその他 | △2 | 1 | △1 |
| 包括利益 | |||
| 四半期純利益 | 55,089 | 2,612 | 57,701 |
| その他の包括利益(損失) -税効果調整後 | |||
| 為替換算調整額 | △42,753 | △1,341 | △44,094 |
| 未実現有価証券評価損益 | 479 | △139 | 340 |
| 金融派生商品損益 | 2,857 | 16 | 2,873 |
| 年金債務調整額 | 494 | 37 | 531 |
| 四半期包括利益 | 16,166 | 1,185 | 17,351 |
| 自己株式取得及び処分 | △4 | - | △4 |
| 2017年3月31日現在残高 | 2,717,384 | 209,982 | 2,927,366 |
注10 その他の包括利益(損失)
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における、その他の包括利益(損失)累計額の変動は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) | |||||||||
| 第116期第1四半期 連結累計期間 | |||||||||
| 為替換算 調整額 | 未実現 有価証券 評価損益 | 金融派生 商品損益 | 年金債務 調整額 | 合計 | |||||
| 期首残高 | 87,038 | 14,055 | 182 | △131,017 | △29,742 | ||||
| 非支配持分との資本取引 及びその他 | 259 | - | - | △1 | 258 | ||||
| 組替前その他の包括利益 (損失) | △88,744 | △4,930 | 1,521 | 1,847 | △90,306 | ||||
| その他の包括利益(損失)累計額からの組替金額 | - | 299 | △2 | 65 | 362 | ||||
| 純変動額 | △88,485 | △4,631 | 1,519 | 1,911 | △89,686 | ||||
| 期末残高 | △1,447 | 9,424 | 1,701 | △129,106 | △119,428 | ||||
| (単位 百万円) | |||||||||
| 第117期第1四半期 連結累計期間 | |||||||||
| 為替換算 調整額 | 未実現 有価証券 評価損益 | 金融派生 商品損益 | 年金債務 調整額 | 合計 | |||||
| 期首残高 | △13,960 | 15,251 | △2,742 | △198,430 | △199,881 | ||||
| 非支配持分との資本取引 及びその他 | - | - | - | - | - | ||||
| 組替前その他の包括利益 (損失) | △42,753 | 677 | 548 | △402 | △41,930 | ||||
| その他の包括利益(損失)累計額からの組替金額 | - | △198 | 2,309 | 896 | 3,007 | ||||
| 純変動額 | △42,753 | 479 | 2,857 | 494 | △38,923 | ||||
| 期末残高 | △56,713 | 15,730 | 115 | △197,936 | △238,804 | ||||
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における、その他の包括利益(損失)累計額から組替えられた金額は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) | ||||||
| その他の包括利益(損失)累計額からの組替金額(1) | ||||||
| 第116期 第1四半期 連結累計期間 | 第117期 第1四半期 連結累計期間 | 連結損益計算書に 影響する項目 | ||||
| 未実現有価証券損益: | ||||||
| 448 | △491 | その他-純額 | ||||
| △148 | 152 | 法人税等 | ||||
| 300 | △339 | 非支配持分控除前四半期純利益 | ||||
| △1 | 141 | 非支配持分帰属損益 | ||||
| 299 | △198 | 当社株主に帰属する四半期純利益 | ||||
| 金融派生商品損益: | ||||||
| △75 | 3,320 | その他-純額 | ||||
| 73 | △994 | 法人税等 | ||||
| △2 | 2,326 | 非支配持分控除前四半期純利益 | ||||
| - | △17 | 非支配持分帰属損益 | ||||
| △2 | 2,309 | 当社株主に帰属する四半期純利益 | ||||
| 年金債務調整額: | ||||||
| 29 | 1,228 | (2) | ||||
| 44 | △304 | 法人税等 | ||||
| 73 | 924 | 非支配持分控除前四半期純利益 | ||||
| △8 | △28 | 非支配持分帰属損益 | ||||
| 65 | 896 | 当社株主に帰属する四半期純利益 | ||||
| 組替金額合計 -税効果及び非支配持分調整後 | 362 | 3,007 | ||||
(1) 金額の増加(減少)は連結損益計算書における利益の減少(増加)を示しております。
(2) 期間純年金費用に含めております。
注11 1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における基本的及び希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益の計算上の分子及び分母の調整表は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期第1四半期 連結累計期間 | 第117期第1四半期 連結累計期間 | |||
| 当社株主に帰属する四半期純利益 | 27,991 | 55,089 |
| (単位 株式数) |
| 第116期第1四半期 連結累計期間 | 第117期第1四半期 連結累計期間 | |||
| 平均発行済普通株式数 | 1,092,071,996 | 1,092,067,539 | ||
| 希薄化効果のある証券の影響: | ||||
| ストックオプション | - | - | ||
| 希薄化後発行済普通株式数 | 1,092,071,996 | 1,092,067,539 | ||
| (単位 円) |
| 第116期第1四半期 連結累計期間 | 第117期第1四半期 連結累計期間 | |||
| 1株当たり当社株主に帰属する 四半期純利益: | ||||
| 基本的 | 25.63 | 50.44 | ||
| 希薄化後 | 25.63 | 50.44 |
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における希薄化後1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益の計算にあたり、ストックオプションは逆希薄化効果を持つため計算から除いております。
注12 金融派生商品とヘッジ活動
リスク管理方針
当社は国際的に事業を営み、外国為替レートの変動リスクにさらされております。当社が保有しております金融派生商品は、主にこれらのリスクを軽減するための先物為替契約であります。当社は、外国為替レートリスクの変化を継続的に監視すること及びヘッジ機会を検討することによって、外国為替レートリスクを評価しております。当社はトレーディング目的のための金融派生商品を保有または発行しておりません。また、当社は金融派生商品の契約相手による契約不履行の場合に生ずる信用リスクにさらされております。契約相手は国際的に認知された金融機関がほとんどで、当社はそれらの財政状態を勘案しており、契約も多数の主要な金融機関に分散されておりますので、そのようなリスクは小さいと考えております。
外国為替レートリスク管理
当社は国際的な事業により、外国為替レート変動リスクにさらされております。米ドルやユーロといった外貨による売上により生じる外国為替レートリスクを管理するために、当社は先物為替契約を締結しております。これらの契約は主に、外貨建のグループ会社間の予定売上取引及び売上債権に関する外国為替レート変動リスクをヘッジするために利用されております。当社はリスク管理方針に基づき、グループ会社間の予定売上取引から生じる外国為替レート変動リスクの一部を、主に3ヶ月以内に満期が到来する先物為替契約を利用することによりヘッジしております。
キャッシュ・フローヘッジ
グループ会社間の予定売上取引に係る先物為替契約等、キャッシュ・フローヘッジとして指定された金融派生商品の公正価値の変動は、その他の包括利益(損失)累計額として認識されます。これらの金額は、ヘッジ対象が収益または費用として認識された期において、営業外収益及び費用として損益に振り替えられます。2017年3月31日現在のその他の包括利益(損失)累計額は、今後12ヶ月の間に収益または費用として認識されると予想しております。当社はヘッジ手段の時間的価値の要素をヘッジの有効性の評価から除いております。また、ヘッジ対象である予定売上取引が発生した時点でヘッジ会計は中止し、それ以降に生じる損益はヘッジの有効性の評価に含めておりません。
ヘッジ指定されていない金融派生商品
当社は、主に外貨建資産から生じる為替差損益を相殺するために先物為替契約を締結しております。これらの先物為替契約はヘッジ会計を適用するために必要とされているヘッジ指定をしておりませんが、経済的な観点からはヘッジとして有効と判断しております。ヘッジ指定していない先物為替契約の公正価値の変動はただちに収益または費用として認識されます。
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における先物為替契約の残高は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||
| 外貨売却契約 | 371,644 | 269,631 | |
| 外貨購入契約 | 46,741 | 42,534 |
連結貸借対照表に含まれる金融派生商品の公正価値
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における金融派生商品の公正価値は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) | ||||||
| ヘッジ指定の金融派生商品 | 科目 | 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | |||
| 資産: | ||||||
| 先物為替契約 | 前払費用及び その他の流動資産 | 19 | 471 | |||
| 負債: | ||||||
| 先物為替契約 | その他の流動負債 | 1,913 | 273 |
| (単位 百万円) | ||||||
| ヘッジ指定外の金融派生商品 | 科目 | 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | |||
| 資産: | ||||||
| 先物為替契約 | 前払費用及び その他の流動資産 | 567 | 1,740 | |||
| 負債: | ||||||
| 先物為替契約 | その他の流動負債 | 7,479 | 1,008 |
金融派生商品の連結損益計算書への影響
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における金融派生商品の連結損益計算書への影響は以下のとおりであります。
| ヘッジ指定の | (単位 百万円) | ||||||||
| 金融派生商品 | 第116期第1四半期 連結累計期間 | ||||||||
| キャッシュ・フロー | その他の包括利益(損失)に計上された損益 (ヘッジ有効部分) | その他の包括利益(損失)累計額から損益への振替額 (ヘッジ有効部分) | 損益認識額 (ヘッジの非有効部分及び 有効性評価より除外) | ||||||
| ヘッジ | 計上金額 | 科目 | 計上金額 | 科目 | 計上金額 | ||||
| 先物為替契約 | 2,275 | その他-純額 | 75 | その他-純額 | △63 | ||||
| (単位 百万円) | |||||||||
| 第117期第1四半期 連結累計期間 | |||||||||
| キャッシュ・フロー | その他の包括利益(損失)に計上された損益 (ヘッジ有効部分) | その他の包括利益(損失)累計額から損益への振替額 (ヘッジ有効部分) | 損益認識額 (ヘッジの非有効部分及び 有効性評価より除外) | ||||||
| ヘッジ | 計上金額 | 科目 | 計上金額 | 科目 | 計上金額 | ||||
| 先物為替契約 | 833 | その他-純額 | △3,320 | その他-純額 | △118 | ||||
| (単位 百万円) | |||||||
| ヘッジ指定外の 金融派生商品 | 第116期第1四半期 連結累計期間 | 第117期第1四半期 連結累計期間 | |||||
| 科目 | 計上金額 | 科目 | 計上金額 | ||||
| 先物為替契約 | その他-純額 | 5,434 | その他-純額 | 4,381 | |||
注13 契約上の債務及び偶発債務
契約債務
2017年3月31日現在における、設備投資の発注残高及び部品と原材料の発注残高はそれぞれ、25,115百万円、122,575百万円であります。
当社は、オペレーティングリースとして処理されるリース契約に基づき、営業所及びその他の施設を使用しております。リース契約に基づく差入保証金は、2016年12月31日及び2017年3月31日現在においてそれぞれ13,128百万円、13,389百万円であり、連結貸借対照表上、長期債権に含まれております。
2017年3月31日現在における解約不能オペレーティングリース契約に基づく最低年間支払賃借料の予定支払額は、1年内が24,123百万円、1年超が59,083百万円であります。
保証債務
当社は、従業員及び関係会社等の銀行借入金について、債務保証を行っております。従業員に関する債務保証は、主に住宅ローンに対するものであります。関係会社等に関する債務保証は、それらの会社における資金調達を容易にするためのものであります。
契約期間中に従業員及び関係会社等が債務不履行に陥った場合、当社は支払義務を負います。債務保証の契約期間は、従業員の住宅ローンについては1年から30年、関係会社等の銀行借入金については1年から5年であります。2017年3月31日現在において、債務不履行が生じた場合に当社が負う割引前の最高支払額は、7,819百万円であります。2017年3月31日現在において、これらの債務保証に関して認識されている負債の金額には重要性はありません。
また当社は、ある一定期間において、当社の製品及びサービスに対する保証を行っております。製品保証費は収益を認識した時点で販売費及び一般管理費として計上しており、製品保証引当金の見積りは過去の実績に基づいております。第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における製品保証引当金の変動は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期第1四半期 連結累計期間 | 第117期第1四半期 連結累計期間 | ||
| 期首残高 | 14,014 | 13,168 | |
| 当期増加額 | 6,505 | 6,014 | |
| 当期減少額(目的使用) | △5,891 | △5,052 | |
| その他 | △1,760 | △865 | |
| 期末残高 | 12,868 | 13,265 |
訴訟事項
当社は、通常の事業活動から生じる、種々の要求及び法的行為にさらされております。当社は、損失の発生の可能性が高く、かつ、損失額を合理的に見積もることができる場合に、引当金を計上しております。当社は、少なくとも四半期に一度当該引当金を検討し、交渉、和解、判決、弁護士の助言及び特定の案件に関連したその他の情報及び事象の影響を反映して、当該引当金を修正しております。訴訟は本来的に予測が困難でありますが、当社は、経験上、これらの案件における損害賠償請求額は当社の潜在的な負債を必ずしも示唆するものではないと考えており、これらの案件から発生する可能性のある損失は、当社の連結上の財政状態、経営成績またはキャッシュ・フローに重要な影響を与えることはないと考えております。
注14 金融商品の公正価値及び信用リスクの集中
金融商品の公正価値
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における、当社の金融商品の公正価値は以下のとおりであります(△負債)。
現金及び現金同等物、売上債権、金融債権、長期債権、短期借入金、買入債務及び未払費用は連結貸借対照表計上額が公正価値に近似しているため、下記の表には含めておりません。また投資に関しては注2に、先物為替契約に関しては注12にて記載しておりますので、下記の表には含めておりません。
| (単位 百万円) | |||||||
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||||||
| 計上金額 | 公正価値 | 計上金額 | 公正価値 | ||||
| 長期債務 (1年以内に返済される債務を含む) | △612,538 | △612,668 | △625,061 | △625,083 | |||
上記の金融商品は、下記の前提と方法に基づいてその公正価値を算定しております。
長期債務
長期債務の公正価値は借入毎に将来のキャッシュ・フローから類似の満期日の借入金に対して適用される期末における市場での借入金利を用いて割り引いて算定した現在価値に基づいて算定しており、レベル2に分類しております。レベルの区分については、注15に記載しております。
見積公正価値の前提について
公正価値の見積りは当該金融商品に関連した市場価格情報及びその契約内容を基礎として期末の一時点で算定されたものであります。これらの見積りは実質的に当社が行っており、不確実性及び見積りに重要な影響を及ぼす当社の判断を含んでおり、精緻に計算することはできません。このため、想定している前提条件の変更により当該見積りは重要な影響を受ける可能性があります。
信用リスクの集中
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における売上債権のうち、ともに約12%が特定顧客(1社)に対するものです。当社は、当該顧客が債務履行義務を果たさないとは予期しておりませんが、契約条件に従った債務履行がなされない場合の信用リスクの集中に潜在的にさらされております。
注15 公正価値の開示
公正価値は、その資産または負債に関する主要なまたは最も有利な市場において測定日における市場参加者の間の秩序ある取引により資産を売却して受け取るであろう価格、または負債を移転するために支払うであろう価格と定義しております。公正価値の測定に使用されるインプットの優先順位を付ける公正価値の階層の3つのレベルは以下のとおりであります。
レベル1-活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2-活発な市場における類似資産・負債の市場価格、活発ではない市場における同一または類似資産・負債の市場価格、観察可能な市場価格以外のインプット及び相関関係またはその他の方法により観察可能な市場データから主として得られたまたは裏付けられたインプット
レベル3-1つまたは複数の重要なインプットが観察不能で、市場参加者が価格決定で使用する仮定に関して報告企業自身の仮定を使用する評価手法から得られるインプット
経常的に公正価値で測定される資産及び負債
2016年12月31日及び2017年3月31日現在における経常的に公正価値で測定される資産及び負債は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) | |||||||||||||||
| 第116期 2016年12月31日 | 第117期第1四半期 2017年3月31日 | ||||||||||||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | ||||||||
| 資産: | |||||||||||||||
| 現金及び現金同等物 | - | 30,500 | - | 30,500 | - | 30,500 | - | 30,500 | |||||||
| 投資: | |||||||||||||||
| 売却可能有価証券: | |||||||||||||||
| 国債及び外国政府債 | 269 | - | - | 269 | 262 | - | - | 262 | |||||||
| 社債 | - | 229 | - | 229 | - | 221 | - | 221 | |||||||
| 投資信託 | 12 | 74 | - | 86 | 12 | 105 | - | 117 | |||||||
| 株式 | 42,444 | - | - | 42,444 | 47,133 | - | - | 47,133 | |||||||
| 金融派生商品 | - | 586 | - | 586 | - | 2,211 | - | 2,211 | |||||||
| 資産合計 | 42,725 | 31,389 | - | 74,114 | 47,407 | 33,037 | - | 80,444 | |||||||
| 負債: | |||||||||||||||
| 金融派生商品 | - | 9,392 | - | 9,392 | - | 1,281 | - | 1,281 | |||||||
| 負債合計 | - | 9,392 | - | 9,392 | - | 1,281 | - | 1,281 | |||||||
レベル1の投資は、主に国内株式であり、十分な取引量と頻繁な取引がある活発な市場における調整不要な市場価格で評価しております。レベル2の現金及び現金同等物は、マーケット・アプローチに基づき、活発でない市場における同一資産の市場価格により評価しております。
金融派生商品は、先物為替契約によるものです。レベル2の金融派生商品は、取引相手方または第三者から入手した相場価格に基づき評価され、マーケット・アプローチに基づく外国為替レート及び金利などの観察可能な市場インプットを使用した価格モデルに基づき定期的に検証しております。
非経常的に公正価値で測定される資産及び負債
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間において、非経常的に公正価値で測定された重要な資産及び負債はありません。
注16 損益等の補足説明
先物為替契約を含む外貨建取引、外貨建の資産及び負債の換算から生じる為替差損益は、連結損益計算書の営業外収益及び費用に含めております。第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における為替差損益は、それぞれ3,058百万円の利益、1,211百万円の損失であります。
広告宣伝費は発生時に費用として計上しており、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間においてそれぞれ11,765百万円、11,705百万円であります。
発送費及び取扱手数料は、第116期及び第117期第1四半期連結累計期間においてそれぞれ11,217百万円、12,838百万円であり、これらは連結損益計算書の販売費及び一般管理費に含めております。
売却可能有価証券に分類される取得日から3ヶ月以内に満期となる一部の負債証券は、2016年12月31日及び2017年3月31日現在においてそれぞれ30,500百万円であり、連結貸借対照表の現金及び現金同等物に含めております。これらの負債証券の公正価値は取得原価と近似しております。
金融債権は、主として海外における当社製品及び関連製品の販売から生じる販売型リース及び直接金融リースから構成されるファイナンスリースに係るものであります。これらの債権の回収期間はおおむね1年から6年であります。2016年及び2017年3月31日現在における金融債権の残高はそれぞれ279,687百万円、328,831百万円であり、顧客毎に貸倒引当金を評価している金融債権には重要性がありません。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における金融債権に対する貸倒引当金の変動は以下のとおりであります。
| (単位 百万円) |
| 第116期第1四半期 連結累計期間 | 第117期第1四半期 連結累計期間 | ||
| 期首残高 | 2,878 | 2,325 | |
| 貸倒償却 | △272 | △355 | |
| 当期繰入額 | 246 | 283 | |
| その他 | △92 | 59 | |
| 期末残高 | 2,760 | 2,312 |
当社は、製品の販売に際し、顧客の信用履歴が適切であることを確認し、滞留期間、マクロ経済状況、顧客に対する法的手続の開始及び破産申請など、種々の情報に基づき債権計上先の信用状況を継続的にモニタリングしております。金融債権に対する貸倒引当金は、リスクの特徴が類似する債権毎に過去の貸倒実績に基づき評価しております。当社は、破産申請など顧客の債務返済能力がなくなったと認識した時点において、顧客毎に貸倒引当金を積み増しております。2016年12月31日及び2017年3月31日現在における期日を経過した金融債権には重要性がありません。
注17 セグメント情報
当社の事業セグメントは、組織構造及び業績評価並びに資源配分を行うために当社のマネジメントが管理している情報に基づき、オフィスビジネスユニット、イメージングシステムビジネスユニット及び産業機器その他ビジネスユニットの3つのセグメントに区分しております。
事業の種類別セグメントの主要製品は以下のとおりであります。
・オフィスビジネスユニット: オフィス向け複合機、レーザー複合機、レーザープリンター、
デジタルプロダクションプリンティングシステム、業務用高速・連帳プリンター、ワイドフォーマットプリンター、ドキュメントソリューション
・イメージングシステムビジネスユニット:レンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラ、
デジタルビデオカメラ、デジタルシネマカメラ、交換レンズ、コンパクトフォトプリンター、インクジェットプリンター、大判インクジェットプリンター、業務用フォトプリンター、
イメージスキャナー、マルチメディアプロジェクター、放送機器、電卓
・産業機器その他ビジネスユニット:半導体露光装置、FPD露光装置、デジタルラジオグラフィ、X線診断装置、CT装置、MRI装置、超音波診断装置、検体検査装置、眼科機器、真空薄膜形成装置、有機ELディスプレイ製造装置、ダイボンダー、マイクロモーター、ネットワークカメラ、
ハンディターミナル、ドキュメントスキャナー
セグメントの会計方針は概ね当社の四半期連結財務諸表に用いている会計方針と同じであります。当社は、営業利益に基づいて業績の評価及び資源の配分を行っております。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における事業の種類別セグメント情報は以下のとおりであります。
(単位 百万円)
第116期第1四半期連結累計期間
| オフィス | イメージング システム | 産業機器 その他 | 消去 又は全社 | 連結 | |||||
| 売上高 | |||||||||
| 外部顧客向け | 453,640 | 234,567 | 109,023 | - | 797,230 | ||||
| セグメント間取引 | 712 | 249 | 21,148 | △22,109 | - | ||||
| 計 | 454,352 | 234,816 | 130,171 | △22,109 | 797,230 | ||||
| 売上原価及び営業費用 | 409,648 | 215,198 | 130,793 | 1,504 | 757,143 | ||||
| 営業利益 | 44,704 | 19,618 | △622 | △23,613 | 40,087 |
(単位 百万円)
第117期第1四半期連結累計期間
| オフィス | イメージング システム | 産業機器 その他 | 消去 又は全社 | 連結 | |||||
| 売上高 | |||||||||
| 外部顧客向け | 457,137 | 241,900 | 273,724 | - | 972,761 | ||||
| セグメント間取引 | 608 | 159 | 20,491 | △21,258 | - | ||||
| 計 | 457,745 | 242,059 | 294,215 | △21,258 | 972,761 | ||||
| 売上原価及び営業費用 | 402,317 | 212,823 | 275,612 | 6,344 | 897,096 | ||||
| 営業利益 | 55,428 | 29,236 | 18,603 | △27,602 | 75,665 |
セグメント間の取引は一般取引と同様の価格で行われております。特定のセグメントに直接関連しない費用は、最も適切で利用可能な指標に基づき各セグメントに配分しております。全社費用には、本社部門に属する研究開発費が含まれております。
2016年12月に取得したTMSCにかかる経営成績は、2017年第1四半期連結累計期間において、「産業機器その他」ビジネスユニットに含めており、TMSC買収に伴う取得価額配分により認識した無形固定資産の償却費等は「消去又は全社」に含めております。
第116期及び第117期第1四半期連結累計期間における地域別セグメント情報は以下のとおりであります。
(単位 百万円)
第116期第1四半期連結累計期間
| 日本 | 米州 | 欧州 | アジア・ オセアニア | 計 | ||||||
| 売上高 | 168,541 | 224,248 | 219,885 | 184,556 | 797,230 |
(単位 百万円)
第117期第1四半期連結累計期間
| 日本 | 米州 | 欧州 | アジア・ オセアニア | 計 | ||||||
| 売上高 | 230,567 | 255,873 | 241,572 | 244,749 | 972,761 |
売上高は顧客の仕向地別に分類しております。