有価証券報告書-第89期(2023/04/01-2024/03/31)
(1) 経営成績等の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
総資産は、前連結会計年度末から29,203百万円増加して282,118百万円となりました。流動資産は、売上債権の増加を主な要因として7,546百万円増加し、固定資産は、建物及び建築物など有形固定資産全般及び投資有価証券の増加を主な要因として21,657百万円増加いたしました。
負債は、未払法人税等、賞与引当金及び繰延税金負債の増加を主な要因として、前連結会計年度末から7,110百万円増加し107,322百万円となりました。
純資産は、利益剰余金、その他有価証券評価差額金及び為替換算調整勘定の増加を主な要因として、前連結会計年度末から22,093百万円増加して174,795百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.5ポイント増加して61.1%となり、1株当たりの純資産は、前連結会計年度末の1,592.79円から1,821.10円となりました。
② 経営成績の状況
売上高は、前連結会計年度に比べ7.7%増加して298,295百万円となりました。また、売上原価は売上高の増加に伴い、前連結会計年度に比べ10,512百万円増加して198,522百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は66.6%となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ4,102百万円増加して75,735百万円となりました。また、販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は25.4%となりました。
この結果、営業利益は、前連結会計年度の17,372百万円に比べ38.4%増加し24,036百万円となりました。
営業外損益は、前連結会計年度の1,552百万円の収益(純額)に対し、当連結会計年度は2,191百万円の収益(純額)となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度の18,924百万円に比べ38.6%増加し26,227百万円となりました。
特別損益は、前連結会計年度の4,224百万円の収益(純額)に対し、当連結会計年度は3,330百万円の収益(純額)となりました。
この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度の23,148百万円に比べ27.7%増加し29,557百万円となりました。
法人税等は、前連結会計年度の6,935百万円に比べ28.8%増加し8,929百万円となりました。また、税効果会計適用後の法人税等の負担率は30.2%となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の15,906百万円に比べ27.5%増加し20,280百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の163.15円に比べ31.3%増加し214.27円となりました。また、自己資本利益率は12.6%となりました。
なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの状況は、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」をご参照ください。
③ キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益29,557百万円、減価償却費6,532百万円、賞与引当金の増加額1,988百万円及び仕入債務の増加額2,213百万円等による増加と、売上債権及び契約資産の増加額7,861百万円、法人税等の支払額8,217百万円及び投資有価証券売却益3,817百万円等による減少の結果、21,351百万円の資金増加(前期は13,491百万円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入4,947百万円等による増加と、有形固定資産の取得15,768百万円、無形固定資産の取得1,290百万円及び投資有価証券の取得1,471百万円等による減少の結果、12,248百万円の支出(前期は6,660百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額7,194百万円等による減少の結果、8,200百万円の支出(前期は9,485百万円の支出)となりました。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は1,216百万円増加し、38,215百万円となりました。
また、借入金・社債の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ297百万円減少し、20,862百万円となりました。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は、製造原価によっております。
b.受注状況
当社グループは、主に販売計画に基づいて生産計画を立てて生産しております。一部受注生産を行っておりますが、受注高及び受注残高の金額に重要性はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の概要 ① 財政状態の状況」をご参照ください。
b.経営成績
当社グループは、パーパスである「人が活きる社会の実現」に向け、「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、すべての人々が笑顔で活き活きと働き暮らせる社会の実現を目指しております。
当連結会計年度の国内経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和、外国人観光客の増加によるインバウンド需要の回復などにより、経済活動が正常化に向かう一方、ウクライナ・中東情勢を巡る地政学的リスク、中国経済の先行き懸念、諸資材・部品の価格高騰、世界的な金融引き締めにともなう金利・為替変動などにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、コスト削減や価格転嫁の取組みの推進に取り組むとともに、コロナ後の環境変化、労働人口の減少など社会・市場の大きな変化を捉えた新たな需要の創出に注力してまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高298,295百万円(前期比7.7%増)、営業利益24,036百万円(前期比38.4%増)、経常利益26,227百万円(前期比38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,280百万円(前期比27.5%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに過去最高となりました。
また、自己資本当期純利益率(ROE)は、12.6%(前期比1.7ポイント増)、総資産経常利益率(ROA)は、9.8%(前期比2.2ポイント増)、売上高営業利益率は、8.1%(前期比1.8ポイント増)となりました。
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(注) セグメント利益又は損失(△)の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
オフィス環境事業
オフィス環境事業につきましては、新しい働き方に対応したオフィスの構築が、業種・規模を問わず多くの企業にとって重要な経営課題となっており、全国でオフィスのリニューアル需要が活発に推移いたしました。このような状況のもと、当社は、ハイブリッドワークとデジタル時代に対応した新しいワークスタイルの提案営業と、それを支える働き方の変化を捉えた新製品を拡充し、需要の取り込みに努めました。一方で、諸資材・部品の価格高騰の影響を受ける中、生産・物流コスト削減に努めるとともに、価格転嫁の浸透に努めてまいりました。これにより売上高、利益ともに過去最高となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、161,692百万円(前期比3.8%増)、セグメント利益は、17,691百万円(前期比11.4%増)となりました。
商環境事業
商環境事業につきましては、食品を取り扱う業態間の競争や、インバウンド需要回復への期待を背景に、店舗改装の需要が堅調に推移いたしました。このような状況のもと、店舗什器、冷凍冷蔵ショーケースをはじめとした幅広い製品ラインナップに加え、店舗デザインや施工管理等を含む店舗づくりのトータルサポート体制を拡充し、当社の総合力を活かした提案による需要の取り込みに努めました。一方で、諸資材・部品の価格高騰の影響を受ける中、生産・物流コスト削減に努めるとともに、価格転嫁の浸透に努めてまいりました。これにより売上高、利益ともに過去最高となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、111,682百万円(前期比9.7%増)、セグメント利益は、5,173百万円(前期比90.1%増)となりました。
物流システム事業
物流システム事業につきましては、省人・省力化ニーズを背景に、物流施設を中心に自動倉庫の需要は高水準で推移しております。一方で、世界的なサプライチェーンの混乱による諸資材・部品の調達難及び価格高騰が継続しております。このような状況のもと、優位性のある製品の強みを最大限に活かした積極的な提案活動を展開するとともに、生産・物流コストの削減や価格転嫁を進める等、収益の改善に努めてまいりました。これにより売上高は過去最高となり、営業利益は大幅に増加いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は、18,387百万円(前期比35.0%増)、セグメント利益は、918百万円(前期は1,196百万円のセグメント損失)となりました。
c.キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社は、長野県須坂市に新工場の建設を予定しております。設備投資計画の詳細につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
当社は、安定的な資金の流動性を確保するため、及び運転資金の効率的な調達を行うため主要取引金融機関と20,000百万円の特定融資枠契約を締結しております。なお、当連結会計年度末の借入実行残高はありません。
④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定しております。当連結会計年度における売上高は298,295百万円(前期比7.7%増)、営業利益24,036百万円(前期比38.4%増)、経常利益26,227百万円(前期比38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,280百万円(前期比27.5%増)、自己資本当期純利益率(ROE)は、12.6%(前期比1.7ポイント増)、総資産経常利益率(ROA)は、9.8%(前期比2.2ポイント増)、売上高営業利益率は、8.1%(前期比1.8ポイント増)となりました。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
| 前連結会計年度末 (百万円) | 当連結会計年度末 (百万円) | |
| 総資産 | 252,914 | 282,118 |
| 純資産 | 152,702 | 174,795 |
| 自己資本比率 | 59.6 | 61.1 |
| 1株当たり純資産 | 1,592.79 | 1,821.10 |
総資産は、前連結会計年度末から29,203百万円増加して282,118百万円となりました。流動資産は、売上債権の増加を主な要因として7,546百万円増加し、固定資産は、建物及び建築物など有形固定資産全般及び投資有価証券の増加を主な要因として21,657百万円増加いたしました。
負債は、未払法人税等、賞与引当金及び繰延税金負債の増加を主な要因として、前連結会計年度末から7,110百万円増加し107,322百万円となりました。
純資産は、利益剰余金、その他有価証券評価差額金及び為替換算調整勘定の増加を主な要因として、前連結会計年度末から22,093百万円増加して174,795百万円となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.5ポイント増加して61.1%となり、1株当たりの純資産は、前連結会計年度末の1,592.79円から1,821.10円となりました。
② 経営成績の状況
売上高は、前連結会計年度に比べ7.7%増加して298,295百万円となりました。また、売上原価は売上高の増加に伴い、前連結会計年度に比べ10,512百万円増加して198,522百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は66.6%となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ4,102百万円増加して75,735百万円となりました。また、販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は25.4%となりました。
この結果、営業利益は、前連結会計年度の17,372百万円に比べ38.4%増加し24,036百万円となりました。
営業外損益は、前連結会計年度の1,552百万円の収益(純額)に対し、当連結会計年度は2,191百万円の収益(純額)となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度の18,924百万円に比べ38.6%増加し26,227百万円となりました。
特別損益は、前連結会計年度の4,224百万円の収益(純額)に対し、当連結会計年度は3,330百万円の収益(純額)となりました。
この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度の23,148百万円に比べ27.7%増加し29,557百万円となりました。
法人税等は、前連結会計年度の6,935百万円に比べ28.8%増加し8,929百万円となりました。また、税効果会計適用後の法人税等の負担率は30.2%となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の15,906百万円に比べ27.5%増加し20,280百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の163.15円に比べ31.3%増加し214.27円となりました。また、自己資本利益率は12.6%となりました。
なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの状況は、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」をご参照ください。
③ キャッシュ・フローの状況
| 区分 | 前連結会計年度(百万円) | 当連結会計年度(百万円) |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 13,491 | 21,351 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △6,660 | △12,248 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △9,485 | △8,200 |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 36,999 | 38,215 |
| 借入金・社債期末残高 | 21,159 | 20,862 |
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益29,557百万円、減価償却費6,532百万円、賞与引当金の増加額1,988百万円及び仕入債務の増加額2,213百万円等による増加と、売上債権及び契約資産の増加額7,861百万円、法人税等の支払額8,217百万円及び投資有価証券売却益3,817百万円等による減少の結果、21,351百万円の資金増加(前期は13,491百万円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入4,947百万円等による増加と、有形固定資産の取得15,768百万円、無形固定資産の取得1,290百万円及び投資有価証券の取得1,471百万円等による減少の結果、12,248百万円の支出(前期は6,660百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額7,194百万円等による減少の結果、8,200百万円の支出(前期は9,485百万円の支出)となりました。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は1,216百万円増加し、38,215百万円となりました。
また、借入金・社債の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ297百万円減少し、20,862百万円となりました。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
| オフィス環境事業 | 61,053 | 104.5 |
| 商環境事業 | 27,675 | 109.7 |
| 物流システム事業 | 7,412 | 119.7 |
| その他 | 5,628 | 104.2 |
| 合計 | 101,770 | 106.8 |
(注) 金額は、製造原価によっております。
b.受注状況
当社グループは、主に販売計画に基づいて生産計画を立てて生産しております。一部受注生産を行っておりますが、受注高及び受注残高の金額に重要性はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) |
| オフィス環境事業 | 161,692 | 103.8 |
| 商環境事業 | 111,682 | 109.7 |
| 物流システム事業 | 18,387 | 135.0 |
| その他 | 6,532 | 112.8 |
| 合計 | 298,295 | 107.7 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の概要 ① 財政状態の状況」をご参照ください。
b.経営成績
| 区分 | 売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 親会社株主に 帰属する 当期純利益 (百万円) | 1株当たり 当期純利益 (円) | ROE (%) |
| 当連結会計年度 | 298,295 | 24,036 | 26,227 | 20,280 | 214.27 | 12.6 |
| 前連結会計年度 | 277,015 | 17,372 | 18,924 | 15,906 | 163.15 | 10.8 |
当社グループは、パーパスである「人が活きる社会の実現」に向け、「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、すべての人々が笑顔で活き活きと働き暮らせる社会の実現を目指しております。
当連結会計年度の国内経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限の緩和、外国人観光客の増加によるインバウンド需要の回復などにより、経済活動が正常化に向かう一方、ウクライナ・中東情勢を巡る地政学的リスク、中国経済の先行き懸念、諸資材・部品の価格高騰、世界的な金融引き締めにともなう金利・為替変動などにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、コスト削減や価格転嫁の取組みの推進に取り組むとともに、コロナ後の環境変化、労働人口の減少など社会・市場の大きな変化を捉えた新たな需要の創出に注力してまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高298,295百万円(前期比7.7%増)、営業利益24,036百万円(前期比38.4%増)、経常利益26,227百万円(前期比38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,280百万円(前期比27.5%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに過去最高となりました。
また、自己資本当期純利益率(ROE)は、12.6%(前期比1.7ポイント増)、総資産経常利益率(ROA)は、9.8%(前期比2.2ポイント増)、売上高営業利益率は、8.1%(前期比1.8ポイント増)となりました。
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 売上高(百万円) | セグメント利益又は損失(△)(百万円) | ||||
| 前連結 会計年度 | 当連結 会計年度 | 増減 | 前連結 会計年度 | 当連結 会計年度 | 増減 | |
| オフィス環境事業 | 155,760 | 161,692 | 5,932 | 15,885 | 17,691 | 1,805 |
| 商環境事業 | 101,842 | 111,682 | 9,840 | 2,721 | 5,173 | 2,451 |
| 物流システム事業 | 13,624 | 18,387 | 4,763 | △1,196 | 918 | 2,115 |
| その他 | 5,788 | 6,532 | 743 | △37 | 253 | 290 |
| 合計 | 277,015 | 298,295 | 21,279 | 17,372 | 24,036 | 6,664 |
(注) セグメント利益又は損失(△)の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
オフィス環境事業
オフィス環境事業につきましては、新しい働き方に対応したオフィスの構築が、業種・規模を問わず多くの企業にとって重要な経営課題となっており、全国でオフィスのリニューアル需要が活発に推移いたしました。このような状況のもと、当社は、ハイブリッドワークとデジタル時代に対応した新しいワークスタイルの提案営業と、それを支える働き方の変化を捉えた新製品を拡充し、需要の取り込みに努めました。一方で、諸資材・部品の価格高騰の影響を受ける中、生産・物流コスト削減に努めるとともに、価格転嫁の浸透に努めてまいりました。これにより売上高、利益ともに過去最高となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、161,692百万円(前期比3.8%増)、セグメント利益は、17,691百万円(前期比11.4%増)となりました。
商環境事業
商環境事業につきましては、食品を取り扱う業態間の競争や、インバウンド需要回復への期待を背景に、店舗改装の需要が堅調に推移いたしました。このような状況のもと、店舗什器、冷凍冷蔵ショーケースをはじめとした幅広い製品ラインナップに加え、店舗デザインや施工管理等を含む店舗づくりのトータルサポート体制を拡充し、当社の総合力を活かした提案による需要の取り込みに努めました。一方で、諸資材・部品の価格高騰の影響を受ける中、生産・物流コスト削減に努めるとともに、価格転嫁の浸透に努めてまいりました。これにより売上高、利益ともに過去最高となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、111,682百万円(前期比9.7%増)、セグメント利益は、5,173百万円(前期比90.1%増)となりました。
物流システム事業
物流システム事業につきましては、省人・省力化ニーズを背景に、物流施設を中心に自動倉庫の需要は高水準で推移しております。一方で、世界的なサプライチェーンの混乱による諸資材・部品の調達難及び価格高騰が継続しております。このような状況のもと、優位性のある製品の強みを最大限に活かした積極的な提案活動を展開するとともに、生産・物流コストの削減や価格転嫁を進める等、収益の改善に努めてまいりました。これにより売上高は過去最高となり、営業利益は大幅に増加いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は、18,387百万円(前期比35.0%増)、セグメント利益は、918百万円(前期は1,196百万円のセグメント損失)となりました。
c.キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 資本の財源及び資金の流動性
当社は、長野県須坂市に新工場の建設を予定しております。設備投資計画の詳細につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。
当社は、安定的な資金の流動性を確保するため、及び運転資金の効率的な調達を行うため主要取引金融機関と20,000百万円の特定融資枠契約を締結しております。なお、当連結会計年度末の借入実行残高はありません。
④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定しております。当連結会計年度における売上高は298,295百万円(前期比7.7%増)、営業利益24,036百万円(前期比38.4%増)、経常利益26,227百万円(前期比38.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,280百万円(前期比27.5%増)、自己資本当期純利益率(ROE)は、12.6%(前期比1.7ポイント増)、総資産経常利益率(ROA)は、9.8%(前期比2.2ポイント増)、売上高営業利益率は、8.1%(前期比1.8ポイント増)となりました。