有価証券報告書-第91期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/29 16:13
【資料】
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【項目】
138項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度を採用しております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。
退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、国内連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高30,58231,273
勤務費用9741,037
利息費用4445
数理計算上の差異の発生額798174
退職給付の支払額△1,128△1,173
その他12
退職給付債務の期末残高31,27331,360

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高19,92120,483
期待運用収益372383
数理計算上の差異の発生額47△267
事業主からの拠出額993991
退職給付の支払額△898△897
その他4747
年金資産の期末残高20,48320,741

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(百万円)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務26,96827,009
年金資産△20,483△20,741
6,4846,268
非積立型制度の退職給付債務4,3054,350
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,78910,618
退職給付に係る負債10,78910,618
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,78910,618


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用9741,037
利息費用4445
期待運用収益△372△383
数理計算上の差異の費用処理額932437
その他△47△47
確定給付制度に係る退職給付費用1,5311,089

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
数理計算上の差異181△4
合計181△4

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識数理計算上の差異1,3531,357
合計1,3531,357

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
一般勘定50%45%
債券25%29%
特別勘定18%23%
株式6%2%
その他1%1%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
割引率0.15%0.15%
長期期待運用収益率1.90%1.90%
予想昇給率1.73%~4.19%1.73%~4.19%