有価証券報告書-第52期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 13:49
【資料】
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【項目】
76項目

研究開発活動

当社主要顧客である電子部品・デバイス業界の生産部門の海外移転に伴う市場の縮小等の要因により市場競争が激化する中で、当社は小型化・軽量化・微細化・多機能化する半導体パッケージ・電子部品関連・高密度化するSMT関連分野を中心として、様々な顧客の要望に技術力で対応するべく、日々研究開発に取り組んでおります。
当社は、本社技術部、松戸工場・玉川工場の製造技術課(平成26年3月末現在8名)が研究開発・技術開発の中心的役割を担い、現場密着型の技術開発に取り組むという体制を整えております。現場密着型の研究開発を行うことで、ものづくりの基本である生産現場の改善強化を図ると共に「顧客の要望に即した技術開発」、「新技術の迅速且つ円滑な生産現場への導入」を可能にし、「新製品開発」や「製品の品質向上」を実現しています。
当事業年度の研究開発費の総額は、56百万円(製品売上高比4.1%)で、半導体パッケージ関連、タッチパネル関連、太陽電池関連、電子部品関連、SMT関連分野を中心に、以下に示すような研究開発活動を展開してまいりました。
当事業年度の主な成果といたしましては、次のものがあります。
1.高品質メタルマスクに関する開発
①高強度サスペンドメタルマスクを製造するための技術開発
②高密度実装用メタルマスクにおける印刷性向上の技術開発
2.各種スクリーンマスクに関する開発
①高精細化に対応した印刷性向上のための乳剤開発
②高精細化に対応した印刷滲み抑制のためのカバーコート剤開発
③電子業界向けのロータリースクリーンの高精度化の技術開発
なお、研究開発費を各セグメントごとに配分しておりません。