4816 東映アニメーション

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四半期報告書-第77期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/14 11:44
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有報資料

(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種政策効果を背景に緩やかな回復基調が続いているものの、消費税率引上げによる駆け込み需要の反動の長期化もあり、持ち直しの動きが続いていた個人消費等で足踏みが見られました。また、米国の金融緩和縮小による影響、欧州や中国をはじめとする新興国経済の先行きに対する懸念等、海外景気の下振れリスクによる不安定な要素も抱えつつ推移しました。
当社グループを取り巻く事業環境におきましても、依然として少子化やテレビ用アニメーションの視聴率低下傾向、娯楽の多様化等により厳しい状況が続いておりますが、一方では劇場用アニメーションの活況や定額課金の普及による映像配信の伸張、スマートフォンやタブレット型端末向けアプリ等の新たなメディアやサービスの拡大の他、政府によるコンテンツ支援策の下、持ち直しが期待される海外市場等、アニメーションビジネスの成長機会が見込まれる分野も数多くあります。
こうしたなか、当社グループは、国内で「ワンピース」、「ハピネスチャージプリキュア!」、「聖闘士星矢」シリーズ、海外で「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズ、「キャプテンハーロック」を主とした、テレビ・映画・ブルーレイ・DVD・携帯端末・インターネット等への映像製作・販売事業や、キャラクターライセンス等の版権事業、キャラクター商品の開発や販売等を行う商品販売事業、キャラクターショー等を行うその他事業を展開いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は143億73百万円(前年同期比9.7%減)、営業利益は19億11百万円(同4.9%増)、経常利益は21億6百万円(同2.3%増)、四半期純利益は13億60百万円(同5.7%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含みます)。
なお、セグメント損益は、営業利益ベースの数値であります。
①映像製作・販売事業
劇場アニメ部門では、3月に「映画プリキュアオールスターズNewStage3」、6月に映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」を公開しました。前年同期にあった「キャプテンハーロック」や劇場版「トリコ」の製作収入や、「ドラゴンボールZ 神と神」のヒットに相当するものがなかったことから、前年同期と比較して大幅な減収となりました。
テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「ハピネスチャージプリキュア!」、「暴れん坊力士!!松太郎」、「ドラゴンボール改」、「マジンボーン」、「金田一少年の事件簿R」、「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」、「美少女戦士セーラームーン Crystal」の8作品の放映・配信を行い、新作の本数が増えたことから、大幅な増収となりました。
パッケージソフト部門では、前年同期にあった映画「ワンピースフィルム Z」や「ドラゴンボール」シリーズのブルーレイ・DVDに相当するものがなかったこと等から、大幅な減収となりました。
海外部門では、複数作品の中国向けの大口映像配信権の販売や、北米向けの「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」の映像配信権・ビデオ化権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収となりました。
その他部門では、ソーシャルゲーム『聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル』に加え、新たにブラウザゲーム『聖闘士星矢 ビッグバンコスモ』『ロボットガールズZ ONLINE』を展開し堅調に推移したものの、全体としてはほぼ横ばいとなりました。
この結果、売上高は66億33百万円(前年同期比7.4%減)、セグメント利益は7億35百万円(同86.1%増)となりました。
②版権事業
国内部門では、前年同期にあったライブラリー作品の遊技機の大口契約に相当するものがなかったことや、「ワンピース」でアプリゲームが堅調に推移したものの、全体としては軟調な展開となったこと等から、前年同期と比較して大幅な減収となりました。
海外部門では、「ワンピース」や「ドラゴンボール」シリーズをはじめとする複数作品の中国向けアプリゲームの契約があったこと等から、大幅な増収となりました。
この結果、売上高は48億43百万円(前年同期比6.0%減)、セグメント利益は20億12百万円(同2.0%減)となりました。
③商品販売事業
商品販売部門では、「ワンピース」の関連商品が軟調な展開となったことや、前年同期に「ドラゴンボールZ 神と神」の劇場公開に伴うタイアップや販促関連の商品が高稼働だったことの反動減から、前年同期と比較して大幅な減収となりました。
この結果、売上高は21億57百万円(前年同期比24.5%減)、セグメント利益は31百万円(同36.0%減)となりました。
④その他事業
その他部門では、「ワンピース」の催事イベントや「ハピネスチャージプリキュア!」のキャラクターショー等を展開しましたが、いずれも軟調な展開だったこと等から、前年同期と比較して減収となりました。
この結果、売上高は8億28百万円(前年同期比6.1%減)、セグメント利益は91百万円(同18.0%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて12.8%増加し、274億16百万円となりました。これは、現金及び預金が26億85百万円、受取手形及び売掛金が2億87百万円、仕掛品が1億40百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて5.0%減少し、204億36百万円となりました。これは、投資有価証券が10億44百万円減少したこと等によるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて4.4%増加し、478億52百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて20.0%増加し、74億8百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が1億92百万円、未払法人税等が73百万円、流動負債のその他が9億38百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて18.7%増加し、13億44百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が24百万円、固定負債のその他が1億75百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて19.8%増加し、87億52百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.5%増加し、391億円となりました。これは、利益剰余金が7億46百万円増加し、その他の包括利益累計額が1億56百万円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間に比べ16億44百万円減少し、108億7百万円となりました。
なお、四半期連結貸借対照表に掲記されている現金及び預金勘定170億7百万円との差異は、預入期間3ヶ月超の定期預金62億円であります。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、21億46百万円(前第2四半期連結累計期間は7億57百万円の獲得)となりました。資金の増加の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益21億6百万円、営業活動によるキャッシュ・フローのその他の増加6億60百万円、資金の減少の主な内訳は、法人税等の支払額7億14百万円、売上債権の増加3億28百万円であります。なお、減価償却費4億28百万円は、資金流出の発生しない費用であるためキャッシュ・フロー計算書では、資金増の要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、11億98百万円(同1億65百万円の獲得)となりました。資金の増加の主な内訳は、投資有価証券の償還による収入12億円、資金の減少の主な内訳は、定期預金の預入による支出22億円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、6億75百万円(同8億75百万円の使用)となりました。これは、配当の支払等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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