有価証券報告書-第54期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 11:07
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【項目】
137項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
前連結会計年度については、連結財務諸表を作成していないため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、年度後半に輸出や生産の一部に弱さが見られたものの、政府主導による経済政策などを背景に企業収益や雇用情勢は改善し、個人消費につきましても持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかな回復基調が継続しました。
パチンコホールにおける2018年12月末時点での遊技機の設置台数は、パチンコ遊技機は2,637千台(対前年比4.1%減)、パチスロ遊技機は1,665千台(同1.3%減)、遊技機全体は4,302千台(同3.0%減)となりました。また、パチンコホール店舗数においても、10,060店舗(同5.1%減)となり、依然として減少傾向が続いております(警察庁調べ)。
パチンコホール業界におきましては、のめり込み防止や依存症対策の一環として過度の射幸性を抑えた遊技機の導入をはじめ、さまざまな施策を通じてファンの皆様がパチンコ・パチスロをより安心・安全に楽しめる環境づくりを推進しております。
また、遊技機業界におきましては、2018年2月に施行されました新たな遊技機規則に沿った機種開発のもと、メーカー各社より新規則機の市場投入が始まりました。新規則ならではの特性を備えた遊技機が市場投入される一方で、パチンコホール様の厳しい経営環境を反映して新台入替に対する慎重姿勢が続いたことなどから、遊技機市場全体の入替需要は伸び悩みました。
このような状況のもと当社グループは、株式会社JFJより初のパチンコ遊技機を発売し、セカンドブランドを活用した販売戦略を展開するとともに、パチンコホール様における規則改正を契機とした設置機種構成の見直しを「変化の時はチャンス」ととらえ、ヒットタイトルや新ジャンルの創出など、新規則機市場においてさらなる成長を実現するための足場固めを進めてまいりました。
そして、自らが変化に順応する『変わる挑戦』を掲げ、ファンの皆様のニーズを的確にとらえ、幅広いファンの皆様から支持される、時代の変化に対応した魅力あふれる遊技機を創造することに全社をあげて取り組んでまいりました。
遊技機の販売台数につきましては、パチスロ遊技機はおおむね計画どおりに推移いたしましたが、パチンコ遊技機では型式試験の適合状況をふまえ、当初3月に発売を予定していた主力タイトルについて翌期に繰り越したことなどから、当初の計画を下回りました。
デジタルコンテンツ事業につきましては、スマートフォン向けゲームアプリ「23/7 トゥエンティー スリー セブン」につきまして、2018年12月にて配信サービスを終了いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高279億71百万円、営業利益13億37百万円、経常利益14億99百万円、親会社株主に帰属する当期純利益7億96百万円となりました。
製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「CRリング 呪縛RUSH」(2018年7月発売)、「PA地獄少女 宵伽(よいのとぎ) 設定付」(2018年8月発売)、「PA FAIRY TAIL 設定付」(2018年9月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。
また、下半期では、新規タイトルとして、JFJブランド初のタイトル機種「CR緋弾のアリアAA」(2018年10月発売)、「PA地獄少女 宵伽(よいのとぎ) きくりの地獄祭り 設定付」(2018年12月発売)、「P藤丸くん 設定付」(2018年12月発売)、「P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪」(2019年1月発売)を市場投入したほか、その他のシリーズ機種などを継続販売いたしました。
以上の結果、販売台数は67千台、売上高は233億88百万円となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機では、新規タイトルとして、「パチスロ FAIRY TAIL」(2018年4月発売)、「パチスロ 貞子vs伽椰子」(2018年5月発売)、「パチスロ 美(チュ)ラメキ!」(2018年6月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は12千台、売上高は45億32百万円となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は344億73百万円となりました。
これは主に、現金及び預金が222億11百万円、原材料及び貯蔵品が47億9百万円、前渡金が24億83百万円などであります。固定資産は190億84百万円となり、総資産は535億57百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は60億95百万円となりました。
これは主に、買掛金が41億51百万円、未払金が8億39百万円、賞与引当金4億63百万円などであります。固定負債は17億32百万円となり、負債合計は78億27百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は457億29百万円となり、自己資本比率は85.4%となりました。
③キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、218億10百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は18億74百万円なりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益14億64百万円、売上債権の減少額45億6百万円などが増加の要因であり、仕入債務の減少額25億38百万円、法人税等の支払額24億41百万円、前渡金の増加額14億54百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5億19百万円となりました。
これは主に、有価証券の償還による収入10億80百万円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出14億29百万円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は23億12百万円となりました。
これは、自己株式の取得による支出11億67百万円および配当金の支払額11億45百万円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当連結会計年度の製品別に生産実績を示すと、次のとおりであります。
製品別当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)前年同期比(%)
パチンコ遊技機22,490-
パチスロ遊技機4,517-
合計27,007-

(注)1.当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比は記載しておりません。
2.金額は販売価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社グループは、基本的に製品の受注動向を見ながら生産を行っておりますが、生産から納品までが非常に短期間であることなどから、初期受注分については、見込み生産を行っております。また、総受注に占める初期受注分の割合が大半であることから、受注状況の記載は営業実態を表さないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループは、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当連結会計年度の製品別に販売実績を示すと、次のとおりであります。
製品別当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
金額(百万円)前年同期比(%)
パチンコ遊技機23,388-
パチスロ遊技機4,532-
合計27,920-

(注)1.当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比は記載しておりません。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この連結財務諸表の作成にあたりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性および金額の妥当性に留意しながら会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②経営成績の分析
a.売上高
売上高については、279億71百万円となりました。
当連結会計年度の製品別売上高は、パチンコ遊技機において233億88百万円、パチスロ遊技機において45億32百万円であります。
なお、各製品別の販売台数は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
《機種別販売台数》
当連結会計年度
CRリング 呪縛RUSH16千台
CR緋弾のアリアAA13千台
他10機種38千台
その他0千台
67千台

パチンコ遊技機については、多様化するファンのニーズにマッチした「ヒト味違う」多種多様なジャンルの遊技機を新たに6機種を市場投入し、販売台数は67千台となりました。
(パチスロ遊技機)
《機種別販売台数》
当連結会計年度
パチスロ FAIRY TAIL7千台
パチスロ 美(チュ)ラメキ!4千台
パチスロ 貞子vs伽椰子1千台
12千台

パチスロ遊技機については、新規タイトルとして3機種を市場投入し、販売台数は12千台となりました。
b.売上原価
売上原価については、134億17百万円となりました。
なお、売上原価率は、48.0%となりました。
c.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費については、132億15百万円となりました。
なお、売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は、47.2%となりました。
d.営業利益
営業利益については、13億37百万円となりました。
e.営業外収益、費用
営業外収益については、貸倒引当金戻入額や受取配当金などにより2億23百万円となりました。
営業外費用については、貸倒引当金繰入額やシンジケートローン手数料などにより62百万円となりました。
f.経常利益
経常利益については、14億99百万円となりました。
g.特別利益、損失
特別利益については、固定資産売却益の計上により0百万円となりました。
特別損失については、固定資産除却損の計上により36百万円となりました。
h.税金費用
法人税、住民税及び事業税3億52百万円、法人税等調整額3億15百万円の計上により、6億67百万円となりました。
i.親会社株主に帰属する当期純利益
上記aからhの要因により、当連結会計年度においては、7億96百万円の親会社株主に帰属する当期純利益となりました。
③資金需要及び財務政策
当社グループの資金需要について、運転資金、設備投資資金ともに、原則として自己資金で賄うことを基本としております。
運転資金需要の主なものは、原材料の仕入、納税による支払などであります。設備投資資金需要の主なものは、機械及び装置、新規金型の取得などであります。これらは、生産性の向上などを目的としており、今後も発生する可能性があります。
なお、販売計画、生産計画、設備投資計画をもとに資金需要に対応すべく資金計画を作成し、管理しております。

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