有価証券報告書-第53期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、政府主導による経済政策などを背景に企業収益や雇用情勢は改善し、個人消費につきましても持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調が継続しました。
パチンコホールにおける平成29年12月末時点での遊技機の設置台数は、パチンコ遊技機は2,749千台(対前年比3.0%減)、パチスロ遊技機は1,687千台(同0.3%減)、遊技機全体は4,436千台(同2.0%減)となりました。また、パチンコホール店舗数においても、10,596店舗(同3.5%減)となり、依然として減少傾向が続いております(警察庁調べ)。
パチンコホール業界では、のめり込み防止や依存症対策の一環として過度の射幸性を抑えた遊技機の導入をはじめ、さまざまな施策を通じてファンの皆様がパチンコ・パチスロをより安心・安全に楽しめる環境づくりを推進しております。また、遊技機業界におきましては、平成30年2月に「風俗営業等の規制及び業務の適正化等にに関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されました。
新台入替において安定稼働が見込める実績を備えた機種に絞り込むなか、新規則への移行による市場環境の不透明感なども加わり、パチンコホール様の遊技機購入における慎重姿勢が一段と強まったことなどから、遊技機市場の入れ替えも需要は伸び悩みました。
このような状況のもと当社は、主力タイトルを中心とした販売戦略のもと当期の販売台数を確保するとともに、新規則におけるヒット機種創出に向けた取り組みや、次期以降に旧規則にて発売可能なタイトルについても確保するなど、市場環境の変化に対して柔軟かつ迅速な対応に努めてまいりました。
そして、自らが変化に順応する『変わる挑戦』を掲げ、ファンの皆様のニーズを的確にとらえ、時代の変化に対応した魅力ある遊技機を創造することに全社をあげて取り組んでまいりました。
遊技機の販売台数としましては、当初の計画台数に対してパチンコ遊技機では上回る一方、パチスロ遊技機では計画を下回り、販売台数合計ではおおむね当初の計画に沿って推移しました。
また、利益面については、部材調達および生産の効率化による原価低減活動や各種経費の管理強化に努めたことなどにより、各利益が増加しました。
以上の結果、当事業年度の業績につきましては、売上高523億14百万円(対前期比58.8%増)、営業利益45億2百万円(前年同期は営業損失22億71百万円)、経常利益42億34百万円(前年同期は経常損失22億80百万円)、当期純利益25億25百万円(前年同期は当期純損失19億44百万円)となりました。
製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「CR萌え萌え大戦争 ぱちんこば~ん」(平成29年5月発売)、「CRクルクルセブン」(平成29年6月発売)、「CRリング 終焉ノ刻」(平成29年6月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。
また、下半期では、新規タイトルとして「CR喰霊 -零-」(平成29年10月発売)、「CR地獄少女 宵伽(よいのとぎ)」(平成29年12月発売)、「CR FAIRY TAIL」(平成30年2月発売)を市場投入したほか、その他のシリーズ機種などを継続販売いたしました。
以上の結果、販売台数は110千台(対前年同期比13.9%増)、売上高は437億44百万円(同34.7%増)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機では、新規タイトルとして「パチスロ 呪怨」(平成29年4月発売)、「パチスロ リング 終焉ノ刻」(平成29年5月発売)、「パチスロ 世界でいちばん強くなりたい!」(平成29年7月発売)、「パチスロ 地獄少女 宵伽(よいのとぎ)」(平成29年8月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は20千台(前年同期は1千台)、売上高は85億36百万円(前年同期は4億85百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における流動資産は434億96百万円となり、前事業年度末に比べ49億50百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が56億9百万円、受取手形が24億89百万円増加したことなどに対し、前渡金が14億49百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は167億34百万円となり、前事業年度末に比べ20億90百万円減少いたしました。これは主に、建物(純額)が20億29百万円増加したことなどに対し、建設仮勘定が30億83百万円、長期前払費用が12億14百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、総資産は602億30百万円となり、前事業年度末に比べ28億60百万円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は112億44百万円となり、前事業年度末に比べ27億5百万円増加いたしました。これは主に、未払法人税等が17億70百万円、買掛金が7億57百万円増加したことなどによるものであります。固定負債は17億27百万円となり、前事業年度末に比べ1億6百万円増加いたしました。これは主に、資産除去債務が1億16百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は129億71百万円となり、前事業年度末に比べ28億11百万円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は472億59百万円となり、前事業年度末に比べ48百万円増加いたしました。これは主に、当期純利益25億25百万円、剰余金の配当14億38百万円および自己株式の取得11億57百万円などによるものであります。
この結果、自己資本比率は78.5%(前事業年度末は82.3%)となりました。
③キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ56億9百万円増加し、264億3百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は114億40百万円(前期は5百万円の資金の減少)となりました。これは主に、税引前当期純利益42億25百万円、減価償却費37億83百万円、前渡金の減少額14億49百万円などが増加の要因であり、売上債権の増加額20億90百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は32億34百万円(前期は37億69百万円の資金の減少)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入12億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出39億95百万円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は25億96百万円(前期は12億19百万円の資金の減少)となりました。これは、配当金の支払額14億39百万円および自己株式の取得による支出11億57百万円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当事業年度の製品別に生産実績を示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社は、基本的に製品の受注動向を見ながら生産を行っておりますが、生産から納品までが非常に短期間であることなどから、初期受注分については、見込み生産を行っております。また、総受注に占める初期受注分の割合が大半であることから、受注状況の記載は営業実態を表さないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当社は、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当事業年度の製品別に販売実績を示すと、次のとおりであります。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性および金額の妥当性に留意しながら会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②経営成績の分析
a.売上高
売上高については、前事業年度の329億53百万円から193億60百万円増加し、523億14百万円(対前期比58.8%増)となりました。
当事業年度の製品別売上高は、パチンコ遊技機において437億44百万円(同34.7%増)、パチスロ遊技機において85億36百万円(前年同期は4億85百万円)であります。
なお、各製品別の増減要因は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
《機種別販売台数》
パチンコ遊技機は、多様化するファンのニーズにマッチした「ヒト味違う」多種多様なジャンルの遊技機を新たに6機種を市場投入し、販売台数は110千台(対前期比13.9%増)となりました。
(パチスロ遊技機)
《機種別販売台数》
パチスロ遊技機につきましては、新規タイトルとして4機種を市場投入し、販売台数は20千台(前年同期は1千台)となりました。
b.売上原価
売上原価については、前事業年度の173億70百万円から118億52百万円増加し、292億22百万円(同68.2%増)となりました。
また、売上原価率は、前事業年度の52.7%から3.2ポイント上昇し55.9%となりました。
これは、主として材料費率の上昇などによるものであります。
c.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費については、前事業年度の178億55百万円から7億33百万円増加し、185億89百万円(同4.1%増)となりました。
これは、主として販売手数料の増加6億21百万円(同66.6%増)などによるものであります。
なお、売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は、前事業年度の54.2%から18.7ポイント低下し、35.5%となりました。
d.営業利益
営業利益については、売上高の増加などにより、当事業年度においては45億2百万円(前事業年度は営業損失22億71百万円)となりました。
e.営業外収益、費用
営業外収益については、受取配当金や出資分配金などにより1億84百万円となりました。
営業外費用については、貸倒引当金繰入額やシンジケートローン手数料などにより4億52百万円となりました。
f.経常利益
経常利益については、前当事業年度においては42億34百万円(前事業年度は経常損失22億80百万円)となりました。
g.特別利益、損失
特別利益については、固定資産売却益の計上により2百万円となりました。
特別損失については、固定資産除却損や固定資産売却損の計上などにより11百万円となりました。
h.税金費用
法人税、住民税及び事業税16億23百万円、法人税等調整額76百万円の計上により、16億99百万円となりました。
i.当期純利益
上記aからhの要因により、当事業年度においては、25億25百万円の当期純利益となりました。
③資金需要及び財務政策
当社の資金需要について、運転資金、設備投資資金ともに、原則として自己資金で賄うことを基本としております。
運転資金需要の主なものは、原材料の仕入、納税による支払などであります。設備投資資金需要の主なものは、機械及び装置、新規金型の取得などであります。これらは、生産性の向上などを目的としており、今後も発生する可能性があります。
なお、販売計画、生産計画、設備投資計画をもとに資金需要に対応すべく資金計画を作成し、管理しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、政府主導による経済政策などを背景に企業収益や雇用情勢は改善し、個人消費につきましても持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調が継続しました。
パチンコホールにおける平成29年12月末時点での遊技機の設置台数は、パチンコ遊技機は2,749千台(対前年比3.0%減)、パチスロ遊技機は1,687千台(同0.3%減)、遊技機全体は4,436千台(同2.0%減)となりました。また、パチンコホール店舗数においても、10,596店舗(同3.5%減)となり、依然として減少傾向が続いております(警察庁調べ)。
パチンコホール業界では、のめり込み防止や依存症対策の一環として過度の射幸性を抑えた遊技機の導入をはじめ、さまざまな施策を通じてファンの皆様がパチンコ・パチスロをより安心・安全に楽しめる環境づくりを推進しております。また、遊技機業界におきましては、平成30年2月に「風俗営業等の規制及び業務の適正化等にに関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」が施行されました。
新台入替において安定稼働が見込める実績を備えた機種に絞り込むなか、新規則への移行による市場環境の不透明感なども加わり、パチンコホール様の遊技機購入における慎重姿勢が一段と強まったことなどから、遊技機市場の入れ替えも需要は伸び悩みました。
このような状況のもと当社は、主力タイトルを中心とした販売戦略のもと当期の販売台数を確保するとともに、新規則におけるヒット機種創出に向けた取り組みや、次期以降に旧規則にて発売可能なタイトルについても確保するなど、市場環境の変化に対して柔軟かつ迅速な対応に努めてまいりました。
そして、自らが変化に順応する『変わる挑戦』を掲げ、ファンの皆様のニーズを的確にとらえ、時代の変化に対応した魅力ある遊技機を創造することに全社をあげて取り組んでまいりました。
遊技機の販売台数としましては、当初の計画台数に対してパチンコ遊技機では上回る一方、パチスロ遊技機では計画を下回り、販売台数合計ではおおむね当初の計画に沿って推移しました。
また、利益面については、部材調達および生産の効率化による原価低減活動や各種経費の管理強化に努めたことなどにより、各利益が増加しました。
以上の結果、当事業年度の業績につきましては、売上高523億14百万円(対前期比58.8%増)、営業利益45億2百万円(前年同期は営業損失22億71百万円)、経常利益42億34百万円(前年同期は経常損失22億80百万円)、当期純利益25億25百万円(前年同期は当期純損失19億44百万円)となりました。
製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「CR萌え萌え大戦争 ぱちんこば~ん」(平成29年5月発売)、「CRクルクルセブン」(平成29年6月発売)、「CRリング 終焉ノ刻」(平成29年6月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。
また、下半期では、新規タイトルとして「CR喰霊 -零-」(平成29年10月発売)、「CR地獄少女 宵伽(よいのとぎ)」(平成29年12月発売)、「CR FAIRY TAIL」(平成30年2月発売)を市場投入したほか、その他のシリーズ機種などを継続販売いたしました。
以上の結果、販売台数は110千台(対前年同期比13.9%増)、売上高は437億44百万円(同34.7%増)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機では、新規タイトルとして「パチスロ 呪怨」(平成29年4月発売)、「パチスロ リング 終焉ノ刻」(平成29年5月発売)、「パチスロ 世界でいちばん強くなりたい!」(平成29年7月発売)、「パチスロ 地獄少女 宵伽(よいのとぎ)」(平成29年8月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は20千台(前年同期は1千台)、売上高は85億36百万円(前年同期は4億85百万円)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当事業年度末における流動資産は434億96百万円となり、前事業年度末に比べ49億50百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が56億9百万円、受取手形が24億89百万円増加したことなどに対し、前渡金が14億49百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は167億34百万円となり、前事業年度末に比べ20億90百万円減少いたしました。これは主に、建物(純額)が20億29百万円増加したことなどに対し、建設仮勘定が30億83百万円、長期前払費用が12億14百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、総資産は602億30百万円となり、前事業年度末に比べ28億60百万円増加いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は112億44百万円となり、前事業年度末に比べ27億5百万円増加いたしました。これは主に、未払法人税等が17億70百万円、買掛金が7億57百万円増加したことなどによるものであります。固定負債は17億27百万円となり、前事業年度末に比べ1億6百万円増加いたしました。これは主に、資産除去債務が1億16百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は129億71百万円となり、前事業年度末に比べ28億11百万円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は472億59百万円となり、前事業年度末に比べ48百万円増加いたしました。これは主に、当期純利益25億25百万円、剰余金の配当14億38百万円および自己株式の取得11億57百万円などによるものであります。
この結果、自己資本比率は78.5%(前事業年度末は82.3%)となりました。
③キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ56億9百万円増加し、264億3百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は114億40百万円(前期は5百万円の資金の減少)となりました。これは主に、税引前当期純利益42億25百万円、減価償却費37億83百万円、前渡金の減少額14億49百万円などが増加の要因であり、売上債権の増加額20億90百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は32億34百万円(前期は37億69百万円の資金の減少)となりました。これは主に、有価証券の償還による収入12億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出39億95百万円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は25億96百万円(前期は12億19百万円の資金の減少)となりました。これは、配当金の支払額14億39百万円および自己株式の取得による支出11億57百万円によるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当事業年度の製品別に生産実績を示すと、次のとおりであります。
| 製品別 | 第53期事業年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同期比(%) | |
| パチンコ遊技機 | 41,718 | 132.4 |
| パチスロ遊技機 | 8,525 | - |
| 合計 | 50,244 | 157.1 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注状況
当社は、基本的に製品の受注動向を見ながら生産を行っておりますが、生産から納品までが非常に短期間であることなどから、初期受注分については、見込み生産を行っております。また、総受注に占める初期受注分の割合が大半であることから、受注状況の記載は営業実態を表さないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当社は、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当事業年度の製品別に販売実績を示すと、次のとおりであります。
| 製品別 | 第53期事業年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前年同期比(%) | |
| パチンコ遊技機 | 43,744 | 34.7 |
| パチスロ遊技機 | 8,536 | - |
| 合計 | 52,281 | 58.6 |
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性および金額の妥当性に留意しながら会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②経営成績の分析
a.売上高
売上高については、前事業年度の329億53百万円から193億60百万円増加し、523億14百万円(対前期比58.8%増)となりました。
当事業年度の製品別売上高は、パチンコ遊技機において437億44百万円(同34.7%増)、パチスロ遊技機において85億36百万円(前年同期は4億85百万円)であります。
なお、各製品別の増減要因は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
《機種別販売台数》
| 前事業年度 | 当事業年度 | |||
| CR遠山の金さん 二人の遠山桜 | 24千台 | CRリング 終焉ノ刻 | 44千台 | |
| CR仄暗い水の底から | 20千台 | CR地獄少女 宵伽(よいのとぎ) | 22千台 | |
| 他6機種 | 31千台 | 他4機種 | 28千台 | |
| その他 | 20千台 | その他 | 14千台 | |
| 計 | 96千台 | 計 | 110千台 |
パチンコ遊技機は、多様化するファンのニーズにマッチした「ヒト味違う」多種多様なジャンルの遊技機を新たに6機種を市場投入し、販売台数は110千台(対前期比13.9%増)となりました。
(パチスロ遊技機)
《機種別販売台数》
| 前事業年度 | 当事業年度 | |||
| パチスロ ロリポップチェンソー | 1千台 | パチスロ リング 終焉ノ刻 | 8千台 | |
| その他 | 0千台 | パチスロ 地獄少女 宵伽(よいのとぎ) | 6千台 | |
| パチスロ 呪怨 | 3千台 | |||
| パチスロ 世界でいちばん強くなりたい! | 2千台 | |||
| 計 | 1千台 | 計 | 20千台 |
パチスロ遊技機につきましては、新規タイトルとして4機種を市場投入し、販売台数は20千台(前年同期は1千台)となりました。
b.売上原価
売上原価については、前事業年度の173億70百万円から118億52百万円増加し、292億22百万円(同68.2%増)となりました。
また、売上原価率は、前事業年度の52.7%から3.2ポイント上昇し55.9%となりました。
これは、主として材料費率の上昇などによるものであります。
c.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費については、前事業年度の178億55百万円から7億33百万円増加し、185億89百万円(同4.1%増)となりました。
これは、主として販売手数料の増加6億21百万円(同66.6%増)などによるものであります。
なお、売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は、前事業年度の54.2%から18.7ポイント低下し、35.5%となりました。
d.営業利益
営業利益については、売上高の増加などにより、当事業年度においては45億2百万円(前事業年度は営業損失22億71百万円)となりました。
e.営業外収益、費用
営業外収益については、受取配当金や出資分配金などにより1億84百万円となりました。
営業外費用については、貸倒引当金繰入額やシンジケートローン手数料などにより4億52百万円となりました。
f.経常利益
経常利益については、前当事業年度においては42億34百万円(前事業年度は経常損失22億80百万円)となりました。
g.特別利益、損失
特別利益については、固定資産売却益の計上により2百万円となりました。
特別損失については、固定資産除却損や固定資産売却損の計上などにより11百万円となりました。
h.税金費用
法人税、住民税及び事業税16億23百万円、法人税等調整額76百万円の計上により、16億99百万円となりました。
i.当期純利益
上記aからhの要因により、当事業年度においては、25億25百万円の当期純利益となりました。
③資金需要及び財務政策
当社の資金需要について、運転資金、設備投資資金ともに、原則として自己資金で賄うことを基本としております。
運転資金需要の主なものは、原材料の仕入、納税による支払などであります。設備投資資金需要の主なものは、機械及び装置、新規金型の取得などであります。これらは、生産性の向上などを目的としており、今後も発生する可能性があります。
なお、販売計画、生産計画、設備投資計画をもとに資金需要に対応すべく資金計画を作成し、管理しております。