有価証券報告書-第61期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、アメリカの通商政策による影響や物価上昇の継続、金融資本市場の変動などに注意が必要な状況にありますが、雇用・所得環境の改善や政府による各種政策の効果とあわせ、景気は緩やかな回復が続くことが期待されております。
遊技機業界におきましては、パチンコ遊技機では「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種の市場投入が本格化され、当社も含め各社から様々なゲーム性を持った機種が投入されております。その中で、当社の「e女神のカフェテラス」(2025年7月発売)を含む複数機種が市場の稼働を押し上げており、市場全体の活性化を促しております。パチスロ遊技機では、スマートパチスロが市場を牽引しており、パチスロの新台販売需要は堅調に推移している状況です。
当社グループといたしましては、「ブランド力の向上」と「人財育成」を最重点課題としたうえで、市場の変化に対応しパチンコ遊技機・パチスロ遊技機それぞれで市場トレンドの先端を行く“ヒト味違う”機種開発に取り組み、お客様に支持される遊技機を安定的に供給することにより、販売台数の確保に努めております。
当連結会計年度におきましては、新規タイトルとしてパチンコ遊技機では5機種、パチスロ遊技機では2機種を市場投入いたしましたが、新規タイトルを含む複数機種の計画台数未達および、パチスロ遊技機1機種の販売延期により、販売台数は当初計画を下回る55千台となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高235億42百万円(対前年同期比32.0%減)、営業損失39億2百万円(前年同期は営業利益31億92百万円)、経常損失37億11百万円(前年同期は経常利益34億6百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失20億83百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益25億68百万円)となりました。
製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
上半期では、前連結会計年度に発売した「P痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」(2025年4月導入)が本格的に導入開始されたことに加えて、新規タイトルとして「e一方通行 とある魔術の禁書目録」(2025年6月発売)、「e女神のカフェテラス」(2025年7月発売)を市場投入したほか、「eとある科学の超電磁砲 PHASE NEXT」(2025年9月発売)など前連結会計年度に発売したその他シリーズ機種などを継続販売いたしました。
また、下半期では、新規タイトルとして「e地獄少女7500Ver.」(2025年11月発売)、「e異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~」(2026年1月発売)を市場投入したほか、その他シリーズ機種などを継続販売いたしました。
以上の結果、販売台数は42千台(対前年同期比43.7%減)、売上高は177億60百万円(同34.3%減)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機につきましては、新規タイトルとして「スマスロ とある科学の超電磁砲2」(2025年10月発売)、「スマスロ ゴブリンスレイヤーⅡ」(2026年1月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は13千台(対前年同期比26.7%減)、売上高は57億82百万円(同23.7%減)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は278億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億10百万円減少いたしました。これは主に、原材料及び貯蔵品が5億7百万円、商品及び製品が3億59百万円増加したことに対し、現金及び預金が57億35百万円減少したことによるものであります。固定資産は198億77百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億67百万円減少いたしました。これは主に、工具器具備品(純額)が3億9百万円増加したことに対し、投資有価証券が9億9百万円、長期前払費用が1億73百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は476億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億78百万円減少いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は31億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億56百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が10億54百万円、未払法人税等が5億98百万円減少したことによるものであります。固定負債は16億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億78百万円減少いたしました。これは主に、資産除去債務が33百万円、退職給付に係る負債が23百万円増加したことに対し、繰延税金負債が2億35百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は47億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億35百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は429億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億43百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失20億83百万円、その他有価証券評価差額金の減少4億13百万円および剰余金の配当11億50百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は90.0%(前連結会計年度末は88.0%)となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、158億15百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は48億95百万円となりました。
これは主に、減価償却費19億47百万円、前渡金の減少額13億27百万円などが増加の要因であり、税金等調整前当期純損失19億55百万円、投資有価証券売却益17億53百万円、仕入債務の減少額9億74百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は3億22百万円となりました。
これは主に、投資有価証券の売却による収入18億63百万円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出13億8百万円、投資有価証券の取得による支出2億円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は11億61百万円となりました。
これは主に、配当金の支払額11億50百万円などが減少の要因であります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当連結会計年度の製品別に生産実績を示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっております。
b.受注状況
当社グループは、基本的に製品の受注動向を見ながら生産を行っておりますが、生産から納品までが非常に短期間であることなどから、初期受注分については、見込み生産を行っております。また、総受注に占める初期受注分の割合が大半であることから、受注状況の記載は営業実態を表さないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループは、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当連結会計年度の製品別に販売実績を示すと、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた、会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②経営成績の分析
a.売上高
売上高については、前連結会計年度の345億97百万円から110億54百万円減少し、235億42百万円(対前期比32.0%減)となりました。
当連結会計年度の製品別売上高は、パチンコ遊技機において177億60百万円(同34.3%減)、パチスロ遊技機において57億82百万円(同23.7%減)であります。
なお、各製品別の販売台数は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
《機種別販売台数》
パチンコ遊技機については、多様化するファンのニーズにマッチした「ヒト味違う」多種多様なジャンルの遊技機を新たに5機種市場投入し、販売台数は42千台(対前期比43.7%減)となりました。
(パチスロ遊技機)
《機種別販売台数》
パチスロ遊技機については、新規タイトルとして2機種を市場投入し、販売台数は13千台(対前期比26.7%減)となりました。
b.売上原価
売上原価については、前連結会計年度の169億35百万円から54億66百万円減少し、114億69百万円(対前期比32.3%減)となりました。
また、売上原価率は、前連結会計年度の48.9%から0.2ポイント低下し、48.7%となりました。
これは、主として材料費率の低下などによるものであります。
c.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費については、前連結会計年度の144億70百万円から15億6百万円増加し、159億76百万円(対前期比10.4%増)となりました。
これは、主として研究開発費の増加17億70百万円(同23.7%増)などによるものであります。
また、売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は、前連結会計年度の41.8%から26.1ポイント上昇し、67.9%となりました。
d.営業利益
営業利益については、売上高の減少などにより、当連結会計年度においては営業損失39億2百万円(前期は営業利益31億92百万円)となりました。
e.営業外収益、費用
営業外収益については、受取配当金や受取賃貸料などにより2億14百万円となりました。
営業外費用については、シンジケートローン手数料や賃貸収入原価などにより23百万円となりました。
f.経常利益
経常利益については、当連結会計年度において経常損失37億11百万円(前期は経常利益34億6百万円)となりました。
g.特別利益、損失
特別利益については、投資有価証券売却益などにより17億62百万円となりました。
特別損失については、固定資産除却損などにより6百万円となりました。
h.税金費用
法人税、住民税及び事業税37百万円、法人税等調整額90百万円により、1億28百万円となりました。
i.親会社株主に帰属する当期純利益
上記aからhの要因により、当連結会計年度においては、20億83百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要について、運転資金、設備投資資金ともに、原則として自己資金で賄うことを基本としております。
運転資金需要の主なものは、原材料の仕入、研究開発費、納税による支払などであります。設備投資資金需要の主なものは、機械及び装置、新規金型の取得などであります。これらは、生産性の向上などを目的としており、今後も発生する可能性があります。
これらの資金管理については、販売計画、生産計画、設備投資計画をもとに資金需要に対応すべく資金計画を作成し、管理しております。
また、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行と総額100億円の貸出コミットメント契約を締結しております。なお、当該契約に基づく当連結会計年度における借入実績はありません。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、アメリカの通商政策による影響や物価上昇の継続、金融資本市場の変動などに注意が必要な状況にありますが、雇用・所得環境の改善や政府による各種政策の効果とあわせ、景気は緩やかな回復が続くことが期待されております。
遊技機業界におきましては、パチンコ遊技機では「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機種の市場投入が本格化され、当社も含め各社から様々なゲーム性を持った機種が投入されております。その中で、当社の「e女神のカフェテラス」(2025年7月発売)を含む複数機種が市場の稼働を押し上げており、市場全体の活性化を促しております。パチスロ遊技機では、スマートパチスロが市場を牽引しており、パチスロの新台販売需要は堅調に推移している状況です。
当社グループといたしましては、「ブランド力の向上」と「人財育成」を最重点課題としたうえで、市場の変化に対応しパチンコ遊技機・パチスロ遊技機それぞれで市場トレンドの先端を行く“ヒト味違う”機種開発に取り組み、お客様に支持される遊技機を安定的に供給することにより、販売台数の確保に努めております。
当連結会計年度におきましては、新規タイトルとしてパチンコ遊技機では5機種、パチスロ遊技機では2機種を市場投入いたしましたが、新規タイトルを含む複数機種の計画台数未達および、パチスロ遊技機1機種の販売延期により、販売台数は当初計画を下回る55千台となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高235億42百万円(対前年同期比32.0%減)、営業損失39億2百万円(前年同期は営業利益31億92百万円)、経常損失37億11百万円(前年同期は経常利益34億6百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失20億83百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益25億68百万円)となりました。
製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
上半期では、前連結会計年度に発売した「P痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」(2025年4月導入)が本格的に導入開始されたことに加えて、新規タイトルとして「e一方通行 とある魔術の禁書目録」(2025年6月発売)、「e女神のカフェテラス」(2025年7月発売)を市場投入したほか、「eとある科学の超電磁砲 PHASE NEXT」(2025年9月発売)など前連結会計年度に発売したその他シリーズ機種などを継続販売いたしました。
また、下半期では、新規タイトルとして「e地獄少女7500Ver.」(2025年11月発売)、「e異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~」(2026年1月発売)を市場投入したほか、その他シリーズ機種などを継続販売いたしました。
以上の結果、販売台数は42千台(対前年同期比43.7%減)、売上高は177億60百万円(同34.3%減)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機につきましては、新規タイトルとして「スマスロ とある科学の超電磁砲2」(2025年10月発売)、「スマスロ ゴブリンスレイヤーⅡ」(2026年1月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は13千台(対前年同期比26.7%減)、売上高は57億82百万円(同23.7%減)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は278億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億10百万円減少いたしました。これは主に、原材料及び貯蔵品が5億7百万円、商品及び製品が3億59百万円増加したことに対し、現金及び預金が57億35百万円減少したことによるものであります。固定資産は198億77百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億67百万円減少いたしました。これは主に、工具器具備品(純額)が3億9百万円増加したことに対し、投資有価証券が9億9百万円、長期前払費用が1億73百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は476億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億78百万円減少いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は31億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億56百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が10億54百万円、未払法人税等が5億98百万円減少したことによるものであります。固定負債は16億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億78百万円減少いたしました。これは主に、資産除去債務が33百万円、退職給付に係る負債が23百万円増加したことに対し、繰延税金負債が2億35百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は47億56百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億35百万円減少いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は429億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億43百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失20億83百万円、その他有価証券評価差額金の減少4億13百万円および剰余金の配当11億50百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は90.0%(前連結会計年度末は88.0%)となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、158億15百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は48億95百万円となりました。
これは主に、減価償却費19億47百万円、前渡金の減少額13億27百万円などが増加の要因であり、税金等調整前当期純損失19億55百万円、投資有価証券売却益17億53百万円、仕入債務の減少額9億74百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は3億22百万円となりました。
これは主に、投資有価証券の売却による収入18億63百万円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出13億8百万円、投資有価証券の取得による支出2億円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は11億61百万円となりました。
これは主に、配当金の支払額11億50百万円などが減少の要因であります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当連結会計年度の製品別に生産実績を示すと、次のとおりであります。
| 製品別 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前期比(%) | |
| パチンコ遊技機 | 17,963 | 67.9 |
| パチスロ遊技機 | 5,784 | 75.5 |
| 合計 | 23,747 | 69.6 |
(注)金額は販売価格によっております。
b.受注状況
当社グループは、基本的に製品の受注動向を見ながら生産を行っておりますが、生産から納品までが非常に短期間であることなどから、初期受注分については、見込み生産を行っております。また、総受注に占める初期受注分の割合が大半であることから、受注状況の記載は営業実態を表さないため、記載を省略しております。
c.販売実績
当社グループは、遊技機事業の単一セグメントにより構成されておりますが、当連結会計年度の製品別に販売実績を示すと、次のとおりであります。
| 製品別 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | |
| 金額(百万円) | 前期比(%) | |
| パチンコ遊技機 | 17,760 | 65.7 |
| パチスロ遊技機 | 5,782 | 76.3 |
| 合計 | 23,542 | 68.0 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成にあたって用いた、会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
②経営成績の分析
a.売上高
売上高については、前連結会計年度の345億97百万円から110億54百万円減少し、235億42百万円(対前期比32.0%減)となりました。
当連結会計年度の製品別売上高は、パチンコ遊技機において177億60百万円(同34.3%減)、パチスロ遊技機において57億82百万円(同23.7%減)であります。
なお、各製品別の販売台数は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
《機種別販売台数》
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |||
| Pとある科学の超電磁砲2 | 19千台 | e女神のカフェテラス | 8千台 | |
| P魔王学院の不適合者 | 10千台 | e一方通行 とある魔術の禁書目録 | 5千台 | |
| 他3機種 | 14千台 | 他3機種 | 12千台 | |
| その他 | 29千台 | その他 | 15千台 | |
| 計 | 74千台 | 計 | 42千台 |
パチンコ遊技機については、多様化するファンのニーズにマッチした「ヒト味違う」多種多様なジャンルの遊技機を新たに5機種市場投入し、販売台数は42千台(対前期比43.7%減)となりました。
(パチスロ遊技機)
《機種別販売台数》
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |||
| スマスロ ゲゲゲの鬼太郎 | 10千台 | スマスロ ゴブリンスレイヤーⅡ | 7千台 | |
| スマスロ 一方通行 とある魔術の禁書目録 | 7千台 | スマスロ とある科学の超電磁砲2 | 5千台 | |
| 計 | 17千台 | 計 | 13千台 |
パチスロ遊技機については、新規タイトルとして2機種を市場投入し、販売台数は13千台(対前期比26.7%減)となりました。
b.売上原価
売上原価については、前連結会計年度の169億35百万円から54億66百万円減少し、114億69百万円(対前期比32.3%減)となりました。
また、売上原価率は、前連結会計年度の48.9%から0.2ポイント低下し、48.7%となりました。
これは、主として材料費率の低下などによるものであります。
c.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費については、前連結会計年度の144億70百万円から15億6百万円増加し、159億76百万円(対前期比10.4%増)となりました。
これは、主として研究開発費の増加17億70百万円(同23.7%増)などによるものであります。
また、売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は、前連結会計年度の41.8%から26.1ポイント上昇し、67.9%となりました。
d.営業利益
営業利益については、売上高の減少などにより、当連結会計年度においては営業損失39億2百万円(前期は営業利益31億92百万円)となりました。
e.営業外収益、費用
営業外収益については、受取配当金や受取賃貸料などにより2億14百万円となりました。
営業外費用については、シンジケートローン手数料や賃貸収入原価などにより23百万円となりました。
f.経常利益
経常利益については、当連結会計年度において経常損失37億11百万円(前期は経常利益34億6百万円)となりました。
g.特別利益、損失
特別利益については、投資有価証券売却益などにより17億62百万円となりました。
特別損失については、固定資産除却損などにより6百万円となりました。
h.税金費用
法人税、住民税及び事業税37百万円、法人税等調整額90百万円により、1億28百万円となりました。
i.親会社株主に帰属する当期純利益
上記aからhの要因により、当連結会計年度においては、20億83百万円の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。
③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要について、運転資金、設備投資資金ともに、原則として自己資金で賄うことを基本としております。
運転資金需要の主なものは、原材料の仕入、研究開発費、納税による支払などであります。設備投資資金需要の主なものは、機械及び装置、新規金型の取得などであります。これらは、生産性の向上などを目的としており、今後も発生する可能性があります。
これらの資金管理については、販売計画、生産計画、設備投資計画をもとに資金需要に対応すべく資金計画を作成し、管理しております。
また、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行と総額100億円の貸出コミットメント契約を締結しております。なお、当該契約に基づく当連結会計年度における借入実績はありません。