- #1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
各事業セグメントにおける、2023年度の具体的成果の一例は次のとおりです。
事業セグメント | 2023年度の具体的成果 |
繊維 | 繊維由来の再生ポリエステル「RENU」等、サステナブル素材の普及促進及び繊維製品を再資源化する仕組みを構築 |
機械 | 北米における再生可能エネルギー資産を投資対象とするファンドを設立 |
③ リスク管理
(a) サステナビリティ関連のリスクと機会の識別
2024/06/21 14:40- #2 事業の内容
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、多種多様な商品のトレーディング、ファイナンス、物流及びプロ
ジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、多角的な事業活動を展開しております。
当社グループの事業セグメントごとの取扱商品またはサービスの内容及び主要な関係会社名は次のとおりです。
2024/06/21 14:40- #3 事業等のリスク
推進しております。
主な事業領域ごとの特性として、プラント・自動車・建設機械等の機械関連取引、金属資源・エネルギー・化学品等のトレード並びに開発投資については世界経済の動向に大きく影響を受ける一方、繊維・食料等の
生活消費分野は相対的に国内景気の影響を受けやすいと言えます。但し、経済のグローバル化の進展に伴い、生活消費分野についても世界経済の動向による影響が大きくなっております。
2024/06/21 14:40- #4 従業員の状況(連結)
(1)連結会社の状況
| 2024年3月31日現在 |
事業セグメントの名称 | 従業員数(人) |
繊維 | 6,232 | [2,122] |
機械 | 13,568 | [1,344] |
(注)1 従業員数は、就業人員数であり、[ ]は、臨時従業員の年間平均人員数を外数で記載しております。
2 当連結会計年度末の従業員数が前連結会計年度末に比し、3,035名増加しております。その主な理由は、住生活セグメントで大建工業(株)を子会社化したこと等によるものです。
2024/06/21 14:40- #5 戦略(連結)
各事業セグメントにおける、2023年度の具体的成果の一例は次のとおりです。
事業セグメント | 2023年度の具体的成果 |
繊維 | 繊維由来の再生ポリエステル「RENU」等、サステナブル素材の普及促進及び繊維製品を再資源化する仕組みを構築 |
機械 | 北米における再生可能エネルギー資産を投資対象とするファンドを設立 |
2024/06/21 14:40- #6 戦略、気候変動(連結)
着手しております。具体的には次のようなビジネスを推進しております。
分野 | 概要 |
環境配慮型繊維素材 | ・サステナブル素材の拡充による循環型経済への貢献 |
水・廃棄物処理 | ・有力パートナーとの協業を通じ、欧州・中近東を中心に事業展開・ドバイにて世界最大級の廃棄物処理発電施設の建設開始 |
2024/06/21 14:40- #7 株式の保有状況(連結)
(c) 特定投資株式
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
3,735 | 5,337 |
VIETNAM NATIONAL TEXTILE AND GARMENT GROUP | 65,000,000 | 65,000,000 | 主として繊維セグメントにおいて繊維製品の生産拠点として同社グループ縫製工場を活用しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
4,038 | 4,956 |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
2,012 | 1,714 |
Honma Golf Limited | 38,284,000 | 26,231,715 | 主として繊維セグメントにおいて同社グループへゴルフ関連のアパレル製品等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。なお、当事業年度に保有株式の一部を売却しております。 | 無 |
2,156 | 1,649 |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
716 | 814 |
MRKホールディングス㈱ | 6,055,000 | 6,055,000 | 主として繊維セグメントにおいて同社グループへ婦人下着製品等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
684 | 690 |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
373 | 254 |
オカモト㈱ | 51,000 | 51,000 | 主として繊維セグメント、エネルギー・化学品セグメントにおいて同社へ基布、合成樹脂製品等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
203 | 252 |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
立川ブラインド工業㈱ | 113,800 | 113,800 | 主として繊維セグメントにおいて同社へブラインド用生地等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
153 | 169 |
LANVIN GROUP HOLDINGS LIMITED | 750,316 | 750,316 | 主として繊維セグメントにおいて同社所有のブランドに関するライセンスビジネスを展開しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
540 | 161 |
91 | 91 |
川辺㈱ | 53,180 | 53,180 | 主として繊維セグメントにおいて同社へ香水製品を納入するとともにハンカチ類のOEM供給を受けており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 無 |
50 | 84 |
85 | 82 |
ヤマトインターナショナル㈱ | 214,000 | 214,000 | 主として繊維セグメントにおいて同社へ紳士・婦人服製品等を納入しており、取引関係・協業関係の構築・維持強化のため、継続して保有しております。 | 有 |
57 | 67 |
銘柄 | 前事業年度 | 当事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
株式数(株) | 株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
(注)1 定量的な保有効果については、取引先との関係性を考慮し記載しておりませんが、②(a)に記載のとおり
個別銘柄ごとに保有の合理性を検証しており、取締役会にて検証結果の確認を行っております。
2024/06/21 14:40- #8 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(1)事業セグメント
当社グループは、多種多様な商品のトレーディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、多角的な事業活動を展開しております。
また、これらの多角的に展開する事業活動を推進するため、当社は担当する業界、並びに主として取扱う商品
2024/06/21 14:40- #9 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
伊藤忠商事株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在し、総合商社として、多種多様な商品のトレー
ディング、ファイナンス、物流及びプロジェクト案件の企画・調整等を行う他、資源開発投資・事業投資等の実行を通して各種機能・ノウハウ等を培い、かつ保有しております。これらの総合力を活かし、幅広い業界及びグローバルなネットワークを通じて、8つのディビジョンカンパニーが、繊維や食料、住生活、情報・金融等の生活消費分野、機械や化学品、石油製品、鉄鋼製品等の基礎産業分野、そして金属資源、エネルギー資源等の資源分野において、多角的な事業活動を展開しております。
2024/06/21 14:40- #10 注記事項-子会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
当連結会計年度末の当社の子会社は次のとおりです。
会社名 | 住 所 | 議決権所有割合(%) |
(繊維) | | |
㈱ロイネ | 東京都品川区 | 100.0 |
2024/06/21 14:40- #11 注記事項-重要性がある会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
① 商品販売取引
商品販売を収益の源泉とする取引には、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・
金融、第8の8つのセグメントの卸売、小売、製造・加工を通じた商品の販売等があります。これらの取引に
2024/06/21 14:40- #12 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1974年4月 | 当社入社 |
2002年6月 | 当社執行役員 |
2002年7月 | 当社繊維カンパニー プレジデント補佐(兼)ブランドマーケティング事業部長 |
2004年4月 | 当社常務執行役員繊維カンパニー プレジデント |
2004年6月 | 当社常務取締役 |
2024/06/21 14:40- #13 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
によるアパレル関連事業の堅調な推移により、前連結会計年度比115億円(9.9%)増益の1,280億円となりました。当社株主に帰属する当期純利益は、新型コロナウイルスの影響軽減等に伴う小売市況回復によるアパレル
関連事業の堅調な推移により、前連結会計年度の一過性利益の反動はあったものの、前連結会計年度比15億円(6.0%)増益の270億円となりました。セグメント別資産は、新型コロナウイルスの影響軽減に伴う小売市況
回復による営業債権の増加、利益の積上げ及び追加投資による持分法投資の増加に加え、円安の影響等により、前連結会計年度末比284億円(6.2%)増加の4,860億円となりました。
2024/06/21 14:40- #14 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
9 2024年6月21日現在の執行役員は次のとおりです。(*印の各氏は取締役を兼務しております。)
役名 | 氏名 | 役割 |
執行役員 | 小 谷 建 夫 | 第8カンパニー プレジデント |
執行役員 | 武 内 秀 人 | 繊維カンパニー プレジデント(兼)大阪本社管掌 |
執行役員 | 宮 本 秀 一 | 食料カンパニー プレジデント |
(注)・茅野みつるの戸籍上の氏名は、池みつるです。
・当社は2012年度より、株主の皆様と同じ目線に立ち、役員の株価上昇への意識を高めるため「自社株数保有ガイドライン」を設定しております。
2024/06/21 14:40- #15 重要な会計方針、財務諸表(連結)
ステップ5 履行義務の充足による収益の認識
当社は、主に、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8の8つのセグメントにおいて、卸売による商品の販売等を行っております。これらの取引については、顧客への商品の引渡し、倉庫証券の
交付、検収書の受領等、契約上の受渡し条件が履行された時点をもって履行義務が充足され、収益を認識して
2024/06/21 14:40