- #1 注記事項-企業結合、連結財務諸表(IFRS)(連結)
IFRSでは、支配獲得前に保有していた持分を取得日の公正価値で再測定して評価損益を認識する必要があります。本株式追加取得に伴い既存持分を公正価値で再測定した結果、既存持分の公正価値は53,656百万円となり、当社は、43,449百万円の既存持分の再評価益を当連結会計年度の連結損益計算書の「有価証券損益」に計上しています。当該再評価益は生活産業セグメントの当期利益に含まれます。
暖簾の内容は主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果です。また、暖簾は税務上損金算入不能なものです。
2024/06/19 13:32- #2 注記事項-子会社、連結財務諸表(IFRS)(連結)
前連結会計年度において連結子会社の支配喪失に伴う所有持分の変動について認識した損益に重要性はありません。
当連結会計年度において連結子会社の支配喪失に伴う所有持分の変動について認識した損益は94,038百万円であり連結損益計算書上、有価証券損益に計上されています。
連結対象外のストラクチャード・エンティティ
2024/06/19 13:32- #3 注記事項-後発事象、連結財務諸表(IFRS)(連結)
インドネシア パイトン発電事業の持分売却完了
当社グループは、機械・インフラセグメントに属するインドネシアで石炭火力発電事業を営む関連会社PT Paiton Energyの発行済株式数の45.5%を保有していましたが、事業ポートフォリオ再構築の一環として2024年4月30日(欧州時間)にPT Paiton Energy及び同事業に関係する2社の株式すべてについて、RATCH Group Public Company Limitedグループ及びPT Medco Daya Abadi Lestariグループに売却しました。売却価額は109,894百万円であり、翌連結会計年度において株式売却益54,733百万円を「有価証券損益」に計上する予定です。また、受取対価は、連結キャッシュ・フロー計算書の「持分法適用会社に対する投資の売却による収入」として計上する予定です。
2024/06/19 13:32- #4 注記事項-持分法で会計処理されている投資、連結財務諸表(IFRS)(連結)
関連会社普通株式への投資のうち市場性ある株式の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ774,710百万円及び771,453百万円であり、公正価値はそれぞれ969,263百万円及び1,010,481百万円です。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社及び連結子会社が認識した持分法適用会社宛投資の減損損失計上額は4,348百万円及び13,933百万円であり、連結損益計算書の「有価証券損益」に計上しています。
なお、当連結会計年度において、機械・インフラセグメントの再生可能エネルギーMainstream事業につき、 当社子会社Shamrock Investment Internationalは持分法適用会社に対する投資の帳簿価額と回収可能価額の差額として27,941百万円の減損損失を認識しました。当該損失は、連結損益計算書上、チリ事業に関して同国電力制度に基づく、発電所・需要地間のスポット電力価格差の発電事業者負担に伴う損失発生等による持分法適用会社の固定資産減損を主因に「持分法による投資損益」に15,054百万円、及び金利・開発コスト上昇を背景にした新規案件開発遅延やポートフォリオ組替を主因に持分法適用会社に対する投資に係る減損損失として「有価証券損益」に12,887百万円を計上しています。
2024/06/19 13:32- #5 注記事項-連結財務諸表の作成基準並びに重要な会計方針の要約、連結財務諸表(IFRS)(連結)
連結子会社の財務諸表を当社と異なる決算日で作成する場合、その連結子会社の決算日と当社の決算日の間に生じた重要な取引または事象の影響については調整を行っています。
変動後も支配を継続する連結子会社に対する持分比率の変動は、損益取引として取扱わず、資本取引として認識しています。また、連結子会社に対する支配を喪失した場合、残存持分を支配喪失時における公正価値にて評価し、評価差額を有価証券損益に認識しています。
関連会社に対する投資及び共同支配の取決め
2024/06/19 13:32- #6 注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(3)有価証券損益
前連結会計年度及び当連結会計年度における有価証券損益は、連結子会社宛投資及び持分法適用会社に対する投資の処分及び評価等から生じています。なお、当連結会計年度において、エネルギーセグメントに属する当社子会社Mitsui LNG Nederland B.V.が出資するカタールガス1LNG事業につき、全持分の売却完了に伴い、主に在外事業体の処分等による外貨換算調整勘定の実現利益として「有価証券損益」に37,320百万円を計上しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度に計上されたFVTPLの金融資産(負債証券を除く)に関連する損益は、連結損益計算書の「収益」にそれぞれ1,668百万円及び12,339百万円含まれています。
2024/06/19 13:32- #7 注記事項-金融商品の公正価値、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注2)LNGプロジェクトに関連する金融資産の発生による影響に加え、為替相場の変動による影響(外貨換算調整勘定に含まれるもの)及び連結範囲の異動による影響等が含まれています。
上記の表のうち、前連結会計年度及び当連結会計年度に計上されたFVTPLの金融資産に関連する損益は連結損益計算書の主に「収益」及び「有価証券損益」に含まれています。
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるFVTOCIの金融資産の調整表は以下のとおりです。
2024/06/19 13:32- #8 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
① 連結損益計算書項目
(単位:億円) | 当期 | 前期 | 増減 |
販売費及び一般管理費 | △7,943 | △7,028 | △915 |
その他の収益・費用 | 有価証券損益 | 1,981 | 595 | +1,386 |
固定資産評価損益 | △670 | △300 | △370 |
固定資産処分損益 | 162 | 194 | △32 |
雑損益 | 313 | 92 | +221 |
(注)四捨五入差異により縦計・横計が合わないことがあります(以下同様)。
収益
2024/06/19 13:32- #9 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
| | 前連結会計年度(自 2022年4月 1日至 2023年3月31日) | 当連結会計年度(自 2023年4月 1日至 2024年3月31日) |
損失評価引当金繰入額 | | 18,857 | 8,967 |
有価証券損益 | | △59,524 | △198,063 |
固定資産評価損益 | | 29,975 | 67,035 |
連結キャッシュ・フロー計算書における「受取利息、受取配当金及び支払利息」、「利息の受取額」、「利息の支払額」及び「配当金の受取額」には、連結損益計算書における「金融収益・費用」に含まれる受取利息、受取配当金、支払利息に加え、「収益」及び「原価」に含まれる受取利息、受取配当金、支払利息、及びそれらに関するキャッシュ・フローも含まれています。
2024/06/19 13:32- #10 連結損益計算書(IFRS)(連結)
【連結損益計算書】
| | 前連結会計年度(自 2022年4月 1日至 2023年3月31日) | 当連結会計年度(自 2023年4月 1日至 2024年3月31日) |
販売費及び一般管理費 | 2,8,10,14,19,23,31 | △702,809 | △794,291 |
有価証券損益 | 2,5,6,9,26 | 59,524 | 198,063 |
固定資産評価損益 | 2,12,14,15 | △29,975 | △67,035 |
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