有価証券報告書-第153期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(会計上の見積りの変更)
1 有価証券の評価
マダガスカルニッケル事業に対する投資について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う操業の一時停止及びニッケル中・長期価格見通しの下落等に伴う事業計画の見直しに加えて、事業計画における将来の生産量について見直しを行った結果、127,471百万円の損失を損益計算書の「投資有価証券評価損」に計上しております。また、豪州穀物事業に対する投資について、10,009百万円の損失を損益計算書の「投資有価証券評価損」に計上しております。
2 貸付金の評価
豪州石炭火力発電事業に対する貸付金について、2020年8月に返済期限が到来したプロジェクトファイナンスに関して、レンダーに対して要請していた借換が為されなかったことなどを踏まえ、貸付金の回収可能性を見直した結果、12,062百万円の損失を損益計算書の「関係会社貸倒引当金繰入額」に計上しております。
3 繰延税金資産の回収可能性
当期の業績悪化及び構造改革に伴う不採算案件の撤退等による影響を考慮したタックスプランニングの見通しを踏まえた結果、繰延税金資産の回収可能性が低下したものと判断し、当期末に繰延税金資産の一部を取り崩しております。この会計上の見積りの変更により、当期において28,714百万円の損失を損益計算書の「法人税等調整額」に計上しております。
1 有価証券の評価
マダガスカルニッケル事業に対する投資について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う操業の一時停止及びニッケル中・長期価格見通しの下落等に伴う事業計画の見直しに加えて、事業計画における将来の生産量について見直しを行った結果、127,471百万円の損失を損益計算書の「投資有価証券評価損」に計上しております。また、豪州穀物事業に対する投資について、10,009百万円の損失を損益計算書の「投資有価証券評価損」に計上しております。
2 貸付金の評価
豪州石炭火力発電事業に対する貸付金について、2020年8月に返済期限が到来したプロジェクトファイナンスに関して、レンダーに対して要請していた借換が為されなかったことなどを踏まえ、貸付金の回収可能性を見直した結果、12,062百万円の損失を損益計算書の「関係会社貸倒引当金繰入額」に計上しております。
3 繰延税金資産の回収可能性
当期の業績悪化及び構造改革に伴う不採算案件の撤退等による影響を考慮したタックスプランニングの見通しを踏まえた結果、繰延税金資産の回収可能性が低下したものと判断し、当期末に繰延税金資産の一部を取り崩しております。この会計上の見積りの変更により、当期において28,714百万円の損失を損益計算書の「法人税等調整額」に計上しております。