有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/23 13:02
【資料】
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【項目】
181項目
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「商事会社として経済社会の流通機構の一翼を担い、以て社会の繁栄に寄与することを目的として協力一致して積極的に活動し、堅実に運営して企業を安定成長せしめ、此処に働く人々の生活の向上幸福の増進を図る」ことを創業の精神とし、「協力一致、堅実運営、積極活動」を社是三原則に掲げ経営に取組んでまいりました。2022年には「人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに」をミッションとする経営理念を策定しており、多様化するニーズにあって、先進的な技術や高品位なサービスを活かした提案力により、「次世代型エンジニアリング商社」をあるべき姿として目指しております。
≪経営理念≫
Mission(果たすべき使命)
人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに
Ⅴision(あるべき姿)
⦅次世代型エンジニアリング商社⦆
時代の一歩先を行くモノづくりパートナーを目指し、当社のエンジニアリング機能を核として継続的な価値の
提供によりグローバルにお客様事業の成長と持続可能な社会の実現に貢献します。
Ⅴalue(価値基準)
⦅信頼⦆ 社内外の関係者と協調し、ステークホルダーからの期待や社会的責任と当社目標を一致させながら、やりがいに溢れ、個人が尊重され、成長を実感できる会社を目指します。
⦅成長⦆ 独自のエンジニアリング機能によるモノづくりへの貢献とともに、積極的な成長市場への投資・
事業領域の拡大により継続的な成長を目指します。
⦅貢献⦆ 経営の透明性と会社の継続的な品質の向上を通じて、重要な社会課題に積極的に取り組むことで
持続可能な社会の実現に貢献します。
(2) 目標とする経営指標
(中長期的な会社の経営戦略)
当社グループは、2022年度から2024年度までの前中期経営計画「MT2024」において、「成長に向けた事業戦略」と「経営基盤の強化」を両軸とし、各種重点施策に取組んでまいりました。この結果、最終年度である2024年度には、売上高2,217億55百万円、営業利益131億3百万円を達成し、当時の過去最高値を更新いたしました。
このような状況の中、当連結会計年度より中期経営計画「MT2027」をスタートさせております。「創造」フェーズと位置付けた前中期経営計画「MT2024」で築いた基盤を活用しながら、「1.成長を加速する事業戦略(①事業ポートフォリオの最適化 ②事業投資の推進 ③グローバルビジネス拡大 ④エンジニアリング機能の拡充)」と、「2.変化に対応するレジリエントな経営基盤(①人的資本の価値向上 ②資本効率の最大化 ③ガバナンスとリスク管理の強化 ④DXでのイノベーションと競争力強化)」の定性目標達成に向けた各種施策への取組を進め、持続可能な「成長」フェーズへの移行を目指しております。
この結果、当連結会計年度は売上高2,191億40百万円、営業利益136億96百万円を達成する等、各段階利益は前期に続き過去最高を更新いたしました。
中期経営計画「MT2027」
(単位:百万円)
2025年度(実績)2025年度(業績予想)2026年度(業績予想)2027年度(計画)
受注高202,512230,000240,000270,000
売上高219,140219,000210,000250,000
営業利益13,69613,60012,00015,000
経常利益14,35314,30012,40014,750
親会社株主に帰属
する当期純利益
9,9519,9009,40010,300
ROE11.7%10%以上10.2%10%以上

注 表中の2027年度の数値は、2025年5月9日に開示しました中期経営計画の数値となります。
成長戦略「V2030」
(単位:百万円)
2030年度目標
売上高300,000
営業利益18,000
ROE10%以上

(3) 経営環境及び対処すべき課題
今後の我が国経済の見通しにつきましては、底堅い設備投資意欲やAI関連需要の拡大、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復が期待されます。一方で、中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰や物流網の混乱、原材料不足に伴う製品納期への影響が懸念されます。また、日中関係や米国の通商政策の動向等、海外情勢の変化がサプライチェーン全体に及ぼすリスクもあり、先行きは依然として不透明な状況にあります。当社グループでは、こうした不透明な経営環境に柔軟に対応すべく、市場動向や顧客ニーズの変化を的確に捉え、不確実性に柔軟に対応することで、持続的な成長と収益性の確保に取組んでまいります。
当社グループは、2030年のあるべき姿「次世代型エンジニアリング商社」の実現に向けて、2022年度から2030年度までを「創造」「成長」「飛躍」と3年ごとに3つのフェーズに位置付け、取組んでおります。2025年度からスタートした中期経営計画「MT2027」では、前中期経営計画でのテーマ「成長に向けた事業戦略」と「経営基盤の強化」をさらに深化させるとともに、利益成長と資本効率の一層の向上を目指します。その実現に向け、「成長を加速する事業戦略」と「変化に対応するレジリエントな経営基盤」をテーマに、「創造」フェーズで築いた基盤を活用しながら、持続可能な「成長」の実現を目指し、以下の目標に取組んでおります。
I.成長戦略「Ⅴ2030」(Ⅴ:Ⅴision)
経営理念を実現させるため、6つの基本戦略と2030年度の目標を掲げております。
1.「Ⅴ2030」 基本戦略① 積極的な投資② PL経営+BS経営③ マルチステークホルダーを意識した経営④ モノ売りから「モノ×コト」売り⑤ グローバルの成長を取り込む⑥ DX推進
2.「Ⅴ2030」 定量目標(連結)売上高:300,000百万円、営業利益:18,000百万円、ROE:10%以上
Ⅱ.中期経営計画「MT2027」(MT:Medium-Term Business Plan)
定性目標
1.成長を加速する事業戦略 2.変化に対応するレジリエントな経営基盤① 事業ポートフォリオの最適化 ① 人的資本の価値向上
② 事業投資の推進 ② 資本効率の最大化
③ グローバルビジネス拡大 ③ ガバナンスとリスク管理の強化
④ エンジニアリング機能の拡充 ④ DXでのイノベーションと競争力強化
今後とも、役職員が法令はもとより社会的規範を遵守するため「第一実業グループ行動規範」に則り行動し、企業としての社会的責任を果たすとともに社会に貢献していくことにも注力してまいります。

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