有価証券報告書-第81期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/24 11:08
【資料】
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【項目】
165項目
19.リース
(1)借手側
当社グループでは、オフィスビル等の不動産や事務用機器等をリースしております。リース条件は各々交渉によって決定されますが、一部のリース契約についてはリース期間の延長オプション、または解約オプションが付与されております。当該オプションについては、行使が合理的に確実な場合に限り、当初認識時の使用権資産及びリース負債の測定に反映しております。
なお、重要な購入選択権、エスカレーション条項及びリース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限等)はありません。
リースに係る損益等の状況は、以下のとおりであります。
なお、リース負債に係る金融費用については、注記「30.金融収益及び金融費用」に、リース負債の満期分析については、注記「35.金融商品 (4)流動性リスク管理」にそれぞれ記載しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
使用権資産の減価償却費
建物及び構築物6,7306,413
機械装置及び運搬具144144
工具、器具及び備品574867
合計7,4487,425
短期リースに係る費用276334
少額資産のリースに係る費用2,0641,901
使用権資産のサブリースによる収益1614
リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額11,31611,425

使用権資産の帳簿価額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
使用権資産
建物及び構築物10,68218,670
機械装置及び運搬具205151
工具、器具及び備品2,5501,824
合計13,43820,647

(注)使用権資産の増加は、前連結会計年度4,878百万円、当連結会計年度14,649百万円であります。
セール・アンド・リースバック取引の状況
当社グループでは、資産流動化のためセール・アンド・リース・バック取引を利用しております。取引から生じた利益は前連結会計年度3百万円、当連結会計年度3百万円であり、それぞれ連結損益計算書の「その他の収益」に含まれております。
セール・アンド・リースバックに係る取引条件は他の取引と同一であります。
(2)貸手側
当社グループは、貸手としてサーバー、通信機器等のリースを行っており、原資産の所有と経済的価値のほとんどすべてを移転するリースをファイナンス・リースと分類し、それ以外をオペレーティング・リースとしております。
① ファイナンス・リース
該当事項はありません。
② オペレーティング・リース
(ⅰ)収益の状況
注記「27.売上収益 (1)収益の分解 ① 顧客との契約及びその他の源泉から認識した収益」に記載のとおりであります。
(ⅱ)対象資産の状況
オペレーティング・リースに供している資産は、以下のとおりであります。
① 帳簿価額
(単位:百万円)
機械装置及び運搬具工具、器具及び備品合計
前連結会計年度
(2024年3月31日)
1881189
当連結会計年度
(2025年3月31日)
1250125

② 取得原価
(単位:百万円)
機械装置及び運搬具工具、器具及び備品合計
前連結会計年度
(2024年3月31日)
1,562181,580
当連結会計年度
(2025年3月31日)
1,27101,272

③ 減価償却累計額及び減損損失累計額
(単位:百万円)
機械装置及び運搬具工具、器具及び備品合計
前連結会計年度
(2024年3月31日)
1,373161,390
当連結会計年度
(2025年3月31日)
1,14601,146

(ⅲ)期日別残高
オペレーティング・リースに関する受取リース料(割引前)の期日別内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
1年以内635302
1年超2年以内17187
2年超3年以内8725
3年超4年以内258
4年超5年以内80
合計928425