四半期報告書-第106期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

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2014/08/12 9:33
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策の効果などにより、緩やかな景気の回復基調が続いております。しかしながら、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動があったことなどにより、個人消費は厳しい状況で推移いたしました。
このような状況の中、当社グループでは、これからの3年間(平成27年3月期~平成29年3月期)の道筋として
「2017メディパル中期ビジョン Change the 卸 革新と創造」を策定いたしました。このビジョンに沿い、当社グループが培ってきた物流機能、営業機能を更に強化し、既存事業の革新を進めるとともに、資産や人材、資金の有効活用、外部資源の活用などによる新たな事業を創造していくことにより、当社グループの成長と更なる企業価値の向上をめざしてまいります。
この取組みの一環として、当社グループは発売後の医療用医薬品を対象とした製品の品質、有効性、安全性を確認する製造販売後調査(PMS:Post Marketing Surveillance)を製薬企業から請け負う新たなビジネスを開始いたしました。
当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高6,921億74百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益69億77百万円(前年同期比1.4%増)、経常利益98億85百万円(前年同期比27.3%減)、四半期純利益50億53百万円(前年同期比39.2%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品等の販売は、需要が拡大している新薬創出加算品をはじめとした新製品や後発医薬品への積極的な取組みを行ったものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動、平成26年4月1日に実施された薬価改定による薬価の引下げや診療報酬改定に伴う医療機関の後発医薬品への切替えが進んだことなどにより、厳しい状況で推移いたしました。一方で前連結会計年度に引き続き、品目ごとの仕入価格交渉とそれに基づいた顧客との販売価格交渉を推し進め、利益の確保に努めました。
本事業では、国民にとって安全・安心な医療の一翼を担う卸として、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を考え、無駄を省きながら卸機能を効果的に発揮するためのさまざまな固有の取組みを行っております。
流通の根幹となる物流基盤の強化については、高品質・高機能かつ災害対策を施した新しい物流体制の全国への拡大を目指しており、当社の完全子会社である株式会社メディセオ(東京都中央区)では、ALC※1ならびに
FLC※2の設置を進めております。また、ALCとの連動により、顧客である調剤薬局における医薬品の品切れ防止や業務効率の改善などを実現する調剤薬局業務サポートシステム「PRESUS®(プレサス)※3」を新たに開発し、普及に向けた取組みを開始いたしました。
営業面の強化については、MR認定試験に合格した社員を、高い専門知識とスキルをもつAR※4として任命し、新たな営業に取り組むとともに、新規事業である製造販売後調査(PMS)の担い手としての活動を開始いたしました。
これらの結果、医療用医薬品等卸売事業における売上高は4,885億64百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は
38億37百万円(前年同期比13.2%増)となりました。
[用語解説]
※1 ALC(Area Logistics Center)とは、医療用医薬品や医療材料などを扱う最新鋭の物流センターで、主に調剤薬局、病院、診療所などに商品を供給しております。
※2 FLC(Front Logistics Center)とは、ALCと連携して、顧客に近い場所で商品の安定供給を支える
営業兼物流拠点であります。
※3 PRESUS®(Pharmacy Real-time Support System)とは、ALCと連動して、需要予測による自動発注
や在庫管理などを行うオールインワンのシステムで、調剤薬局内の各種業務をサポートしております。
※4 AR(Assist Representatives)とは、MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や薬剤
師などに付与した社内呼称であります。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
化粧品・日用品、一般用医薬品の販売は、依然として消費者の節約志向が続く中、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動も加わり、厳しい市場環境が続いております。
このような環境の中、当社の連結子会社である株式会社Paltac(大阪市中央区)では「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」をコーポレートスローガンに掲げ、事業を行っております。人々の生活に密着した「美と健康」に関する商品をフルラインで取り扱う中間流通業として、小売業の売場起点の発想に基づく高品質・ローコストの物流機能と効果的な品揃えや販売活動を支援する営業機能の強化を図り、サプライチェーン全体の最適化・効率化に貢献するための取組みを行っております。
この取組みの一環として、最大市場である関東圏における出荷能力の増強や物流生産性の向上等を目的に、平成26年4月、最新鋭の大型物流センター「RDC埼玉(仮称)※」(埼玉県白岡市)の建設に着手いたしました。
これらの結果、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業における売上高は1,936億19百万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は28億28百万円(前年同期比10.9%減)となりました。
[用語解説]
※ RDC(Regional Distribution Center)とは、化粧品・日用品、一般用医薬品などを扱う大型物流センター
で、小売業に商品を供給しております。
動物用医薬品等卸売事業
動物用医薬品等卸売事業では、当社の完全子会社であるMPアグロ株式会社(北海道北広島市)が動物用医薬品ならびに食品添加物等の販売を行っております。
動物用医薬品の販売は、畜産向け市場において全国で発生した豚流行性下痢に関連した商品の需要があったことなどにより、堅調に推移いたしました。コンパニオンアニマル※向け市場では、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動の影響により、厳しい状況で推移いたしました。食品添加物等の販売は、大手食品加工場への提案型営業を推進したことなどにより、順調に推移いたしました。
これらの結果、動物用医薬品等卸売事業における売上高は106億80百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は
1億15百万円(前年同期比13.7%増)となりました。
前連結会計年度より、「動物用医薬品等卸売事業」を従来の「関連事業」から独立した報告セグメントとして記載しており、前年同期比については前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
[用語解説]
※ コンパニオンアニマルとは、伴侶動物とも表現され、日常生活の中で人とより密接な関係を保つような動物を
指しております。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1兆3,592億14百万円となり、前連結会計年度末より415億77百万円減少いたしました。
流動資産は1兆289億80百万円となり、前連結会計年度末より465億43百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の減少350億85百万円、商品及び製品の減少149億83百万円によるものであります。
固定資産は3,302億34百万円となり、前連結会計年度末より49億65百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産の増加13億48百万円、投資その他の資産の増加27億39百万円によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は9,465億38百万円となり、前連結会計年度末より467億73百万円減少いたしました。
流動負債は8,975億83百万円となり、前連結会計年度より442億16百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金の減少457億21百万円によるものであります。
固定負債は489億54百万円となり、前連結会計年度末より25億56百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少23億37百万円によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は4,126億76百万円となり、前連結会計年度末より51億95百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加28億74百万円、その他有価証券評価差額金の増加18億18百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記事項はありません。

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