四半期報告書-第107期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

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2016/02/10 13:47
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外景気の下振れ懸念があるものの、政府による経済政策の効果、雇用・所得環境や企業収益の改善などにより、緩やかな回復基調が続いております。
このような経済状況の中、当社グループでは、平成29年3月期を着地点とした「2017メディパル中期ビジョン Change the 卸 革新と創造」を掲げ、各事業においてビジョンに沿った取組みを推進しております。当社グループが培ってきた物流機能、営業機能をさらに強化して既存事業の革新を進めるとともに、資産・人材・資金や外部資源を活用した新たな事業の創造により収益の多角化を図り、当社グループの成長と更なる企業価値の向上をめざしております。
当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高2兆2,920億8百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益319億20百万円(前年同期比33.9%増)、経常利益413億84百万円(前年同期比27.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益221億69百万円(前年同期比27.4%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品市場は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進や新薬創出加算品、新たなC型肝炎治療薬の需要が拡大したことなどにより、販売は順調に推移いたしました。また、顧客との販売価格交渉を着実に進める一方で、物流業務の効率化などにより販管費の削減を行い、利益の確保に努めました。
本事業では、国民にとって安全・安心な医療を支える社会インフラとして、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を図るべく、卸機能を最大限に発揮するためのさまざまな取組みを行っております。
物流基盤の強化については、高品質・高機能かつ災害対策を施したALC※1による物流機能とサービスの全国への拡大を進めており、主要都市圏で稼働する6か所に加えて新たに3か所(福岡市東区、岡山県都窪郡、埼玉県三郷市)で建設を行っております。また、ALCが稼働するエリアにおいてはFLC※2の設置を進めております。さらに、ALCと連動して、調剤薬局における医薬品の品切れ防止や業務効率の改善などを実現する調剤薬局業務サポートシステム「PRESUS®(プレサス)※3」の普及を進めております。
営業面の強化については、MR認定試験合格者を高い専門知識とスキルをもつAR※4として任命し、新たなプロモーション活動に取り組んでおります。
また、全国の事業拠点やARなどの人材資源を活用し、医薬品の製造販売後調査(PMS)を製薬企業から請け負う事業を展開しております。
これらの結果、医療用医薬品等卸売事業における売上高は1兆6,062億36百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は177億21百万円(前年同期比49.1%増)となりました。
[用語解説]
※1 ALC(Area Logistics Center)とは、医療用医薬品や医療材料などを扱う最新鋭の物流センターで、主に調剤薬局、病院、診療所に商品を供給しております。
※2 FLC(Front Logistics Center)とは、ALCと連携して、顧客に近い場所で商品の安定供給を支える
営業兼物流拠点であります。
※3 PRESUS®(Pharmacy Real-time Support System)とは、ALCと連動して、需要予測による自動発注
や在庫管理などを行うオールインワンのシステムで、調剤薬局内の各種業務をサポートしております。
※4 AR(Assist Representatives)とは、MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や
薬剤師などに付与した社内呼称であります。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
化粧品・日用品、一般用医薬品の販売は、雇用・所得環境の持ち直しなどに伴う消費者マインドの改善や訪日外国人のインバウンド消費の拡大などにより、市場環境は改善傾向で推移いたしました。
このような環境の中、当社の連結子会社である株式会社PALTAC(大阪市中央区)では、「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」をコーポレートスローガンに、人々の生活に密着した「美と健康」に関する商品をフルラインで取り扱う中間流通業として、サプライチェーン全体の最適化・効率化をめざした取組みを行っております。小売業の効果的な品揃えや販売活動を支援する営業体制の強化と、安心・安全で高品質・ローコストの物流機能強化を図り、平時の安定供給はもとより、有事の際にも「止めない物流」体制により、小売業ひいては消費者の皆さまへローコストかつ安定的に商品をお届けする取組みを行っております。
今期は、同社で最大規模となる「RDC関東※1」(埼玉県白岡市)が平成27年8月に稼働いたしました。さらに東北エリアの流通最適化に向けた取組みとして「RDC東北」(岩手県花巻市)の増設、ならびに「FDC青森※2」(青森県青森市)と「FDC八戸」(青森県八戸市)の建設が完了し、同年10月から稼働いたしました。
また、平成27年8月11日開催の同社取締役会において、株式会社マツモトキヨシホールディングスの連結子会社である伊東秀商事株式会社を吸収合併することを決議し、同年10月1日をもって合併いたしました。
これらの結果、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業における売上高は6,521億63百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は128億79百万円(前年同期比16.6%増)となりました。
[用語解説]
※1 RDC(Regional Distribution Center)とは、化粧品・日用品、一般用医薬品などを扱う大型物流セン
ターで、小売業に商品を供給しております。
※2 FDC(Front Distribution Center)とは、RDCを支援する仕分センターであります。
動物用医薬品等卸売事業
本事業では、当社の完全子会社であるMPアグロ株式会社(北海道北広島市)が動物用医薬品ならびに食品加工原材料等の販売を行っております。
動物用医薬品の販売は、畜産向け市場では畜産物相場の安定により、また、コンパニオンアニマル※向け市場では景気回復の後押しや、ペットの高齢化に伴う関連商品の販売が増加したことにより、順調に推移いたしました。食品加工原材料等の販売は、食の安全、おいしさと健康に結びつく提案型営業を全国的に展開し、大手食品メーカーを中心に販売拡大を図ったことにより、順調に推移いたしました。
これらの結果、動物用医薬品等卸売事業における売上高は357億51百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は7億90百万円(前年同期比92.5%増)となりました。
[用語解説]
※ コンパニオンアニマルとは、伴侶動物とも表現され、日常生活の中で人とより密接な関係を保つような動物を
指しております。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1兆5,694億90百万円となり、前連結会計年度末より1,146億90百万円増加いたしました。
流動資産は1兆1,709億14百万円となり、前連結会計年度末より788億74百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の増加645億56百万円、商品及び製品の増加345億56百万円、現金及び預金の減少285億88百万円によるものであります。
固定資産は3,985億76百万円となり、前連結会計年度末より358億15百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産の増加217億78百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1兆829億6百万円となり、前連結会計年度末より857億10百万円増加いたしました。
流動負債は1兆145億95百万円となり、前連結会計年度末より734億68百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金の増加678億38百万円によるものであります。
固定負債は683億10百万円となり、前連結会計年度末より122億42百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加84億97百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は4,865億84百万円となり、前連結会計年度末より289億79百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加161億75百万円、その他有価証券評価差額金の増加80億37百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
前連結会計年度末に計画しておりました株式会社PALTACのRDC関東は、平成27年7月に竣工し、また、RDC東北(増設)は、平成27年8月に竣工いたしました。

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