四半期報告書-第64期第1四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

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2016/02/12 10:14
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有報資料

(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における国内経済は、政府の経済政策および日銀の継続的な金融緩和政策による円安が継続する中、個人消費が低調なものの企業業績の改善や雇用環境の改善が見られ、全体として緩やかな回復基調となりました。また、海外においては、米国は緩やかで着実な回復基調にある一方、欧州経済は債務問題を抱えたまま回復基調の兆しは見られず、中国は経済成長の減速傾向が続き、アジア新興国も景気の下振れが見られるなど、不透明な状況で推移しました。
こうした中、当社グループは“はかる”技術を基本としたビジネスコンセプトを継続しながら、研究開発市場に傾注してまいりました。そして国内産業の次なる成長の糧となる“新しい技術・製品の開発”の一翼を担うべく、欧米を中心にした先端計測技術・機器の導入と、ソフトウエアを中心にした自社システム製品の増強に力を入れてきました。また、中国を中心にアジア市場にも目を向け、当社製品のユーザー開拓にも注力してまいりました。この結果、連結売上高は48億4百万円(前年同四半期比5.0%増)となり、この内、国内取引高は44億1千3百万円、中国や韓国を中心とした海外取引高は3億9千万円となりました。
利益面では、営業利益1億2百万円(前年同四半期比38.2%減)、経常利益1億3千万円(前年同四半期比57.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7千7百万円(前年同四半期比61.9%減)となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
当社グループは「ナノイメージング」、「ソフトウエア開発支援」及び「メディカルシステム」の重要性が増したため、当社グループ内での経営管理区分の見直しを行った結果、当第1四半期連結会計期間より、「物性測定機器事業」を「物性/エネルギー」と「ナノイメージング」と「メディカルシステム」に、「その他の測定機器事業」を「ソフトウエア開発支援」と「メディカルシステム」に、報告セグメントの区分を変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分の方法により作成しており、以下の前年同四半期比については、変更後のセグメント区分方法に組み替えた数値で比較しております。
また、経営管理区分の見直しに伴い、より事業内容を適切に表示するために、「情報通信測定機器事業」を「情報通信」に、「EMC測定機器事業」を「EMC/大型アンテナ」に、「振動解析測定機器事業」を「機械制御/振動騒音」に、「海洋測定機器事業」を「海洋/特機」に、名称を変更しております。
(情報通信)
情報通信におきましては、5G、仮想化技術やIoT(Internet of Things)など、次世代ネットワーキングへの技術転換期を迎え、ネットワークの運用監視、携帯端末向け試験サービスの需要、セキュリティ試験需要は堅調に伸びているものの、製造業のR&D投資が想定を下回りました。この結果、売上高は10億7千9百万円(前年同四半期比11.0%減)、営業損失は6千3百万円(前年同四半期は0百万円の営業利益)となりました。
(物性/エネルギー)
物性/エネルギーにおきましては、次世代電池や高効率エネルギー変換機器などの民間向け測定評価システムの販売は好調でしたが、国家プロジェクトは低調でした。この結果、売上高は6億6千5百万円(前年同四半期比25.1%増)、営業損失は4百万円(前年同四半期は27百万円の営業損失)となりました。
(ナノイメージング)
ナノイメージングにおきましては、為替変動により国内メーカとの価格競合となり、さらに国家プロジェクトも低調でした。この結果、売上高は1億9千5百万円(前年同四半期比44.9%減)、営業損失は4千5百万円(前年同四半期は1百万円の営業利益)となりました。
(EMC/大型アンテナ)
EMC/大型アンテナにおきましては、中国受注案件の予算執行の遅れにより売上が若干伸び悩みました。この結果、売上高は6億4千6百万円(前年同四半期比7.6%減)、営業利益は2千7百万円(前年同四半期比38.9%減)となりました。
(機械制御/振動騒音)
機械制御/振動騒音におきましては、中心となる自動車関連業界の研究開発投資が好調をキープしました。この結果、売上高は11億9千7百万円(前年同四半期比25.1%増)、営業利益は3億1百万円(前年同四半期比58.0%増)となりました。
(海洋/特機)
海洋/特機におきましては、短納期商品の売上が増加しました。この結果、売上高は3億6千万円(前年同四半期比27.2%増)、営業利益は5千3百万円(前年同四半期比239.1%増)となりました。
(ソフトウエア開発支援)
ソフトウエア開発支援におきましては、大型案件の受注が遅れた事と新規ビジネスの立ち上げに時間を要しました。この結果、売上高は1億4千9百万円(前年同四半期比14.7%減)、営業損失は1千万円(前年同四半期は1千3百万円の営業利益)となりました。
(メディカルシステム)
メディカルシステムにおきましては、医療機器メーカ向け新規ラインの製品が順調に増加し、液晶装置評価システムも海外市場で好調に推移しました。この結果、売上高は5億1千万円(前年同四半期比40.9%増)、営業利益は8千9百万円(前年同四半期比404.6%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億8千7百万円減少し、343億8千1百万円となりました。主な減少要因は、有価証券の減少9億8千9百万円等によるものであります。一方、主な増加要因は、流動資産のその他の増加8億4千6百万円等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ8千万円減少し、44億6千1百万円となりました。主な減少要因は、賞与引当金の減少2億3千6百万円等によるものであります。一方、主な増加要因は支払手形及び買掛金の増加1億8千万円等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ3億6百万円減少し、299億2千万円となりました。主な減少要因は、配当金の支払等による利益剰余金の減少2億8千4百万円、自己株式の増加2億1千1百万円等によるものであります。一方、主な増加要因はその他有価証券評価差額金の増加1億9千2百万円等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、253千円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の状況
当第1四半期連結累計期間において、ナノイメージングの販売の実績が著しく減少しております。これは、為替変動により国内メーカとの価格競合となり、さらに国家プロジェクトも低調であったことによるものです。また、メディカルシステムの販売の実績が著しく増加しております。これは、医療機器メーカ向け新規ラインの製品が順調に増加し、液晶装置評価システムも海外市場で好調に推移したことによるものです。

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