四半期報告書-第85期第1四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に雇用・所得環境の改善が続く中で、輸出の増加や個人消費の持ち直しなどから、緩やかな回復基調にあります。
紙パルプ業界におきましては、段ボール原紙や紙器用白板紙など板紙の国内出荷量が、食品関連需要の増加によって前年同四半期実績を上回りました。一方で、印刷用紙においては証券や保険・金融関連、学校関連の需要が堅調な動きを見せたものの、紙の国内出荷量は、前年同四半期実績をやや下回りました。
このような経済状況のもとで、当社グループは第9次3ヶ年計画の最終年度を迎え、安定的に収益をあげられる高収益基盤の確保を、最重要課題として取り組んでまいりました。しかしながら、特殊紙関連分野の需要が伸び悩んだことや、紙媒体をめぐる需要構造の変化によるマイナス影響等により、当社が主力としている特殊紙3品目を含むすべての品目で前年同四半期実績を上回ることができませんでした。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高44億55百万円(前年同四半期比2.8%減)、経常利益17百万円(前年同四半期比55.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円(前年同四半期比60.8%減)となりました。
<当社の商品別の概況>当社グループは、和洋紙の販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであり、当社の和洋紙卸売業の売上高は連結売上高の90%超を占めるため、当社の商品別の概況を記載しております。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
[ファンシーペーパー]
多様な色、表面性、風合いを持ち装飾性の高いファンシーペーパーは、デザイン企画部門への継続したPR活動の結果、書籍向けが若干回復、また東アジア向けの輸出も好調に推移しました。しかしながらカタログ、販促物等の小口商業印刷用途が減少し、売上高は10億37百万円、前年同四半期比0.9%の微減となりました。
[ファインボード]
ファンシーペーパーの高紙厚品(板紙)で、高級商品のパッケージ、書籍表紙、各種販促物に使用されるファインボードは、前期好調だった化粧品健康食品のパッケージ需要に一服感があり、ファイル等紙製品用途、カレンダー等販促物も低調に推移したため、売上高は4億43百万円、前年同四半期比7.8%の減少となりました。
[高級印刷紙]
ハイグレードな印刷用途、名刺、カード、書籍類に使われる高級印刷紙は、表紙・カバー等の書籍用途やパッケージ向け等が堅調に推移しましたが、高級パンフレット等各種販促物向けの販売量が伸び悩み、売上高は10億4百万円、前年同四半期比2.4%の減少となりました。
[ベーシックペーパー]
上質紙、コート紙、色上質紙、包装用紙、各種板紙等のベーシックペーパーは、商業印刷物、書籍、医薬品関連等が堅調に推移しましたが、封筒等の紙製品や海外向け販売量の減少が影響し、売上高は11億94百万円、前年同四半期比1.4%の減少となりました。
[技術紙]
通常の紙にない特殊機能を付与した技術紙は、各種工業品製造用工程紙の販売量は増加しましたが、耐水撥水性機能紙、合成紙、各種製造用原紙等の需要変動が大きく、売上高は4億72百万円、前年同四半期比3.0%の減少となりました。
[その他]
ペーパータオル等家庭紙の販売額は前年並みでしたが、製紙関連資材や各種紙加工製品等の販売量が低下し、売上高は55百万円、前年同四半期比8.1%の減少となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、政府の各種政策の効果もあり雇用・所得環境の改善が続くものの、その改善ペースは緩慢で消費者の購買意欲を高めるには至らず、個人消費が一気に加速する期待感は薄く、景気の回復が企業の主導する産業牽引型となっていくことが挙げられます。
紙パルプ業界においては、印刷物制作コストの節減志向に加えて、ICT化による用紙需要縮小のマイナス影響が今後も進んでいくものと思われます。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に雇用・所得環境の改善が続く中で、輸出の増加や個人消費の持ち直しなどから、緩やかな回復基調にあります。
紙パルプ業界におきましては、段ボール原紙や紙器用白板紙など板紙の国内出荷量が、食品関連需要の増加によって前年同四半期実績を上回りました。一方で、印刷用紙においては証券や保険・金融関連、学校関連の需要が堅調な動きを見せたものの、紙の国内出荷量は、前年同四半期実績をやや下回りました。
このような経済状況のもとで、当社グループは第9次3ヶ年計画の最終年度を迎え、安定的に収益をあげられる高収益基盤の確保を、最重要課題として取り組んでまいりました。しかしながら、特殊紙関連分野の需要が伸び悩んだことや、紙媒体をめぐる需要構造の変化によるマイナス影響等により、当社が主力としている特殊紙3品目を含むすべての品目で前年同四半期実績を上回ることができませんでした。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高44億55百万円(前年同四半期比2.8%減)、経常利益17百万円(前年同四半期比55.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円(前年同四半期比60.8%減)となりました。
<当社の商品別の概況>当社グループは、和洋紙の販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであり、当社の和洋紙卸売業の売上高は連結売上高の90%超を占めるため、当社の商品別の概況を記載しております。
| 品目別 | 前第1四半期累計期間 (自 平成28年4月1日 至 平成28年6月30日) | 当第1四半期累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年6月30日) | 増減率(%) | ||
| 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比 (%) | ||
| ファンシーペーパー | 1,047 | 24.3 | 1,037 | 24.7 | △0.9 |
| ファインボード | 481 | 11.1 | 443 | 10.5 | △7.8 |
| 高級印刷紙 | 1,029 | 23.8 | 1,004 | 23.9 | △2.4 |
| ベーシックペーパー | 1,212 | 28.1 | 1,194 | 28.4 | △1.4 |
| 技術紙 | 486 | 11.3 | 472 | 11.2 | △3.0 |
| その他 | 60 | 1.4 | 55 | 1.3 | △8.1 |
| 合計 | 4,318 | 100.0 | 4,209 | 100.0 | △2.5 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
[ファンシーペーパー]
多様な色、表面性、風合いを持ち装飾性の高いファンシーペーパーは、デザイン企画部門への継続したPR活動の結果、書籍向けが若干回復、また東アジア向けの輸出も好調に推移しました。しかしながらカタログ、販促物等の小口商業印刷用途が減少し、売上高は10億37百万円、前年同四半期比0.9%の微減となりました。
[ファインボード]
ファンシーペーパーの高紙厚品(板紙)で、高級商品のパッケージ、書籍表紙、各種販促物に使用されるファインボードは、前期好調だった化粧品健康食品のパッケージ需要に一服感があり、ファイル等紙製品用途、カレンダー等販促物も低調に推移したため、売上高は4億43百万円、前年同四半期比7.8%の減少となりました。
[高級印刷紙]
ハイグレードな印刷用途、名刺、カード、書籍類に使われる高級印刷紙は、表紙・カバー等の書籍用途やパッケージ向け等が堅調に推移しましたが、高級パンフレット等各種販促物向けの販売量が伸び悩み、売上高は10億4百万円、前年同四半期比2.4%の減少となりました。
[ベーシックペーパー]
上質紙、コート紙、色上質紙、包装用紙、各種板紙等のベーシックペーパーは、商業印刷物、書籍、医薬品関連等が堅調に推移しましたが、封筒等の紙製品や海外向け販売量の減少が影響し、売上高は11億94百万円、前年同四半期比1.4%の減少となりました。
[技術紙]
通常の紙にない特殊機能を付与した技術紙は、各種工業品製造用工程紙の販売量は増加しましたが、耐水撥水性機能紙、合成紙、各種製造用原紙等の需要変動が大きく、売上高は4億72百万円、前年同四半期比3.0%の減少となりました。
[その他]
ペーパータオル等家庭紙の販売額は前年並みでしたが、製紙関連資材や各種紙加工製品等の販売量が低下し、売上高は55百万円、前年同四半期比8.1%の減少となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、政府の各種政策の効果もあり雇用・所得環境の改善が続くものの、その改善ペースは緩慢で消費者の購買意欲を高めるには至らず、個人消費が一気に加速する期待感は薄く、景気の回復が企業の主導する産業牽引型となっていくことが挙げられます。
紙パルプ業界においては、印刷物制作コストの節減志向に加えて、ICT化による用紙需要縮小のマイナス影響が今後も進んでいくものと思われます。