有価証券報告書-第43期(2022/04/01-2023/03/31)
7.ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業
(1)ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業の損益
a.概要
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益(税引前利益)はソフトバンク・ビジョン・ファンド事業の成果から外部投資家に帰属する損益を控除したものです。外部投資家に帰属する損益は、SVF1、SVF2およびLatAmファンドの投資損益から各ファンドの運営会社に支払われる管理報酬、業績連動型管理報酬および成功報酬を控除した金額を、持分に応じて外部投資家に配分した金額です。
セグメント利益より控除される外部投資家に帰属する金額は、「SVFにおける外部投資家持分の増減額」として表示されています。
b.ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益の内訳は以下の通りです。
(注1)2022年6月30日に終了した3カ月間より、LatAmファンドについても、SVF2の運営会社であるSBGAが運営することとなったことに伴い、セグメント管理区分を見直した結果、「ラテンアメリカ・ファンド事業」を「ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業」に統合しました。なお、2022年3月31日に終了した1年間のソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益の内訳は、変更後の報告セグメントに組み替えて表示しています。
(注2)投資の売却額から投資額を差し引いた金額です。現金を対価とした売却による実現損益のほか、株式交換による実現損益が含まれています。
(注3)2023年3月31日に終了した1年間において、SVF1およびSVF2が保有する当社子会社(主にアーム、PayPay㈱)の株式に係る未実現評価益(純額)84,962百万円(2022年3月31日に終了した1年間は、未実現評価益(純額)145,594百万円)に関しては、上記セグメント利益において、SVF事業からの投資損益(投資の未実現評価損益の当期計上額)に含めていますが、連結上消去しています。
2021年9月30日に終了した3カ月間に、WeWork株式の投資元であるSVF1以外の当社100%子会社は当社からSVF2へ売却取引により移管されました。本移管に伴いSVF2が保有することとなったWeWork株式には普通株式が含まれており、当該普通株式については、SVF2へ移管後も連結上、引き続き持分法を適用します。従って、2023年3月31日に終了した1年間において、SVF2が保有する当該普通株式に係る未実現評価損38,116百万円(2022年3月31日に終了した1年間は、未実現評価益1,375百万円)に関しては、上記セグメント利益において、SVF事業からの投資損益(投資の未実現評価損益の当期計上額)に含めていますが、WeWorkは当社の持分法適用関連会社であることから連結上消去しています。
2021年6月30日に終了した3カ月間に、アームは保有するTreasure Data, Inc.株式の75.01%を当社の海外における完全子会社へ、24.99%をSVF1へ現物配当として移管し、75.01%のTreasure Data, Inc.株式は当該海外における完全子会社からSVF2へ売却取引により移管されました。これに伴い、2021年3月31日時点でアーム株式の公正価値に含まれていたTreasure Data, Inc.株式の公正価値は、2023年3月31日現在のアーム株式の公正価値には含まれていません。
2022年3月31日に終了した1年間において、SVF1がアームより受領したTreasure Data, Inc.株式による現物配当19,019百万円は、上記セグメント利益において、SVF事業からの投資損益(投資先からの利息及び配当金)に含めていますが、連結上消去しています。
連結上消去した未実現評価損益および受取配当金は、連結損益計算書上の「SVF事業からの投資損益」には含めていません。
(注4)過年度に「SVFからの投資損益」として計上していた投資の未実現評価損益のうち、当期に実現した分を「投資の実現損益」に振り替えた金額です。
(注5)投資の未実現評価損益は当該評価損益が生じた四半期の平均為替レートを用いて換算する一方、投資の実現損益は当該株式を処分した四半期の平均為替レートを用いて換算します。「為替換算影響額」は、未実現評価損益と実現損益の換算に使用する為替レートの差により生じた金額です。
(注6)SVF2は金融機関によるWeWorkへの支払保証枠について、2022年12月に11.07億米ドル分および2023年2月に4.7億米ドル分のクレジットサポートを行う契約を締結しました。当該支払保証枠は減額され、2023年3月31日時点において14.3億米ドルです。2023年3月31日に終了した1年間において、ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益に当該クレジットサポートに係る金融保証契約損失評価引当金繰入額を37,780百万円計上しました。
(2)SVFにおける外部投資家持分
a.SVF投資家による拠出の種類と分配の性質
SVF投資家による拠出は、契約の定める分配の性質により、エクイティとプリファード・エクイティに分類されます。プリファード・エクイティは、その分配と拠出した資金の返還において、エクイティに優先します。
SVF1、SVF2およびLatAmファンドの投資成果は、契約の定める配分方法に従って当社と外部投資家からなるSVF投資家の持分に配分され、SVF1およびLatAmファンドについてはSBIAおよびSBGAへの成功報酬にも配分されます。配分されたSVF投資家の持分は、その拠出したエクイティの割合に応じて各SVF投資家の持分となります。当該持分は、投資の売却や配当および株式の資金化により、SVF1、SVF2およびLatAmファンドに資金が流入した後、各SVF投資家に成果分配額として支払われます。
SVF1において、プリファード・エクイティを拠出したSVF投資家には、その拠出したプリファード・エクイティの金額に対して年率7%で算定された固定分配額が、原則、毎年6月および12月の最終営業日に支払われます。
SVF2およびLatAmファンドの外部投資家が拠出するエクイティの性質および付帯する条件等については「注記45.関連当事者(1)関連当事者との取引 a.配当受領権制限付き共同出資プログラム」をご参照ください。なお、SVF2およびLatAmファンドにおいてプリファード・エクイティを拠出した外部投資家はいません。
以下において、エクイティを拠出した外部投資家を成果分配型投資家、プリファード・エクイティを拠出した外部投資家を固定分配型投資家と呼びます。
b.外部投資家持分の期中増減表
(a)SVF1の外部投資家持分
連結財政状態計算書の「SVFにおける外部投資家持分」に含まれるSVF1における外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。
(注1)当該為替換算差額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。
(注2)2023年3月31日時点の外部投資家持分残高のうち、固定分配型投資家に帰属する金額は2,315,727百万円であり、このうち未払の固定分配額はありません。
(b)SVF2の外部投資家持分および未収金
連結財政状態計算書の「SVFにおける外部投資家持分」に含まれるSVF2における外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。なお、SVF2の外部投資家は成果分配型投資家です。
(注)当該為替換算差額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。
当社はSVF2の外部投資家に対する未収金を計上しています。連結財政状態計算書の「その他の金融資産(非流動)」に含まれる当該未収金の期中の増減は、以下の通りです。なお、SVF2の外部投資家に対する未収金の詳細は「注記45.関連当事者(1)関連当事者との取引 a.配当受領権制限付き共同出資プログラム(a)SVF2と関連当事者との取引」をご参照ください。
(c)LatAmファンドの外部投資家持分および未収金
連結財政状態計算書の「SVFにおける外部投資家持分」に含まれるLatAmファンドにおける外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。なお、LatAmファンドの外部投資家は成果分配型投資家です。
(注)当該為替換算差額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。
当社はLatAmファンドの外部投資家に対する未収金を計上しています。連結財政状態計算書の「その他の金融資産(非流動)」に含まれる当該未収金の期中の増減は、以下の通りです。なお、LatAmファンドの外部投資家に対する未収金の詳細は「注記45.関連当事者(1)関連当事者との取引 a.配当受領権制限付き共同出資プログラム(b)LatAmファンドと関連当事者との取引」をご参照ください。
c.外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額
2023年3月31日におけるSVF1の外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額は82億米ドルです。
(3)管理報酬および成功報酬
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益に含まれる、管理報酬、業績連動型管理報酬および成功報酬の性質は以下の通りです。
a.SVF1の管理報酬および成功報酬
SVF1におけるSBIAへの管理報酬は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに基づき、拠出されたエクイティ額のうち、投資の取得に利用した金額に対して原則年率1%で計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとにSVF1からSBIAへ支払われますが、将来の投資成績を反映した一定の条件に基づくクローバック条項が設定されています。
SVF1におけるSBIAへの成功報酬は、成果分配同様、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに定められた配分方法に基づき算定されます。SBIAは、投資の売却や配当および株式の資金化により、SVF1に資金が流入した後、当該成功報酬相当額を受け取ります。
なお、SVF1の開始時から2023年3月31日までの間、SBIAへ支払われた成功報酬の累計額は439百万米ドルです。受け取った成功報酬には、将来の投資成績に基づく一定の条件の下、クローバック条項が設定されています。なお、当該クローバック条項に従い、2023年4月に、当該成功報酬(税金控除後)はリミテッド・パートナーへ分配されました。
b.SVF2の管理報酬および業績連動型管理報酬
SVF2におけるSBGAへの管理報酬は、契約に基づき、投資の取得原価に対して原則年率0.7%で計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとにSVF2からSBGAへ支払われます。
SVF2におけるSBGAへの業績連動型管理報酬は、契約に定められた一定期間の投資成果を勘案のうえ、あらかじめ合意された原則に従って決定されます。SBGAは、投資成果を勘案するために契約で定められた一定期間の経過後、投資の売却や配当および株式の資金化によりSVF2に資金が流入している場合に、業績連動型管理報酬を受け取ります。
なお、SVF2の開始時から2023年3月31日までの間、SBGAに支払われた業績連動型管理報酬はありません。
c.LatAmファンドの管理報酬、業績連動型管理報酬および成功報酬
LatAmファンドにおけるSBGAへの管理報酬は、契約に基づき、投資の取得原価を勘案して計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとにLatAmファンドからSBGAへ支払われます。
2022年7月よりLatAmファンドにおいて業績連動型管理報酬を導入しました。LatAmファンドにおけるSBGAへの業績連動型管理報酬は、契約に定められた一定期間の投資成果を勘案のうえ、あらかじめ合意された原則に従って決定されます。SBGAは、投資成果を勘案するために契約で定められた一定期間の経過後、投資の売却や配当および株式の資金化によりLatAmファンドに資金が流入している場合に、業績連動型管理報酬を受け取ります。
LatAmファンドにおけるSBGAへの成功報酬は、成果分配同様、契約に定められた配分方法に基づき算定されます。SBGAは、投資の売却や配当および株式の資金化により、LatAmファンドに資金が流入した後、当該成功報酬相当額を受け取ります。
なお、LatAmファンドの開始時から2023年3月31日までの間、SBGAに支払われた成功報酬および業績連動
型管理報酬はありません。
(1)ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業の損益
a.概要
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益(税引前利益)はソフトバンク・ビジョン・ファンド事業の成果から外部投資家に帰属する損益を控除したものです。外部投資家に帰属する損益は、SVF1、SVF2およびLatAmファンドの投資損益から各ファンドの運営会社に支払われる管理報酬、業績連動型管理報酬および成功報酬を控除した金額を、持分に応じて外部投資家に配分した金額です。
セグメント利益より控除される外部投資家に帰属する金額は、「SVFにおける外部投資家持分の増減額」として表示されています。
b.ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益の内訳は以下の通りです。
| (単位:百万円) | |||
| 2022年3月31日に 終了した1年間 | 2023年3月31日に 終了した1年間 | ||
| SVF事業からの投資損益 | |||
| SVF1、SVF2およびLatAmファンドからの投資損益 | |||
| 投資の実現損益(注2) | 1,345,560 | 78,616 | |
| 投資の未実現評価損益 | |||
| 当期計上額(注3) | △2,928,740 | △4,978,591 | |
| 過年度計上額のうち実現損益への振替額(注4) | △1,769,872 | △288,679 | |
| 投資先からの利息及び配当金 | 51,897 | 1,512 | |
| 投資に係るデリバティブ関連損益 | △50,303 | 14,537 | |
| 為替換算影響額(注5) | △84,962 | △125,853 | |
| 小計 | △3,436,420 | △5,298,458 | |
| その他の投資損益 | 1,951 | 18,964 | |
| SVF事業からの投資損益合計 | △3,434,469 | △5,279,494 | |
| 販売費及び一般管理費 | △94,456 | △65,999 | |
| 財務費用(支払利息) | △33,278 | △81,181 | |
| デリバティブ関連損益(投資損益を除く) | 2,056 | 907 | |
| SVFにおける外部投資家持分の増減額 | 970,559 | 1,127,949 | |
| その他の損益(注6) | 36,561 | △10,473 | |
| ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益(税引前利益) | △2,553,027 | △4,308,291 |
(注1)2022年6月30日に終了した3カ月間より、LatAmファンドについても、SVF2の運営会社であるSBGAが運営することとなったことに伴い、セグメント管理区分を見直した結果、「ラテンアメリカ・ファンド事業」を「ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業」に統合しました。なお、2022年3月31日に終了した1年間のソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益の内訳は、変更後の報告セグメントに組み替えて表示しています。
(注2)投資の売却額から投資額を差し引いた金額です。現金を対価とした売却による実現損益のほか、株式交換による実現損益が含まれています。
(注3)2023年3月31日に終了した1年間において、SVF1およびSVF2が保有する当社子会社(主にアーム、PayPay㈱)の株式に係る未実現評価益(純額)84,962百万円(2022年3月31日に終了した1年間は、未実現評価益(純額)145,594百万円)に関しては、上記セグメント利益において、SVF事業からの投資損益(投資の未実現評価損益の当期計上額)に含めていますが、連結上消去しています。
2021年9月30日に終了した3カ月間に、WeWork株式の投資元であるSVF1以外の当社100%子会社は当社からSVF2へ売却取引により移管されました。本移管に伴いSVF2が保有することとなったWeWork株式には普通株式が含まれており、当該普通株式については、SVF2へ移管後も連結上、引き続き持分法を適用します。従って、2023年3月31日に終了した1年間において、SVF2が保有する当該普通株式に係る未実現評価損38,116百万円(2022年3月31日に終了した1年間は、未実現評価益1,375百万円)に関しては、上記セグメント利益において、SVF事業からの投資損益(投資の未実現評価損益の当期計上額)に含めていますが、WeWorkは当社の持分法適用関連会社であることから連結上消去しています。
2021年6月30日に終了した3カ月間に、アームは保有するTreasure Data, Inc.株式の75.01%を当社の海外における完全子会社へ、24.99%をSVF1へ現物配当として移管し、75.01%のTreasure Data, Inc.株式は当該海外における完全子会社からSVF2へ売却取引により移管されました。これに伴い、2021年3月31日時点でアーム株式の公正価値に含まれていたTreasure Data, Inc.株式の公正価値は、2023年3月31日現在のアーム株式の公正価値には含まれていません。
2022年3月31日に終了した1年間において、SVF1がアームより受領したTreasure Data, Inc.株式による現物配当19,019百万円は、上記セグメント利益において、SVF事業からの投資損益(投資先からの利息及び配当金)に含めていますが、連結上消去しています。
連結上消去した未実現評価損益および受取配当金は、連結損益計算書上の「SVF事業からの投資損益」には含めていません。
(注4)過年度に「SVFからの投資損益」として計上していた投資の未実現評価損益のうち、当期に実現した分を「投資の実現損益」に振り替えた金額です。
(注5)投資の未実現評価損益は当該評価損益が生じた四半期の平均為替レートを用いて換算する一方、投資の実現損益は当該株式を処分した四半期の平均為替レートを用いて換算します。「為替換算影響額」は、未実現評価損益と実現損益の換算に使用する為替レートの差により生じた金額です。
(注6)SVF2は金融機関によるWeWorkへの支払保証枠について、2022年12月に11.07億米ドル分および2023年2月に4.7億米ドル分のクレジットサポートを行う契約を締結しました。当該支払保証枠は減額され、2023年3月31日時点において14.3億米ドルです。2023年3月31日に終了した1年間において、ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益に当該クレジットサポートに係る金融保証契約損失評価引当金繰入額を37,780百万円計上しました。
(2)SVFにおける外部投資家持分
a.SVF投資家による拠出の種類と分配の性質
SVF投資家による拠出は、契約の定める分配の性質により、エクイティとプリファード・エクイティに分類されます。プリファード・エクイティは、その分配と拠出した資金の返還において、エクイティに優先します。
SVF1、SVF2およびLatAmファンドの投資成果は、契約の定める配分方法に従って当社と外部投資家からなるSVF投資家の持分に配分され、SVF1およびLatAmファンドについてはSBIAおよびSBGAへの成功報酬にも配分されます。配分されたSVF投資家の持分は、その拠出したエクイティの割合に応じて各SVF投資家の持分となります。当該持分は、投資の売却や配当および株式の資金化により、SVF1、SVF2およびLatAmファンドに資金が流入した後、各SVF投資家に成果分配額として支払われます。
SVF1において、プリファード・エクイティを拠出したSVF投資家には、その拠出したプリファード・エクイティの金額に対して年率7%で算定された固定分配額が、原則、毎年6月および12月の最終営業日に支払われます。
SVF2およびLatAmファンドの外部投資家が拠出するエクイティの性質および付帯する条件等については「注記45.関連当事者(1)関連当事者との取引 a.配当受領権制限付き共同出資プログラム」をご参照ください。なお、SVF2およびLatAmファンドにおいてプリファード・エクイティを拠出した外部投資家はいません。
以下において、エクイティを拠出した外部投資家を成果分配型投資家、プリファード・エクイティを拠出した外部投資家を固定分配型投資家と呼びます。
b.外部投資家持分の期中増減表
(a)SVF1の外部投資家持分
連結財政状態計算書の「SVFにおける外部投資家持分」に含まれるSVF1における外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。
| (単位:百万円) | |||||
| (参考) 連結財務諸表との関連 | |||||
| SVF1の外部投資家持分 (流動負債と非流動負債 の合計) | 連結損益計算書 (△は費用) | 連結キャッシュ・ フロー計算書 (△は支出) | |||
| (内訳) | |||||
| 2022年4月1日 | 5,289,754 | ||||
| 外部投資家からの払込による収入 | 17,857 | - | 17,857 | ||
| 外部投資家持分の増減額 | △777,315 | 777,315 | - | ||
| 固定分配型投資家帰属分 | 167,430 | ||||
| 成果分配型投資家帰属分 | △944,745 | ||||
| 外部投資家に対する分配額・返還額 | △544,242 | - | △544,242 | ||
| 外部投資家持分に係る為替換算差額(注1) | 484,663 | - | - | ||
| 2023年3月31日(注2) | 4,470,717 | ||||
(注1)当該為替換算差額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。
(注2)2023年3月31日時点の外部投資家持分残高のうち、固定分配型投資家に帰属する金額は2,315,727百万円であり、このうち未払の固定分配額はありません。
(b)SVF2の外部投資家持分および未収金
連結財政状態計算書の「SVFにおける外部投資家持分」に含まれるSVF2における外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。なお、SVF2の外部投資家は成果分配型投資家です。
| (単位:百万円) | ||||
| (参考) 連結財務諸表との関連 | ||||
| SVF2の外部投資家持分 (流動負債と非流動負債 の合計) | 連結損益計算書 (△は費用) | 連結キャッシュ・ フロー計算書 (△は支出) | ||
| 2022年4月1日 | 270,081 | |||
| 外部投資家持分の増減額 | △291,332 | 291,332 | - | |
| 外部投資家持分に係る為替換算差額(注) | 21,251 | - | - | |
| 2023年3月31日 | - | |||
(注)当該為替換算差額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。
当社はSVF2の外部投資家に対する未収金を計上しています。連結財政状態計算書の「その他の金融資産(非流動)」に含まれる当該未収金の期中の増減は、以下の通りです。なお、SVF2の外部投資家に対する未収金の詳細は「注記45.関連当事者(1)関連当事者との取引 a.配当受領権制限付き共同出資プログラム(a)SVF2と関連当事者との取引」をご参照ください。
| (単位:百万円) | |
| SVF2の外部投資家に対する 未収金 | |
| 2022年4月1日 | 342,663 |
| 外部投資家に課されるプレミアムに対する未収金の発生額 | 11,185 |
| 未収金に係る為替換算差額 | 31,022 |
| 2023年3月31日 | 384,870 |
(c)LatAmファンドの外部投資家持分および未収金
連結財政状態計算書の「SVFにおける外部投資家持分」に含まれるLatAmファンドにおける外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。なお、LatAmファンドの外部投資家は成果分配型投資家です。
| (単位:百万円) | ||||
| (参考) 連結財務諸表との関連 | ||||
| LatAmファンドの 外部投資家持分 (流動負債と非流動負債 の合計) | 連結損益計算書 (△は費用) | 連結キャッシュ・ フロー計算書 (△は支出) | ||
| 2022年4月1日 | 80,663 | |||
| 外部投資家持分の増減額 | △59,302 | 59,302 | - | |
| 外部投資家持分に係る為替換算差額(注) | 7,291 | - | - | |
| 2023年3月31日 | 28,652 | |||
(注)当該為替換算差額は、連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。
当社はLatAmファンドの外部投資家に対する未収金を計上しています。連結財政状態計算書の「その他の金融資産(非流動)」に含まれる当該未収金の期中の増減は、以下の通りです。なお、LatAmファンドの外部投資家に対する未収金の詳細は「注記45.関連当事者(1)関連当事者との取引 a.配当受領権制限付き共同出資プログラム(b)LatAmファンドと関連当事者との取引」をご参照ください。
| (単位:百万円) | |
| LatAmファンドの 外部投資家に対する未収金 | |
| 2022年4月1日 | 80,663 |
| 外部投資家に課されるプレミアムに対する未収金の発生額 | 2,641 |
| 未収金に係る為替換算差額 | 7,302 |
| 2023年3月31日 | 90,606 |
c.外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額
2023年3月31日におけるSVF1の外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額は82億米ドルです。
(3)管理報酬および成功報酬
ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業のセグメント利益に含まれる、管理報酬、業績連動型管理報酬および成功報酬の性質は以下の通りです。
a.SVF1の管理報酬および成功報酬
SVF1におけるSBIAへの管理報酬は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに基づき、拠出されたエクイティ額のうち、投資の取得に利用した金額に対して原則年率1%で計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとにSVF1からSBIAへ支払われますが、将来の投資成績を反映した一定の条件に基づくクローバック条項が設定されています。
SVF1におけるSBIAへの成功報酬は、成果分配同様、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに定められた配分方法に基づき算定されます。SBIAは、投資の売却や配当および株式の資金化により、SVF1に資金が流入した後、当該成功報酬相当額を受け取ります。
なお、SVF1の開始時から2023年3月31日までの間、SBIAへ支払われた成功報酬の累計額は439百万米ドルです。受け取った成功報酬には、将来の投資成績に基づく一定の条件の下、クローバック条項が設定されています。なお、当該クローバック条項に従い、2023年4月に、当該成功報酬(税金控除後)はリミテッド・パートナーへ分配されました。
b.SVF2の管理報酬および業績連動型管理報酬
SVF2におけるSBGAへの管理報酬は、契約に基づき、投資の取得原価に対して原則年率0.7%で計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとにSVF2からSBGAへ支払われます。
SVF2におけるSBGAへの業績連動型管理報酬は、契約に定められた一定期間の投資成果を勘案のうえ、あらかじめ合意された原則に従って決定されます。SBGAは、投資成果を勘案するために契約で定められた一定期間の経過後、投資の売却や配当および株式の資金化によりSVF2に資金が流入している場合に、業績連動型管理報酬を受け取ります。
なお、SVF2の開始時から2023年3月31日までの間、SBGAに支払われた業績連動型管理報酬はありません。
c.LatAmファンドの管理報酬、業績連動型管理報酬および成功報酬
LatAmファンドにおけるSBGAへの管理報酬は、契約に基づき、投資の取得原価を勘案して計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとにLatAmファンドからSBGAへ支払われます。
2022年7月よりLatAmファンドにおいて業績連動型管理報酬を導入しました。LatAmファンドにおけるSBGAへの業績連動型管理報酬は、契約に定められた一定期間の投資成果を勘案のうえ、あらかじめ合意された原則に従って決定されます。SBGAは、投資成果を勘案するために契約で定められた一定期間の経過後、投資の売却や配当および株式の資金化によりLatAmファンドに資金が流入している場合に、業績連動型管理報酬を受け取ります。
LatAmファンドにおけるSBGAへの成功報酬は、成果分配同様、契約に定められた配分方法に基づき算定されます。SBGAは、投資の売却や配当および株式の資金化により、LatAmファンドに資金が流入した後、当該成功報酬相当額を受け取ります。
なお、LatAmファンドの開始時から2023年3月31日までの間、SBGAに支払われた成功報酬および業績連動
型管理報酬はありません。