有価証券報告書-第154期(2024/04/01-2025/03/31)
② 戦略
当社は中期経営計画「VISION2030」において、「サステナブルな低炭素社会への貢献」および「多様な人材が活躍するグローバル企業の実現」を重要な柱として掲げております。この方針は、当社のサステナビリティ戦略と完全に整合しており、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各領域において、持続可能な企業価値の創出に向けた具体的な取り組みを推進しています。環境面では、TCFD提言に基づくシナリオ分析を通じて、気候変動に起因する物理的・移行的リスクを評価し、再生可能エネルギーの導入や温室効果ガス排出量の削減、BCP(事業継続計画)の整備などを進めています。これらの施策は、2050年までにGHG排出量実質ゼロを目指す長期目標、および2030年までの中間目標と連動しており、KPIの設定と進捗管理を通じて実効性を確保しています。
社会面では、人的資本を中長期的な競争力の源泉と位置づけ、従業員の成長と働きがいの向上を重視しています。ESG推進体制のもと、現場の声を反映したマテリアリティの特定を行い、人材育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ推進、安全衛生の強化など、多面的な施策を展開しています。これにより、従業員エンゲージメントの向上と人材の定着を図り、企業の持続的成長を支える基盤を構築しています。
今後も当社は、「VISION2030」の実現に向けて、サステナビリティ経営を経営戦略の中核に据え、全社一丸となって取り組みを深化させてまいります。
マテリアリティの特定とプロセス
2024年度、当社はサステナビリティ経営の実効性を高めるため、全社的なマテリアリティ(重要課題)の特定プロセスを実施しました。これは、同年4月に新設された「ESG推進室」と、6月に発足した「ESG推進コミッティ」による主導のもと、全社横断的な体制で進められました。コミッティは、各本部や営業所、グループ会社の従業員から選出されたメンバーで構成され、現場の視点を活かしたボトムアップ型の議論を通じて、事業継続や企業価値向上の観点から重要な課題を抽出。経営方針である「三方よし」の精神を基盤に、今後の中長期的な成長に向けた課題を深掘りし、マテリアリティの特定に至りました。特定された課題は、ESG推進室から経営会議に報告され、経営層による検討を経て、最終的に取締役会にて審議・決議されました。なお、2024年度における活動の成果としては、マテリアリティの特定に加え、それらに基づき取り組むべき活動の洗い出しまでを実施した段階であり、現在は次年度以降の施策展開に向けた準備を進めております。今後はこれらのマテリアリティを指針として、具体的な施策を展開し、指標を設定のうえ、定期的に進捗と成果を評価・見直してまいります。
当社は中期経営計画「VISION2030」において、「サステナブルな低炭素社会への貢献」および「多様な人材が活躍するグローバル企業の実現」を重要な柱として掲げております。この方針は、当社のサステナビリティ戦略と完全に整合しており、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各領域において、持続可能な企業価値の創出に向けた具体的な取り組みを推進しています。環境面では、TCFD提言に基づくシナリオ分析を通じて、気候変動に起因する物理的・移行的リスクを評価し、再生可能エネルギーの導入や温室効果ガス排出量の削減、BCP(事業継続計画)の整備などを進めています。これらの施策は、2050年までにGHG排出量実質ゼロを目指す長期目標、および2030年までの中間目標と連動しており、KPIの設定と進捗管理を通じて実効性を確保しています。
社会面では、人的資本を中長期的な競争力の源泉と位置づけ、従業員の成長と働きがいの向上を重視しています。ESG推進体制のもと、現場の声を反映したマテリアリティの特定を行い、人材育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ推進、安全衛生の強化など、多面的な施策を展開しています。これにより、従業員エンゲージメントの向上と人材の定着を図り、企業の持続的成長を支える基盤を構築しています。
今後も当社は、「VISION2030」の実現に向けて、サステナビリティ経営を経営戦略の中核に据え、全社一丸となって取り組みを深化させてまいります。
マテリアリティの特定とプロセス
2024年度、当社はサステナビリティ経営の実効性を高めるため、全社的なマテリアリティ(重要課題)の特定プロセスを実施しました。これは、同年4月に新設された「ESG推進室」と、6月に発足した「ESG推進コミッティ」による主導のもと、全社横断的な体制で進められました。コミッティは、各本部や営業所、グループ会社の従業員から選出されたメンバーで構成され、現場の視点を活かしたボトムアップ型の議論を通じて、事業継続や企業価値向上の観点から重要な課題を抽出。経営方針である「三方よし」の精神を基盤に、今後の中長期的な成長に向けた課題を深掘りし、マテリアリティの特定に至りました。特定された課題は、ESG推進室から経営会議に報告され、経営層による検討を経て、最終的に取締役会にて審議・決議されました。なお、2024年度における活動の成果としては、マテリアリティの特定に加え、それらに基づき取り組むべき活動の洗い出しまでを実施した段階であり、現在は次年度以降の施策展開に向けた準備を進めております。今後はこれらのマテリアリティを指針として、具体的な施策を展開し、指標を設定のうえ、定期的に進捗と成果を評価・見直してまいります。
![]() | サステナビリティについての講義 外部アドバイザーを招き、ESG推進コミッティメンバーに向けてサステナビリティについての講義及び気候変動や人的資本に関する考え方の講義を行い、メンバー全体での知識レベルの統一を行いました。 |
![]() | 課題の洗い出し ESG推進室とコミッティメンバーと1on1を設け、メンバー個人や所属部署での課題の洗い出しを行いました。また、GRIやSASB等を基に課題の抽出を行い、メンバーからのヒアリングと合わせて課題の洗い出しを行いメンバーに共有しました。 |
![]() | 定量分析 各課題に対して、事業へのインパクトの定量分析を行いました。定量分析に際して、シナリオ分析を行い、1.5℃、3℃、4℃シナリオの3種類のシナリオを設定し、課題に基づくデータの収集を行い、近い将来に発生する事業インパクトの算定を行いました。 |
![]() | 妥当性の確認 定量分析結果をコミッティメンバーに共有を行い、定量分析のロジックの確認や妥当性の確認を行いました。確認が取れなかったものに関しては、再度分析を行いメンバー全員の理解を得られる形まで落とし込みました。 |
![]() | 経営レベルで承認 ESG推進コミッティで行ったマテリアリティの洗い出し~定量分析までを経営層に向けて説明会を実施しました。 |




