有価証券報告書-第34期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、消費税率引き上げの影響による振れを伴いつつも、基調的には緩やかな回復を続けております。
急激な円安の進行や株式相場の上昇はひと段落し、金融マーケットは比較的安定的な動きとなりましたが、資産効果の下支えや消費税率引き上げなどの影響もあり、個人消費は底堅く推移いたしました。また、大企業を中心に勤労者の給与水準引き上げの動きも進んできており、消費動向には明るい陽射しも見られるようになりました。
当社グループにおきましては、当連結会計年度におきましても、食料品・生活雑貨小売事業及びカラオケ関係事業を中核とした事業運営を行なってまいりました。
食料品・生活雑貨小売事業においては、100円ショップのスクラップアンドビルドを促進し、新規出店を積極的に行なってまいりました。
カラオケ関係事業においては、レンタル用通信カラオケ端末の新機種導入等中心に、機器の更新も進めてまいりました。
一方で、人材育成を強化するなどして組織力の強化を図るとともに、ローコスト経営の徹底による財務体質の改善にも努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高17,507百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益264百万円(同44.1%減)、経常利益153百万円(同51.4%減)、当期純利益18百万円(同74.0%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①食料品・生活雑貨小売事業
食料品・生活雑貨小売事業は、総合100円ショップ「FLET’S」及び「百圓領事館」ならびに食品スーパー「Fマート」を運営しております。
当連結会計年度における新規出店店舗は、次の店舗であります。
なお、テナント契約期間の満了に伴い平成25年5月に百圓領事館西明石店を、平成25年6月に百圓領事館阿部野橋店、平成25年9月にフレッツ明石店を、店舗移転に伴い平成25年5月に百圓領事館新金岡店を、業績不振に伴い平成26年1月に百圓領事館東湊店を、平成26年2月にフレッツ守口東店とフレッツ楠店を、また、フレッツ篠山店を平成26年3月に閉店いたしました。
当連結会計年度末日現在、「FLET’S」を直営店舗79店舗、FC店舗6店舗、「百圓領事館」を直営店舗32店舗、FC店舗2店舗、「Fマート」を直営店舗4店舗の合計123店舗を運営しております。
既存店におきましては、NEW STYLE FLET'S PROJECTの新コンセプト店へのリニューアル工事や売場のレイアウト変更などを実施することにより、新しいイメージの売り場環境を整えてまいりました。
店舗運営面におきましては、運営オペレーションの見直しと同時に教育制度の拡充に取り組んでまいりました。経験豊富なスーパーバイザーによる店舗人材研修の実施や、積極的な登用制度や評価システムの導入をはかり、モチベーションが高く優秀な人材の育成に取り組んでまいりました。
しかしながら、新規出店経費の増大等により、当セグメントは、売上高13,542百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益(営業利益)109百万円(同53.4%減)となりました。
②カラオケ関係事業
カラオケ事業におきましては、業務用カラオケメーカー2社より商品の供給を受けており、カラオケ機器の導入提案のみならず、カラオケ店出店候補物件の紹介や内装提案なども手がけることにより、得意先に対するワンストップサービスの実現を目指しております。
そのため、顧客が集中するエリアにおける一層のシェア拡大を目指して、不動産事業者、ビルオーナーならびにビル管理会社などに対する営業の強化を図ると同時に、新しいサービスの提供などにも取組んでまいりました。
これらの取組みの中で新製品を積極的に取り扱うことにより、更新需要を着実に取り込むとともに、エルダー市場の開拓にむけた取組も着実に進めております。
しかしながら、新サービスの準備等にかかる経費の増大等により、当セグメントは、売上高2,967百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益(営業利益)196百万円(同34.8%減)となりました。
③スポーツ事業
スポーツ事業は、スポーツクラブ「JOYFIT」を3店舗、ホットヨガスタジオ「LAVA」を1店舗運営しております。
スタジオプログラムの質の向上と、自社スタッフの教育によるサービスレベルの向上に常に取り組んでおり、会員数は引き続き昨年を上回って好調に推移しております。
この結果、当セグメントは、売上高510百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益(営業利益)64百万円(同16.9%増)となりました。
④IP事業
IP事業は、店舗及び住宅の賃貸ならびにコインパーキング「T.O.P.24h」の運営をしております。
当連結会計年度における賃貸店舗と賃貸住宅の新規設置はありません。
一方で、コインパーキング「T.O.P.24h」の新規出店店舗は25ヶ所196車室であり、不採算の12車室を閉鎖した結果、当連結会計年度末日現在52ヵ所511車室を運営しております。
この結果、当セグメントは、売上高488百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失(営業損失)8百万円(前年同期は3百万円の営業利益)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、1,767百万円(前連結会計年度比281百万円の増加)となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは990百万円の増加(前連結会計年度比167百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益120百万円、減価償却費837百万円、のれん償却費74百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額181百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは479百万円の減少(前連結会計年度比132百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、建設協力金の回収による収入72百万円、差入保証金の回収による収入96百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出436百万円、差入保証金の差入による支出120百万円、関係会社株式の取得による支出121百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは230百万円の減少(前連結会計年度比577百万円の増加)となりました。
支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出1,287百万円、社債の償還による支出1,060百万円、割賦債務の返済による支出265百万円、配当金の支払額66百万円であり、収入の主な内訳は、長期借入れによる収入2,450百万円等であります。
当連結会計年度におけるわが国の経済は、消費税率引き上げの影響による振れを伴いつつも、基調的には緩やかな回復を続けております。
急激な円安の進行や株式相場の上昇はひと段落し、金融マーケットは比較的安定的な動きとなりましたが、資産効果の下支えや消費税率引き上げなどの影響もあり、個人消費は底堅く推移いたしました。また、大企業を中心に勤労者の給与水準引き上げの動きも進んできており、消費動向には明るい陽射しも見られるようになりました。
当社グループにおきましては、当連結会計年度におきましても、食料品・生活雑貨小売事業及びカラオケ関係事業を中核とした事業運営を行なってまいりました。
食料品・生活雑貨小売事業においては、100円ショップのスクラップアンドビルドを促進し、新規出店を積極的に行なってまいりました。
カラオケ関係事業においては、レンタル用通信カラオケ端末の新機種導入等中心に、機器の更新も進めてまいりました。
一方で、人材育成を強化するなどして組織力の強化を図るとともに、ローコスト経営の徹底による財務体質の改善にも努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高17,507百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益264百万円(同44.1%減)、経常利益153百万円(同51.4%減)、当期純利益18百万円(同74.0%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①食料品・生活雑貨小売事業
食料品・生活雑貨小売事業は、総合100円ショップ「FLET’S」及び「百圓領事館」ならびに食品スーパー「Fマート」を運営しております。
当連結会計年度における新規出店店舗は、次の店舗であります。
オープン | 店舗名称 | 所在地 | オープン | 店舗名称 | 所在地 |
平成25年4月27日 | フレッツ篠山店 | 兵庫県篠山市 | 平成25年11月9日 | フレッツ三潴店 | 福岡県久留米市 |
平成25年4月30日 | フレッツ湘南台店 | 神奈川県藤沢市 | 平成25年11月23日 | フレッツ荒尾店 | 熊本県荒尾市 |
平成25年5月16日 | フレッツ新金岡店 | 堺市北区 | 平成25年11月23日 | 百圓領事館篠崎店 | 東京都江戸川区 |
平成25年5月23日 | フレッツ宝珠花店 | 千葉県野田市 | 平成25年11月30日 | フレッツ三田 フラワータウン店 | 兵庫県三田市 |
平成25年6月27日 | フレッツ楠店 | 熊本市北区 | 平成25年12月11日 | 百圓領事館向台町店 | 東京都西東京市 |
平成25年7月13日 | フレッツ福知山店 | 京都府福知山市 | 平成25年12月12日 | フレッツ四街道店 | 千葉県四街道市 |
平成25年7月24日 | 百圓領事館菊名店 | 横浜市港北区 | 平成26年1月21日 | フレッツガーデン モール千島店 | 大阪市大正区 |
平成25年8月10日 | フレッツ八女店 | 福岡県八女市 | 平成26年2月20日 | フレッツ八潮店 | 埼玉県八潮市 |
平成25年9月12日 | フレッツ桃谷店 | 大阪市生野区 | 平成26年2月28日 | フレッツ ハローデイ新宮店 | 福岡県糟屋郡 |
平成25年9月26日 | フレッツ貝塚店 | 大阪府貝塚市 | 平成26年3月4日 | フレッツ古川橋店 | 大阪府門真市 |
平成25年10月6日 | フレッツ高槻川添店 | 大阪府高槻市 | 平成26年3月18日 | フレッツ JR玉造駅前店 | 大阪市東成区 |
平成25年10月25日 | フレッツ宮代店 | 埼玉県南埼玉郡 | 平成26年3月20日 | フレッツ茎崎店 | 茨城県つくば市 |
平成25年11月1日 | フレッツ塚本店 | 大阪市西淀川区 |
なお、テナント契約期間の満了に伴い平成25年5月に百圓領事館西明石店を、平成25年6月に百圓領事館阿部野橋店、平成25年9月にフレッツ明石店を、店舗移転に伴い平成25年5月に百圓領事館新金岡店を、業績不振に伴い平成26年1月に百圓領事館東湊店を、平成26年2月にフレッツ守口東店とフレッツ楠店を、また、フレッツ篠山店を平成26年3月に閉店いたしました。
当連結会計年度末日現在、「FLET’S」を直営店舗79店舗、FC店舗6店舗、「百圓領事館」を直営店舗32店舗、FC店舗2店舗、「Fマート」を直営店舗4店舗の合計123店舗を運営しております。
既存店におきましては、NEW STYLE FLET'S PROJECTの新コンセプト店へのリニューアル工事や売場のレイアウト変更などを実施することにより、新しいイメージの売り場環境を整えてまいりました。
店舗運営面におきましては、運営オペレーションの見直しと同時に教育制度の拡充に取り組んでまいりました。経験豊富なスーパーバイザーによる店舗人材研修の実施や、積極的な登用制度や評価システムの導入をはかり、モチベーションが高く優秀な人材の育成に取り組んでまいりました。
しかしながら、新規出店経費の増大等により、当セグメントは、売上高13,542百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益(営業利益)109百万円(同53.4%減)となりました。
②カラオケ関係事業
カラオケ事業におきましては、業務用カラオケメーカー2社より商品の供給を受けており、カラオケ機器の導入提案のみならず、カラオケ店出店候補物件の紹介や内装提案なども手がけることにより、得意先に対するワンストップサービスの実現を目指しております。
そのため、顧客が集中するエリアにおける一層のシェア拡大を目指して、不動産事業者、ビルオーナーならびにビル管理会社などに対する営業の強化を図ると同時に、新しいサービスの提供などにも取組んでまいりました。
これらの取組みの中で新製品を積極的に取り扱うことにより、更新需要を着実に取り込むとともに、エルダー市場の開拓にむけた取組も着実に進めております。
しかしながら、新サービスの準備等にかかる経費の増大等により、当セグメントは、売上高2,967百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益(営業利益)196百万円(同34.8%減)となりました。
③スポーツ事業
スポーツ事業は、スポーツクラブ「JOYFIT」を3店舗、ホットヨガスタジオ「LAVA」を1店舗運営しております。
スタジオプログラムの質の向上と、自社スタッフの教育によるサービスレベルの向上に常に取り組んでおり、会員数は引き続き昨年を上回って好調に推移しております。
この結果、当セグメントは、売上高510百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益(営業利益)64百万円(同16.9%増)となりました。
④IP事業
IP事業は、店舗及び住宅の賃貸ならびにコインパーキング「T.O.P.24h」の運営をしております。
当連結会計年度における賃貸店舗と賃貸住宅の新規設置はありません。
一方で、コインパーキング「T.O.P.24h」の新規出店店舗は25ヶ所196車室であり、不採算の12車室を閉鎖した結果、当連結会計年度末日現在52ヵ所511車室を運営しております。
この結果、当セグメントは、売上高488百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失(営業損失)8百万円(前年同期は3百万円の営業利益)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、1,767百万円(前連結会計年度比281百万円の増加)となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは990百万円の増加(前連結会計年度比167百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益120百万円、減価償却費837百万円、のれん償却費74百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額181百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは479百万円の減少(前連結会計年度比132百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、建設協力金の回収による収入72百万円、差入保証金の回収による収入96百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出436百万円、差入保証金の差入による支出120百万円、関係会社株式の取得による支出121百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは230百万円の減少(前連結会計年度比577百万円の増加)となりました。
支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出1,287百万円、社債の償還による支出1,060百万円、割賦債務の返済による支出265百万円、配当金の支払額66百万円であり、収入の主な内訳は、長期借入れによる収入2,450百万円等であります。