四半期報告書-第46期第2四半期(平成26年6月1日-平成26年8月31日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀の経済・金融政策を背景に企業収益が改善し、緩やかな景気回復基調が続いているものの、消費税率引き上げによる、駆け込み需要とその反動など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社が属する国内の毛髪関連市場におきましては、少子高齢化が加速し、男性市場、女性市場ともに、ますます競争が激化しておりますが、当社グループは「グローバルな成長を目指して」当連結会計年度をスタートとする中期経営計画を策定し、「国内事業の持続的成長」「海外事業の拡大と成長」「求められる商品の研究開発」「サプライチェーンのグローバル化」「グループガバナンス・CSRの強化」「グローバルな人材の育成・開発」を経営戦略に掲げ、企業価値の向上に努めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、国内事業が順調に拡大し、さらに平成25年4月にグループ化したHC(USA)Inc.が業績に寄与したことで372億円46百万円(前年同期比20.6%増)、営業利益は、国内事業での広告宣伝費や販売促進費が増加したことや、HC(USA)Inc.の買収に伴う償却費の負担もあり13億71百万円(前年同期比21.7%減)、経常利益は16億52百万円(前年同期比15.9%減)、四半期純利益は13億94百万円(前年同期比48.4%減)となりました。
また、当社グループの経営指標として重要視しております連結EBITDA(※)は、34億95百万円(前年同期比18.4%増)となりました。
(※)連結EBITDA=連結営業利益+減価償却費等+のれん償却額
報告セグメント別の概況は、次のとおりであります。
①アデランス(オーダーメイド)事業
新規売上は、消費税率引き上げによる反動はありましたが、広告宣伝展開と女性向けの主要百貨店での展示試着会を開催したことで、男女とも増収となりました。リピート売上も顧客定着への取り組みにより増収となりました。その結果、アデランス事業の売上高は151億13百万円(前年同期比5.9%増)となりましたが、営業利益は広告宣伝費や販売促進費が増加したことで41億21百万円(前年同期比10.0%減)となりました。
②フォンテーヌ(レディメイド)事業
消費税率引き上げ前後に、特に百貨店での売上に大きな変動はありましたが、その後の反動減は限定的であり、さらにGMSへの出店もあり、フォンテーヌ事業の売上高は、45億2百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は8億38百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
③ボズレー(ヘアトランスプラント)事業
新たなTVCMの投入により反応件数が増加したことで、ボスレー事業の売上高は50億51百万円(前年同期比10.2%増)となりました。営業利益は広告宣伝費などの販管費が増加し123百万円(前年同期比16.3%減)となりました。
④海外ウィッグ事業
海外ウィッグ事業では、前連結会計年度にグループ化した男女向けオーダーメイドウィッグ販売事業を営むHC(USA)Inc.が加わったことや、欧州市場での医療用ウィッグの販売が堅調に推移したことなどで増収となりました。その結果、海外ウィッグ事業の売上高は114億73百万円(前年同期比70.4%増)となりましたが、HC(USA)Inc.の買収に伴う償却費の負担もあり、営業損失は6億93百万円(前年同期は6億72百万円の営業損失)となりました。
⑤その他事業
美材ルート事業、EC事業等のその他事業の売上高は11億6百万円(前年同期比14.1%減)、営業損失は3億98百万円(前年同期は5億12百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金(4億67百万円増)や商品及び製品(3億6百万円増)等が増加したものの、無形固定資産(17億51百万円減)等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ7億95百万円減少し、630億97百万円となりました。
負債は、長期借入金(5億25百万円減)の減少等により前連結会計年度末に比べ5億42百万円減少し、275億26百万円となりました。
純資産は、四半期純利益の計上により利益剰余金(9億57百万円増)等増加したものの、為替換算調整勘定(13億43百万円減)が減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ2億53百万円減少し、355億70百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5億25百万円増加し、110億53百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、26億96百万円(前年同期比4億33百万円の収入の減少)となりました。これは税金等調整前四半期純利益15億27百万円、減価償却費18億18百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、11億34百万円(前年同期比150億51百万円の支出の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出8億15百万円、無形固定資産の取得による支出2億24百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は、9億45百万円(前年同期は96億30百万円の収入)となりました。これは長期借入金の返済による支出5億26百万円、配当金の支払額3億66百万円などによるものであります。
(4) 事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財政上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億6百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。