四半期報告書-第74期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/14 10:25
【資料】
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【項目】
29項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断
したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の収益改善や雇用・所得環境の改善が進み、景気は緩
やかな回復基調が見られますが、アジアを中心とした新興国経済の動向や欧米の政策動向、また北朝鮮の軍事挑
発の脅威等、海外の政治情勢は引き続き不安定な中、先行きが懸念される状況で推移しました。
このような環境の下で当社グループは前期に引き続き「世界一のオーダーメイド企業をつくる」を合言葉に“ぶれることなく”継続し続けること、磨き続けることに取り組んでまいりました。経営成績につきましては、売上高は40億6千7百万円(前年同四半期比3.6%増)となりました。利益面については紳士コート工場を譲り受けし、事業を開始したことによる費用増加及び前連結会計期間の出店店舗にかかわる費用増加等により、営業利益1億5千7百万円(前年同四半期比32.1%減)となりました。営業外収益においては受取配当金2千9百万円や受取手数料1千3百万円の計上等があり、経常利益2億8百万円(前年同四半期比27.4%減)となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は減損損失1千6百万円の計上及び法人税等4千3百万円の計上により1億4千8百万円(前年同四半期比33.9%減)となりました。
なお、当第3四半期連結会計期間における店舗数は、㈱ウィングロード24店舗、日本ソーイング㈱11店舗であり、グループ合計で35店舗となっております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第2四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分方法等を変更しており、前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。
小売事業が売上高22億4千9百万円(前年同四半期比5.8%増)、営業利益1億4千8百万円(前年同四半期比25.0%増)、卸売事業が売上高10億8千3百万円(前年同四半期比0.1%減)、営業利益2千8百万円(前年同四半期比57.7%減)、受託縫製事業が売上高22億2千3百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益2千4百万円(前年同四半期比64.2%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。