四半期報告書-第72期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/12 9:38
【資料】
PDFをみる
【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断
したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13
日)等を適用し、「四半期純損失」を「親会社株主に帰属する四半期純損失」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策を背景に、緩やかな景気回復基調が続いております。一方、米国の利上げ観測や中国経済の減速懸念など景気下振れリスクは解消されておらず、依然として景気の先行きは不透明な状況で推移しました。
小売業界におきましても高額品やインバウンド需要による消費の底上げが図られましたが、消費税増税後の消費者の節約志向は変わらず、厳しい経営環境が続きました。
このような状況下において当社グループは「世界一のオーダーメイド企業をつくる」を合言葉に「品質の改善・向上」・「100%のリピートオーダーを目指す」を目標に「ぶれることなく」継続しつづけて行くこと、磨きつづけることによりグループ企業一体となり収益改善に努めてまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計の実績といたしましては、売上高は22億7千7百万円(前年同期比9.6%増)となり、売上総利益率の改善もあり経常利益は7百万円(前年同期は2千7百万円の経常損失)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は、法人税等の計上もあり2百万円(前年同四半期は3千1百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末における店舗網は、㈱ウイングロード23店舗、日本ソーイング㈱9店舗であり、グループ合計で32店舗となっております。
セグメント別では、小売事業が売上高9億8千9百万円(前年同四半期比10.5%増)、セグメント利益2千4百万円(前年同四半期は1千3百万円のセグメント損失)、卸売事業が売上高8億1千9百万円(前年同四半期比11.3%増)、セグメント利益3千3百万円(前年同四半期比424.5%増)、受託縫製事業が売上高13億3千2百万円(前年同四半期比8.3%増)、セグメント損失3千9百万円(前年同四半期は4千2百万円のセグメント損失)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は9億6百万円で前連結会計年度末に比べ1億9千6百万円減少(前年同四半期は0百万円の増加)いたしました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、7千6百万円の減少(前年同四半期は2千2百万円の減少)となりました。
これは主に、売上債権の減少1億2千8百万円等による収入があった一方で、仕入債務の減少6千7百万円及び未払金の減少3千7百万円、たな卸資産の増加額2千4百万円等があったことが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6千4百万円の減少(前年同四半期は2千3百万円の増加)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出6千3百万円があったことが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、5千5百万円の減少(前年同四半期は1百万円の減少)となりました。
これは配当金の支払い5千1百万円及びリ-ス債務の返済による資金の減少2百万円があったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。