四半期報告書-第55期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/08 9:41
【資料】
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【項目】
22項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済・金融対策の効果もあり、企業収益の改善・株式市場の活況等、引き続き緩やかな回復基調が続いておりますが、個人消費については所得の伸び悩みや根強い節約志向等、依然として弱さがみられ、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等、実体経済の先行きは依然として不透明な状況となっております。
当社グループが属する喫茶業界におきましては、原材料価格の高騰や労働需要の変化による人材採用難に伴う人件費の上昇に加え、出店地の選択において、競合各社による競争も激化しており、依然として厳しい経営環境が続くものと思われます。
このような状況の中、当社グループは平成29年7月京成上野駅前店、平成29年8月銀座マロニエ通り店、平成29年11月川崎東口駅前店を新規オープンし、平成29年6月歌舞伎座前店、平成29年8月ミヤマ珈琲練馬春日町店、平成29年11月新宿西口駅前店を改装オープンいたしました。
今後も、更にお客様に求められる価値観を提供し続けることが出来るよう、より高品質の商品やホスピタリティあふれるサービスの提供に努めてまいります。
また、店舗数につきましては、平成29年4月ミヤマ珈琲熊本田崎店、平成29年7月ニューヨーカーズ・カフェ高田馬場さかえ通り店、平成29年9月ニューヨーカーズ・カフェ水道橋西口駅前店を閉店致しましたので、119店舗(内2店舗はFC)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,841百万円(前年同期比111百万円増)、営業利益は339百万円(前年同期比57百万円増)、経常利益は368百万円(前年同期比60百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は340百万円(前年同期比117百万円増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、6,893百万円となり前連結会計年度末に比べ116百万円の増加となりました。これは主に、投資有価証券が105百万円増加したことによるものであります。
負債は994百万円となり前連結会計年度末に比べ154百万円の減少となりました。これは主に、未払法人税等が90百万円増加したものの、その他流動負債が106百万円、賞与引当金が50百万円、役員退職慰労引当金が42百万円、リース債務が37百万円減少したことによるものであります。
また、純資産は5,898百万円となり前連結会計年度末に比べ271百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が261百万円増加したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は85.0%(前連結会計年度末は82.5%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。