四半期報告書-第60期第2四半期(令和3年6月21日-令和3年9月20日)

【提出】
2021/11/04 15:16
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間における世界経済は、引続きコロナ禍にあり、当業界においても消費動向は依然不透明な状況が続いております。
このような環境下、当社は、主力の美容事業とファッション事業を中心に、コロナ禍においても確実に計画を達成するため、以下の課題に取組んでまいりました。
美容事業については、主力ブランドである「MEDIHEAL」の日本総代理店として、順調に売上を伸ばしております。販売店での競争力強化策として、新商品の投入、販促物や専用什器製作などによるブランディング戦略に取組んだほか、公式ECを7月に立上げ、サブスクリプションモデルを含む顧客管理システムの導入により、さらなる事業展開を図っております。
ファッション事業については、コロナ禍による客数減を踏まえ、顧客とのコミュニケーションに注力し、好調なラグジュアリーブランドや高級時計、宝飾品などの品揃えを充実させ、客単価を高めることで売上高の確保に努めました。また、広域商圏型ショッピングセンターでの催事開催を積極的に実施するとともに、「MEDIHEAL」を主とした韓国コスメを取り扱う新業態の展開を開始し、まずは、既存店舗内でのインショップ方式での出店を2店舗行いました。現在、その成果と課題を踏まえ、10月以降、新たに4つのショッピングセンターに新規店舗の出店を準備しております。
これらの結果、売上高は3,662百万円(前年同期比36.4%増)となりました。利益面では、売上高の増加により売上総利益が前年同期比258百万円増加いたしました。一方、前年の緊急事態宣言による臨時休業や時短営業によるコストダウンの反動などで、販売費及び一般管理費は前年同期比62百万円増加いたしました。結果、営業利益は155百万円(前年同期は40百万円の営業損失)、経常利益は132百万円(前年同期は60百万円の経常損失)、四半期純利益は131百万円(前年同期は67百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
[ファッション部門]
ファッション部門においては、コロナ禍での営業活動が1年以上経過する中、感染予防対策を徹底しつつ、安心・安全でかつご満足いただける店舗運営に努めてまいりました。広域商圏型ショッピングセンターでの催事にも積極的に取り組み、取扱商品については、中・高価格帯商品の品揃えに注力し、客数減をカバーする一方、スマホ・アプリの活用により、引続きコストを抑えた販促強化に取組んでおります。緊急事態宣言の延長という、小売業にとっては大変厳しい状況の中ではありますが、売上高は2,309百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は11百万円(前年同期比77.9%減)と黒字を確保しております。
[美容部門]
美容部門においては、お取引行の支援の下、事業拡大に伴う増加運転資金を調達し、不足気味であった在庫の確保を進め、売上高の拡大に努めてまいりました。また、7月20日に公式ECサイトを立上げ、サブスクリプションモデル(定期購入メニュー)と顧客管理システムの活用による売上高の拡大に努めております。販促面では、小売店向けにイメージを統一した販促物の導入やMEDIHEAL専用棚の設置によるブランディング戦略を展開した結果、売上高は1,236百万円(前年同期比369.5%増)、セグメント利益は271百万円(前年同期比647.6%増)と大きく伸長いたしました。
[賃貸部門]
賃貸部門においては、一部物件の契約終了により、売上高は23百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益は16百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
[その他]
その他の部門では、感染防止関連機器等の受注が堅調に推移し、売上高は93百万円(前年同期比18.6%減)、セグメント利益は11百万円(前年同期比44.6%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、総資産は3,914百万円となり、前事業年度末に比べ315百万円増加いたしました。これは主に、度重なる緊急事態宣言の延長により、足元の売上高が影響を受け、売掛金が154百万円、現金及び預金が107百万円減少いたしましたが、一方で、美容事業の業績拡大とファッション事業ではコロナ禍での商品戦略として、客数減をカバーするため中・高価格帯商材の品揃えに注力した結果、商品が555百万円増加したことなどによるものであります。
当第2四半期会計期間末の負債につきましては、負債合計は3,267百万円となり、前事業年度末に比べ178百万円増加いたしました。これは主に、売掛金同様、仕入債務が36百万円減少したほか、未払金が42百万円、納税により未払法人税等が23百万円、未払消費税等を含む流動負債その他が197百万円減少しましたが、金融機関からの運転資金の調達により短期借入金が481百万円増加したことなどによるものであります。
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、純資産合計は647百万円となり、前事業年度末に比べ136百万円増加いたしました。これは主に、四半期純利益131百万円の計上によるものであります。
これらの結果、自己資本比率は16.4%(前事業年度末は14.1%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ113百万円減少し366百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果使用した資金は595百万円(前年同期は108百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前四半期純利益132百万円を計上しましたが、美容事業の拡大などによりたな卸資産が555百万円増加したこと、また、緊急事態宣言延長の影響による足元の売上高減少などに伴い売上債権が154百万円、仕入債務が33百万円、未払金が38百万円減少したこと、これらによる未払又は未収消費税等の増減による減少134百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は10百万円(前年同期比57.1%減)となりました。これは主に、前事業年度に閉店した店舗の差入保証金の回収が20百万円ありましたが、既存店舗の収益力強化を狙った改装などによる有形固定資産の取得による支出15百万円、現在進めている基幹システムの更新に伴う無形固定資産の取得による支出5百万円、定期預金の預入6百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果獲得した資金は492百万円(前年同期比98.7%増)となりました。これは主に、美容事業の拡大に伴い、増加運転資金の調達により短期借入金が481百万円の純増となったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期累計期間の実店舗での小売による売上高構成比は49.2%(前年同期は69.5%、前々年同期は80.9%)となっており、縮小過程ではありますが、現時点での当社の主力事業であります。比較的単価の高い商材を取扱っていることもあり、顧客とのコミュニケーションの質と量を高めていくことが不可欠な商売と考えております。お客様のニーズを的確に捉え、いつご来店ただいてもご満足いただける品揃えと接客が経営成績を左右する要因といえます。
加えて、近年、自然災害や感染症の流行など、店舗販売事業の経営成績に甚大な影響を及ぼす事象が頻繁に出来しており、今後の小売業の店舗運営の在り方を問われているといえます。小売業はお客様あってのものです。店舗スタッフを通してお客様の声を聞き、安心してお買い物を楽しんでいただける場を作ることが重要であると考えております。
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の事業活動における資金需要の主なものは、運転資金及び設備投資資金であります。
当第2四半期累計期間におきましては、金融機関からの調達により、運転資金590百万円、設備投資資金15百万円を調達しております。また、新株予約権の発行及び行使により12百万円を調達しております。
商品販売を主力事業とする当社にとって、商品在庫を効率よくコントロールすることが資金の流動性を確保することにつながるものと判断しております。

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