四半期報告書-第43期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/10 9:07
【資料】
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【項目】
22項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

1 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行の経済・金融政策を背景に緩やかな回復基調にあるものの、米国の金融政策の行方や中国経済の成長鈍化などから景気の先行きについては依然として不透明な状況で推移しております。
宝飾品業界におきましても、こうした景況を反映し、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況であります。
このような情勢のもと、当社は製販一貫体制の強みを活かした品揃えの充実やサービスの向上に努め、お客様の多岐にわたるご要望にお応えできる体制を強化してまいりました。
その結果、売上高は47億90百万円(前年同期比4.9%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は1億78百万円(前年同期比31.0%減)、経常利益は2億5百万円(前年同期比28.3%減)、四半期純利益は1億13百万円(前年同期比30.7%減)となりました。
なお、当社の事業内容は、宝飾品の製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、セグメント情報ごとの業績の状況の記載を省略しております。
2 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は、762億46百万円となり、前事業年度末と比較して51億75百万円減少しております。
これは主に、現金及び預金が49億63百万円、売掛金が1億14百万円減少したことによるものです。現金及び預金の減少は、主に自己株式の取得、法人税等及び配当金の支払いによるものです。
負債の部は、15億67百万円となり、前事業年度末と比較して、5億90百万円減少しております。これは主に、未払費用が2億55百万円増加したものの、未払法人税等が5億92百万円、賞与引当金が1億39百万円、未払消費税等が1億11百万円それぞれ減少したことによるものです。
純資産の部は、746億79百万円となり、前事業年度末と比較して、45億84百万円減少しております。これは主に、自己株式が43億47百万円増加し、利益剰余金が1億87百万円減少したことによるものです。利益剰余金の減少は、配当金を3億1百万円支払い、四半期純利益を1億13百万円計上したことによるものです。
3 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
4 研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発費は、6百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。