四半期報告書-第45期第1四半期(平成29年4月1日-平成29年6月30日)

【提出】
2017/08/07 9:24
【資料】
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【項目】
21項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

1 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、世界経済の回復に伴う輸出の持ち直しや、雇用者所得の緩やかな回復とともに消費マインドが持ち直したことなど回復基調にあるものの、米国の政策動向の不透明感や中国経済の先行き懸念、人手不足による人件費上昇などから依然として見通しの慎重姿勢を継続させております。
宝飾品業界におきましても、先行き不安感から消費者の節約志向の流れは依然変わらず、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況であります。
このような状況において、当社は強みである製販一貫体制を活かし、お客様の多様なニーズにお応えできる品揃えの充実に取り組んでおります。また、ハウスブランドである「恵みの雨」をモチーフにした「Blessed Rain」、「澄み渡る星々の輝き」をモチーフにした「Pure Planets」は、新作シリーズを定期的に投入することで、商品の認知度向上を目指したプロモーション活動を展開してまいりました。
その結果、売上高は38億28百万円(前年同期比16.7%減)となりました。利益面につきましては、営業損失は13百万円(前年同期は営業利益26百万円)、経常利益は11百万円(前年同期比74.7%減)、四半期純損失は15百万円(前年同期は四半期純利益5百万円)となりました。
なお、当社の事業内容は、宝飾品の製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、セグメント情報ごとの業績の状況の記載を省略しております。
2 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は、712億93百万円となり、前事業年度末と比較して6億82百万円減少しております。これは主に、現金及び預金が3億71百万円、未収入金が1億30百万円、原材料及び貯蔵品が1億20百万円減少したことによるものです。現金及び預金の減少は、主に法人税等及び配当金の支払いによるものです。
負債の部は、14億27百万円となり、前事業年度末と比較して、3億74百万円減少しております。これは主に、未払費用が2億35百万円増加したものの、未払法人税等が3億49百万円、賞与引当金が1億24百万円、未払金が1億13百万円減少したことによるものです。
純資産の部は、698億65百万円となり、前事業年度末と比較して、3億8百万円減少しております。これは主に、利益剰余金が2億78百万円減少したことによるものです。利益剰余金の減少は、配当金を支払い、四半期純損失を計上したことによるものです。
3 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
4 研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発費は、6百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。