四半期報告書-第44期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/02/13 9:51
【資料】
PDFをみる
【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

1 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな景気回復の動きが見られたものの、英国のEU離脱問題や、米国の大統領選挙の結果を起因とする金融市場の不安定な動き等により、先行き不透明な状況が続いております。
宝飾品業界におきましても、こうした景況を反映し、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況であります。
このような情勢のもと、当社は製販一貫体制の強みを生かした新商品の開発や、ファッション誌への掲載、SNSツールなどを活用したプロモーション活動に取り組むとともに、経営効率の改善に努めてまいりました。
その結果、売上高は146億13百万円(前年同期比12.0%減)、営業利益は7億9百万円(前年同期比41.1%減)、経常利益は7億89百万円(前年同期比39.1%減)、四半期純利益は4億79百万円(前年同期比39.5%減)となりました。
なお、当社の事業内容は、宝飾品の製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、セグメント情報ごとの業績の状況の記載を省略しております。
2 財政状態の分析
当第3四半期会計期間末の総資産は、732億36百万円となり、前事業年度末と比較して17億89百万円減少しております。
これは主に、売掛金が8億75百万円増加したものの、現金及び預金が22億4百万円、商品及び製品が3億2百万円、仕掛品が1億41百万円減少したことによるものです。現金及び預金の減少は、主に自己株式の取得、法人税等及び配当金の支払いによるものです。
負債の部は、17億52百万円となり、前事業年度末と比較して1億円減少しております。これは主に、未払費用が2億26百万円、預り金が1億8百万円増加したものの、未払法人税等が3億4百万円、賞与引当金が1億34百万円減少したことによるものです。
純資産の部は、714億83百万円となり、前事業年度末と比較して16億89百万円減少しております。これは主に、自己株式が16億93百万円、その他有価証券評価差額金が80百万円増加したものの、利益剰余金が75百万円減少したことによるものです。利益剰余金の減少は、四半期純利益の計上に伴い増加したものの、配当金の支払いに伴い減少したことによるものです。
3 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
4 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発費は、24百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。